「JAPAN ART BRIDGE」プロジェクトを立ち上げます
〇東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)、株式会社INERTIA(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉井仁実、以下「INERTIA」)、株式会社ルミネアソシエーツ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三井剛、以下「ルミネアソシエーツ」)、株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(本社:東京都渋谷区、カンパニー長:杉村晶生、以下「JR-Cross」)は、日常の暮らしの中での“アート体験”を媒介として、社会を繋ぐプロジェクト「JAPAN ART BRIDGE」を立ち上げます。 〇2023年5月、JRE MALL内にアート作品等を購入できるオンラインショップを開設するとともに、マーチエキュート神田万世橋内にアート体験のためのリアル拠点を設置します。 〇「JAPAN ART BRIDGE」は、JR東日本の持つアセットをアート体験の場とすることで、アート市場のすそ野の拡大とアート活動の活性化を目指します。今後、駅等の空間を中心に、多くの場を積極的に活用することでアート事業を成長させるとともに、アセットのバリューアップを図ります。 |
1.「JAPAN ART BRIDGE」 プロジェクト概要
(1) コンセプト:日常の暮らしに馴染む“アート体験”を媒介に、社会のさまざまな関係をブリッジする
(2) 名称:JAPAN ART BRIDGE(ジャパンアートブリッジ)
(3) 開始日:2023年5月16日(火)
(4) 内容:
・JR東日本のアセットを活用したアート体験の提供
・リアル拠点でのアート作品の展示およびグッズ等の販売
・オンラインショップでのアート作品等の販売
(5) 事業パートナー:
・JR東日本(プロジェクト全体の推進・アセット提供)
・INERTIA(総合ディレクション)
・ルミネアソシエーツ(店舗・オンラインショップの運営)
(6) SNSアカウント ※いずれも4/26オープン
Twitter : JAPANARTBRIDGE(https://twitter.com/JapanARTBRIDGE)
Instagram: japanartbridge(https://www.instagram.com/japanartbridge/)
Facebook : JAPAN_ART_BRIDGE(https://www.facebook.com/japanartbridge.jreast/)
2.実施内容
(1)マーチエキュート神田万世橋を活用したリアル拠点の開設
商業施設「マーチエキュート神田万世橋」(JR-Cross運営)の空間を活かして、アート体験を提供する場を開設します。現代美術、クラフトを中心に作品展示、グッズ販売を行うとともに、アートが身近にある暮らしの提案を行います。展示スペースを6つのエリアに分け、作品展示、アート関連書籍・フレーム展示のほか、ワークショップ、トークショー、交流会等、さまざまなアート活動を行います。
5月16日以降、作品・グッズだけでなく、家具・什器などの空間も更新していきますので、日々の変化をお楽しみください。7月頃より、永山祐子氏設計の什器にて展示を開始する予定です。
・場所:マーチエキュート神田万世橋 N2~N9、S1,S2,S4,S7区画 約580㎡(約175坪)
東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4
JR秋葉原駅 電気街口より徒歩4分
・営業時間:11時~20時 ※定休日は施設に準ずる
(2)JRE MALL内オンラインショップの開設
本プロジェクトで取り扱う作品を購入できる専用オンラインショップをJRE MALL内に開設します。一部作品については「Art Column」で展示しますので、実物をご覧いただけます。5月16日にオープン予定です。
・陶芸・ガラス:青木良太、Keicondo、谷口嘉、吉田直嗣、松永窯(相馬焼)ほか
・版画・書:岡本太郎、華雪、篠山紀信、杉本博司、横尾忠則、ほか
・URL:https://www.japanartbridge.com
3.総合ディレクター
総合ディレクターとして、㈱INERTIA代表取締役である吉井仁実が就任。アーティストやクリエイターとのコラボレーションを順次開始していきます。
・総合ディレクター:吉井 仁実(よしい ひろみ / Hiromi Yoshii)
株式会社 INERTIA 代表取締役。
東京都生まれ。アートディレクター。清春芸術村理事長。
HOKUTO ART PROGRAM 総合ディレクター。
印象派、近代美術を扱う銀座の吉井画廊勤務を経て、1999年、現代アートギャラリーHIROMI YOSHII EDITIONを設立。2010年、六本木にhiromiyoshii roppongiを開廊。2016年、アート&サイエンスギャラリー〈AXIOM〉を設立。近著に『<問い>から始めるアート思考』(光文社新書)等。
4.イベントの開催について
(1)BRIDGE Exhibition:「叢 – Qusamura 小田康平 × 陶芸家」展
広島を拠点に東京では代田にショップを構える「叢 – Qusamura」の小田康平氏が選定した10数点のサボテン・多肉植物と、陶芸家制作の鉢とのコラボレーション展示を開催します。あわせて、同空間にアート作品も展示します。1点ものの植物とアートに囲まれた暮らしを思い描いてみてはいかがでしょうか。
・期間:2023年5月1日(月)~5月7日(日)、5月16日(火)~未定
・場所:マーチエキュート神田万世橋 S1,N3区画 「BRIDGE Lab.」
