TikTokの安心安全で健全なコミュニティ環境を促進するためのポリシー強化

Bytedance株式会社


TikTokは、安心・安全で健全なコミュニティ環境を促進し、コミュニティの透明性を維持する為、本日コミュニティガイドラインを更新したことを発表します。今回のガイドラインの更新では、プラットフォームから削除するコンテンツや、おすすめフィードで推薦するのに不適格な種類のふるまいやコンテンツの種類を明確にしたり、ポリシーを強化するカテゴリーを明らかにしています。私たちは、TikTokが健全なコミュニティを基盤としてエンターテイメントを創造し、長期的に楽しむことができるよう、日常的に安全対策を強化しています。
安心・安全なエンタテイメントプラットフォームの構築
TikTokでは、ユーザーのみなさまが安全・安心、快適なコミュニティ環境の中で、創造的に自己を表現し、楽しむことができる場を提供したいと考えています。コミュニティガイドラインでは、TikTokプラットフォームで推奨されるコンテンツの種類を理解し、問題のあるコンテンツを発見した場合、視聴者が何を報告すべきかを知るためのルールを確立することによって、健全なコミュニティ環境の維持に取り組んでいます。TikTokのポリシーは、安全性、包括性、信頼性を重視した体験を促進するよう設計されています。また、インターネット上やTikTokプラットフォームで見受けられる新たなトレンドや脅威を考慮に入れています。またTikTokコミュニティのほか、セーフティ・アドバイザリー・カウンシルおよびデジタル・セーフティとセキュリティ、コンテンツ・モデレーション、健康や福祉、青少年育成等の分野の専門家からのフィードバックを参考にしています。

今後数週間にわたって実施する主なアップデートは以下の通りです

・危険行為とオンラインチャレンジのポリシーの強化
自殺や自傷行為に関するデマなどのコンテンツがプラットフォーム上で拡散するのを防ぐため、より厳格なアプローチを引き続き実施していきます。また、これまでは、危険行為とオンラインチャレンジに関するポリシーは自殺や自傷行為のデマに関するポリシーに含まれていましたが、今後は別のポリシーカテゴリーでより詳細に取り上げることで、コミュニティの皆様がこれらのガイドラインに簡単にアクセスしていただくことが可能になります。

・摂食障害へのアプローチを強化
摂食障害を助長するコンテンツはすでに削除していますが、今後は不健康な食生活を助長するものも削除していきます。この変更は、摂食障害の専門家、研究者、医師らと協議の上、摂食障害と診断されていなくても、乱れた食事パターンや食行動に悩む人がいることを理解した上で行います。過度な運動や短期間の断食など、潜在的な摂食障害の症状として認識されていないことが多い症状に対する理解を深めていきたいと考えています。これらの問題は非常に複雑で繊細な領域であり、広い範囲の内容に注意を払い続ける必要があるため、担当チームのトレーニングを強化しています。

・プラットフォーム上で禁止されている悪意のあるイデオロギーの種類を明確化
これらには、デッドネーム(注1)ミスジェンダリング(注2)、女性差別、性的指向を強制的に矯正するためのプログラムを支持または促進するコンテンツが含まれます。これらのイデオロギーは以前からTikTokで禁止されていましたが、クリエイターや市民団体から、コミュニティガイドラインで明示することが重要であるとの意見をいただいています。
(注1)デッドネーム
性別の誤りや、使用する名前を変更したトランスジェンダーやノンバイナリーの方の変更以前の出生時の名前や戸籍上の名前を本人の合意なく使うこと
(注2)ミスジェンダリング
生物学的な性とは異なる性を自認している人に対して、それに反する性別を表す呼称を用いること

・プラットフォームのセキュリティ、完全性、可用性、信頼性を保護するためポリシーを拡大
これにはTikTokのコンテンツ、アカウント、システム、またはデータへの不正アクセスの禁止、およびTikTokを使用して犯罪行為を行うことの禁止が含まれます。疑わしい活動を発見し、回避し、報告する方法についてコミュニティ内での周知や啓発に加え、今年、ワシントンDC、ダブリン、シンガポールに最先端のサイバーセキュリティ脅威の監視・調査に対応するセンターであるフュージョン・センターを開設します。これらのセンターでは、業界をリードする専門家と協力して防御のテストと強化を継続的に行い、脅威について追跡監視と情報収集をすることが可能です。

また、おすすめフィードに推薦できないコンテンツカテゴリーについては、コミュニティガイドラインで詳細を確認することができます。新しいアイデアやクリエイター、興味を発見できることは、TikTokプラットフォームの特徴の一つですが、誰かのおすすめフィードにあるコンテンツは、その人がフォローすることを選択していないクリエイターのものであったり、以前に関与したことのない興味に関連するものであったりする可能性があります。そのため、10代の子どもたちからシニア世代の方までを含む一般的な視聴者に対しふさわしくないコンテンツは、できるだけ推薦システムから削除していきます。

今後、TikTokコミュニティのすべてのメンバーは、アプリを開いたときに、更新されたコミュニティガイドラインを確認するよう促すメッセージが表示されます。

コミュニティに対する説明責任を果たす
TikTokのコミュニティガイドラインは、TikTok上のすべてのユーザーとすべてのコンテンツに適用され、その実施において一貫性と公平性を保つように努めています。私たちは、テクノロジーと人の力を組み合わせて、コミュニティガイドラインの違反を特定し、削除します。今後もポリシーを守るために、自動化システムと安全チームの強化を続けていきます。

コミュニティやNGOなどに対する説明責任を果たすため、四半期ごとに「コミュニティガイドライン施行レポート」(https://www.tiktok.com/transparency/ja-jp/community-guidelines-enforcement-2021-3/)を公開しています。本日公開した最新のレポートによると、2021年第3四半期中に9100万本以上の違反動画が削除され、これはアップロードされた全動画の約1%にあたります。またこれらの動画のうち、95.1%はユーザーが報告する前に、88.8%は動画の再生回数が増える前に、93.9%は投稿から24時間以内に削除されています。アダルト・性的行為、未成年者の安全、違法行為・規制品など、特定のカテゴリーの違反をアップロード時に検知して削除する仕組みは、今後も拡充していく予定です。自動削除の件数が増加することにより、プラットフォーム全体の安全性が向上し、ヘイトスピーチ、いじめや嫌がらせ、誤った情報など、文脈やニュアンスにより解釈の異なるコンテンツの審査により多くの時間を割くことが可能になります。

TikTokは、プラットフォームの安心安全を守ることにゴールはないと認識していますが、有効性、スピード、一貫性など、私たちのポリシーとその執行を日々改善してまいりました。TikTokは今後もすべての人がTikTokで楽しく豊かな体験ができるよう前進してまいります。

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 26F
電話番号
-
代表者名
佐藤陽一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年08月