【速報】行動制限なしのGW、国内旅行は昨年の2倍!最新データでGW前半の消費動向を振り返る ~消費者定点観測データ~(マクロミル調べ)
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■トピック
- 値上げラッシュの影響で、「外食」をはじめ、「パン」「牛乳・乳製品」「菓子」の値上がりを実感
- 身の回りの景況感は上向き傾向
- 個人消費金額は19,125円で、昨年より約3,000円増。国内旅行は2倍に
■Macromill Weekly Indexとは?
日本における毎週の生活者意識や消費動向を継続的に把握する、マクロミルの定点観測調査データです。
1週間の消費金額や、消費カテゴリーのほか、内閣府の消費動向調査・景気ウォッチャー調査の調査票を参考にした消費マインドや景況感などを指標を幅広くデータ取得し、政府公表の『月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料』でも採用されています。調査は毎週水曜に実施、データは同週の金曜に公表し、BIツール「Tableau」との連携によって、性・年代別、地域別などの動向把握が可能です。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~74歳の男女1,000サンプル (マクロミルモニタ会員)
割付方法:令和2年国勢調査によるエリア×性別×年代別の人口動態割付
調査日時:毎週水曜日実施
調査機関:株式会社マクロミル
URL:https://www.macromill.com/data_and_insights/weeklyindex/
■調査結果
1.値上げラッシュの影響で、「外食」をはじめ、「パン」「牛乳・乳製品」「菓子」の値上がりを実感
商品の値上げラッシュに伴い、生活者の“値上がり実感”が上昇し続けた品目があります。1カ月前と比較して値上がりしたと感じる品目をきく“値上がり品目”の指標で見ていきます。
GW前半に上昇を続けた品目は「パン」「牛乳・乳製品」「菓子」、そして「外食費」でした。
「ガソリン」については引き続き価格高騰中ですが、販売価格の高止まりという見方もあってか、値上がり実感は低下しています。
2.身の回りの景況感は上向き傾向
コロナ禍のGWを振り返ると、2020年は緊急事態宣言下、2021年は県をまたぐ移動の自粛が全国的に呼びかけられました。生活者の身の回りの今と今後の景気の良し悪しを聞く“景況判断”はどうでしょうか。
3年ぶりに行動制限が無かった2022年のGWの前半週は、生活者の値上がり実感が引き続き上昇する中ではあるものの、上向きに変化しつつあります。
3.個人消費金額は19,125円で、昨年より約3,000円増。国内旅行は2倍に
実際の支出※についても見てみると、GW前半(4/29~5/5)の個人消費金額は平均19,125円で、GW前半の個人消費金額は3年ぶりに19,000円台に回復、昨年と比べ約3,000円高い結果となりました【図3】。また、「国内旅行」に行った人の割合は前年の約2倍になりました【図4】。
このように、行動規制がない2022年のGWは、蓄積された消費欲求が解放されたことによる大きな経済効果がもたらされたと考えられます。
※ 家賃やローン・公共料金・電話料金など毎月の支払いを除く
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