白洲次郎・正子、小林秀雄の思い出とともに、ゆかりの地を巡る「美食紀行」。白洲正子の孫 "白洲 信哉 氏" による、旅と食のエッセイ集が登場!
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2018年11月8日(木)に、『旅する舌ごころ』を刊行いたします。
今年(2018年)は、白洲 正子没後20年。
本書は、白洲 正子の孫である文筆家・白洲 信哉氏による、旅と食のエッセイ集です。
京都、鎌倉、北陸、英国、ヨーロッパなど、旅の地で出会った食の恵みを旅の思い出とともに紹介。
父方の祖父母・白洲 次郎と正子、母方の祖父・文芸評論家の小林 秀雄とのとっておきのエピソードも数多く登場します。
巻末には、白洲家ゆかりの食材、器などが購入できる、お取り寄せリスト付き!思い出深いエピソードと一緒に、実際に食を味わう楽しみ方もできる一冊。ぜひ、お楽しみください。
※本書は『青春と読書』(集英社刊)の連載「旅する舌」(2012年11月~2013年7月、2014年1月~4月号)を再構成し、書き下ろし一編を加えたものです。
【目次】
1 祖父母の思い出 スッポンとグジそして鮪2 春のおとずれ 桜鯛と富山のホタルイカ
3 初夏をかぐ 花山椒と昆布を食すウニ
4 鮎だより 四万十川、荘川、高津川、長良川
5 料理事始 英国・スコットランド紀行
6 オイリーボーイは欧州を駆け巡る ビストロの牡蠣、バルの自慢料理
7 ドナウを東へ① 独ビールとオーストリアのビオ
8 食欲の秋 世界の茸を食する
9 肉の原風景 伊賀丸柱・土楽 福森邸
10 冬の〝すい場〟 皇室献上蟹を食べ尽くす
11 ドナウを東へ② パーリンカとマンガリッツァ
12 ドナウを東へ③ ワインの王ハンガリー貴腐ワイン
13 ドナウを東へ④ ルーマニアワインと東西十字路
14 食は文化である 旬を味わうことの大切さ
15 夏の九州 寿司三昧 赤ウニ、きびなご、うなぎ……
あとがきにかえて
お取り寄せリスト 「舌ごころ」を触発した品々
【著者プロフィール】
白洲 信哉(しらす・しんや)
1965年東京都生まれ。細川護熙元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍や雑誌の編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋刊)、『白洲次郎の青春』(幻冬舎刊)、『天才 青山次郎の眼力』(新潮社刊)、『白洲家としきたり』(小学館刊)他。最新刊は『旅する美』(目の眼刊)。
【書籍概要】
書 名:旅する舌ごころ
著 者:白洲 信哉
仕 様:A5判、160ページ
定 価:本体1,600円+税
配本日:2018年11月8日(木)
ISBN:978-4-416-71835-3
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