【新国立劇場】《リヒャルト・シュトラウス官能の衝撃作『サロメ』の決定版。息もつかせぬ100分間をオペラパレスで。》

文化庁

新国立劇場(東京都渋谷区)オペラパレスに、リヒャルト・シュトラウスの衝撃作『サロメ』が登場します。『サロメ』はオスカー・ワイルドの耽美的、退廃的な戯曲を、R.シュトラウスが極彩色の音楽でオペラ化したスキャンダラスな傑作。クライマックスの「7つのヴェールの踊り」は、サロメが身にまとったヴェールを剝ぎ取りながら妖艶な踊りを披露する、官能美と緊迫感に満ちた見せ場です。シュトラウスで特に評価の高いトリンクスの指揮、ペンダ、ストーレイ、トマソンら世界最高峰の旬のキャストを揃え、妖しくも美しいエファーディングの決定版演出で『サロメ』の魅力をお伝えします。
本公演は新国立劇場での上演後、札幌文化芸術劇場でも上演します。
全国公演:札幌文化芸術劇場hitaru 6月11日(日)・13日(火)
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/salome/

『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦

妖艶に舞った少女サロメが求めたものは…官能と倒錯の衝撃作!

新約聖書の挿話をもとに、世紀末文学を代表する作家オスカー・ワイルドの代表作にして、耽美的、頽廃的な戯曲を、世紀転換期に君臨した作曲家リヒャルト・シュトラウスが極彩色の音楽でオペラ化したスキャンダラスな傑作『サロメ』。その背徳的な内容と衝撃に、ウィーンでは上演禁止の措置が取られるなどヨーロッパ中のセンセーションとなりました。全1幕の舞台に豊麗で甘美な旋律と大胆な不協和音が凝縮され、緊張感に満ちた濃密なドラマには息をつく暇もないほど。クライマックスの「7つのヴェールの踊り」は、サロメが身にまとったヴェールを1枚1枚剝ぎ取りながら妖艶な踊りを披露する、官能美と緊迫感に満ちた見せ場です。

新国立劇場の『サロメ』は故アウグスト・エファーディング演出、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場で上演されてきた名舞台で、舞台中央に巨大な古井戸を据えた、迫力と妖しさ漂う秀作です。音楽の力をストレートに伝える舞台は、オペラファンに留まらず、オーケストラファンの皆様にもお勧めです。

『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦

抜きんでた表現力のペンダ、トマソン、ストーレイら世界の実力派が勢揃い

左より トリンクス、ペンダ、ラーモア、リ ストーレイ、トマソン左より トリンクス、ペンダ、ラーモア、リ ストーレイ、トマソン

注目のサロメには、バロックからヴェルディ、ヴェリズモ・オペラで活躍、抜きんでた表現力で世界中の観客を圧倒しているアレックス・ペンダ(アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ)。ヨハナーンはワーグナーやロシア作品をレパートリーに著名劇場で大活躍するトマス・トマソン、サロメの義父ヘロデはヘルデンテノールのベテラン、イアン・ストーレイ。へロディアスは新国立劇場『イェヌーファ』コステルニチカで大評判となったジェニファー・ラーモアと、世界の実力派が揃う、期待の顔ぶれです。サロメに恋するナラボートを演じる鈴木准、ヘロディアスの小姓役の加納悦子ら、国内からもオペラファンを魅了する実力派が勢揃いします。指揮はリヒャルト・シュトラウスを得意とするコンスタンティン・トリンクスが当たります。


『サロメ』ものがたり

紀元30年頃、領主ヘロデの宮殿。ヘロデの寵愛を一身に受ける義理の娘サロメは、庭の古井戸に幽閉されている預言者ヨハナーンに関心を持ち、衛兵隊長ナラボートに連れ出すよう命ずる。ヨハナーンは、サロメにキスを求められるが、拒否して古井戸に戻る。ヘロデに何でも望みの褒美を与えると舞をせがまれたサロメは、7つのヴェールを裸身にまとい、妖艶な踊りを披露する。舞い終えたサロメが要求した褒美は、ヨハナーンの首だった。

『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦『サロメ』2016公演より 撮影:寺司正彦

公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください。

公演情報WEBサイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/salome/


新国立劇場 オペラ『サロメ』ダイジェスト映像



新国立劇場2022/2023シーズンオペラ 『サロメ』

【公演日程】2023年5月27日(土)14:00/30日(火)14:00/6月1日(木)19:00/4日(日)14:00

【会場】新国立劇場 オペラパレス

 【スタッフ・キャスト】指揮:コンスタンティン・トリンクス/演出:アウグスト・エファーディング/サロメ:アレックス・ペンダ、ヘロデ:イアン・ストーレイ、ヘロディアス:ジェニファー・ラーモア、ヨハナーン:トマス・トマソン、ナラボート:鈴木 准、ヘロディアスの小姓:加納悦子 ほか/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【チケット料金】 S:22,000円 ・ A:16,500円 ・ B:11,000円 ・ C:6,600円 ・ D:3,300円・ Z(当日のみ):1,650円

【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 WEBボックスオフィスhttps://nntt.pia.jp/

※WEBボックスオフィスでは、ご自身で座席を選びながらチケットをご購入いただけます。学生(5%)、ジュニア(20%)、高齢者(5%)割引チケットもお取り扱い中。

※新国立劇場当日券は、学生・生徒の方は50%割引となります(D席・Z席除く)。ボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。

【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結


全国公演:札幌文化芸術劇場hitaru 

2023年6月11日(日)14:00・13日(火)19:00

札幌公演はヨハナーン役に青山貴、管弦楽には札幌交響楽団が出演します。

https://www.sapporo-community-plaza.jp/event.php?num=2916

 

新国立劇場について

新国立劇場新国立劇場

新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。

2022年10月、新国立劇場は開場25周年を迎えました。

所在地:東京都渋谷区本町1-1-1

https://www.nntt.jac.go.jp/

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【お客様からのお問い合わせ先】

新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10:00~18:00)

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会社概要

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URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月