・陶芸家:青木良太、内田鋼一、隠崎隆一、黒田泰蔵、Keicondo、鯉江良二、境道一、寒川義雄、西村昂希、吉田直嗣、若杉聖子
(2)接ぎ木ワークショップ
植物をクリエイトする接ぎ木ワークショップ。普段広島で開催されていますが、この度、東京でも開催されることになりました。この機会に、接ぎ木の可能性をぜひお楽しみください。
・日時:2023年5月11日(木)全3回 各回1時間程度
・場所:マーチエキュート神田万世橋 N3区画 「BRIDGE Lab.」
・講師:叢店主 小田康平
※イベントは、予告なく変更になる場合がございます。詳細は本プロジェクトSNSをご覧ください。
<参考1>
■事業パートナーおよび施設情報について
株式会社INERTIA
『アートの力を、すべての人に。─「私」を再解釈するために。』 INERTIAは、これまで市場経済の外に生きていたアーティストという存在を尊重し、洞察、批評、自省、思索、行動といった「アーティスト精神」を広く皆様と共有し、持続的で活力のある、社会そのものを再構築する一助となります。
・社名:株式会社INERTIA
・本社:東京都渋谷区渋谷二丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア15階
・設立:2018年5月23日
・代表取締役:吉井 仁実
株式会社ルミネアソシエーツ
株式会社ルミネのグループとして、駅ビル型ショッピングセンター「ルミネ」 と「JR東日本首都圏主要ターミナル駅構内」の物販店・飲食店を通じ、鉄道ネットワークを利用する人々と日常に豊かさと彩りを提供します。
・社名:株式会社ルミネアソシエーツ
・本社:東京都新宿区西新宿三丁目2-11 新宿三井ビルディング二号館 12F
・設立:1991年9月17日
・代表取締役社長:三井 剛
・資本金:2,500万円
株式会社JR東日本クロスステーション
「NewDays」などのコンビニエンス事業や専門店事業などを展開するリテールカンパニー、「いろり庵きらくそば」「ベックスコーヒーショップ」や「駅弁屋」などの飲食・食品製造事業を中心に展開するフーズカンパニー、「From AQUA」 などの飲料商品開発や自動販売機事業を行うウォータービジネスカンパニー、「エキュート」や 「グランスタ」などのエキナカ商業施設を展開するデベロップメントカンパニーの4つのカンパニーで構成されています。
・社名:株式会社JR東日本クロスステーション
・本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目33-8 サウスゲート新宿ビル6階
・設立:2021年4月1日
・代表取締役社長:西野 史尚
・資本金:41億100万円(東日本旅客鉄道株式会社100%)
マーチエキュート神田万世橋
マーチエキュート神田万世橋は、中央線の起終点として1912年(明治45年)に開業した旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションした商業空間です。2013年9月に約100年の時を経て人々の集う施設としてよみがえりました。繁栄を極めた明治から大正時代にかけての万世橋駅界隈に、文化人が集う「サロン」をイメージした「万世橋駅サロン」をコンセプトに、神田須田町エリアから周辺地域の文化、情報を発信していきます。また、「マチとのコトづくり」をかかげ、地域と連携し、共に発展していく商業施設と位置づけています。レンガ高架橋の美しいアーチ空間を残し、極力手を加えないシンプルな構成となっています。
<参考2>
■主なパートナーについて
・Art Column展示什器 設計者(7月頃より)
永山祐子(ながやまゆうこ / Yuko Nagayama)
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「丘のある家」「豊島横尾館」「女神の森セントラルガーデン」「ドバイ国際博覧会日本館」「JINS PARK」「東急歌舞伎町タワー」など。JIA新人賞(2014)、東京建築賞優秀賞(2018)、照明学会照明デザイン賞最優秀賞(2021)など。現在、2025年大阪・関西万博にて、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」と「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」(2025)、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。
・URL:http://www.yukonagayama.co.jp/
・イベントパートナー
叢 - Qusamura
〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋。店主みずからが日本中を旅して集めた個性あふれる植物を、その個体の特徴を引き出す器とあわせて提案する。店名は、店主が植物を見つける場所を叢と呼んでいたことから、普通の人にとってはただの草の群がりに見える場所に、個性ある美しさが眠っていることがある。『Qusamura』の〝Q〟は、「Question」からとったもの。個性的な叢の植物たちに出合ったとき「これ、なに?」と、はじめに不思議を感じ、「?」から叢の世界観に入ってほしいという願いを込めている。
店主:小田康平(おだこうへい / Kohei Oda)
1976年、広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「叢 - Qusamura」をオープン。
・URL:http://qusamura.com
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