九州電力、西鉄、TOPPANの3社共同でエリア特化型のオープンイノベーション推進コンソーシアム「シンケツゴー!フクオカ」を発足します
オープンイノベーション推進に向けた共創活動を展開
2024年問題に象徴される労働力不足の解消、地球温暖化を解決するためのカーボンニュートラルへの対応などは福岡を中心として、九州においても喫緊の社会課題となっています。本コンソーシアムでは、地域の社会課題解決を早期に実現するため、3社がこれまで行ってきた事業やオープンイノベーションの活動を通じて獲得したアセットやフィールド、事業共創の知見を掛け合わせ、福岡・九州におけるオープンイノベーションの更なる推進を目指します。3社は、本コンソーシアムを共同で運営するとともに、今後、福岡・九州内で事業を行っている他の企業も含めたオープンイノベーションの連携も視野に入れ、活動の幅を拡げていきます。
*「シンケツゴー!フクオカ」という名称は、新結合(企業間のイノベーション推進)、神闕(しんけつ、計り知れない効果のある重要なツボ)、心血(心血を注ぐ、全力を尽くすの意)という3つの言葉を融合した造語で、コンソーシアムの意義や姿勢、取組みを象徴しています。
「シンケツゴー!フクオカ」 運営事務局
九州電力株式会社
本店:福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号
代表取締役社長執行役員:池辺 和弘
西日本鉄道株式会社
本社:福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目5番7号
代表取締役社長執行役員:林田 浩一
TOPPAN株式会社
本社:東京都文京区水道一丁目3番3号
代表取締役社長:齊藤 昌典
本コンソーシアム設立の背景
デジタル化の進展に伴い、日々生まれる新しい技術は新たなビジネスチャンスを生む可能性を秘めています。昨今、新技術を社会課題にマッチさせる実証実験は、実装と普及において必要なステップとなっており、数多く行われています。3社はこれまでも福岡を中心とした九州において積極的に新事業創出に取り組んできましたが、実証の連携先がスタートアップに留まり、事業会社とのマッチングの機会が不足していること、実証フィールドが社内やグループ会社内に限定されていること等に起因し、更なるイノベーション創出量の増加や実証期間の短縮が課題となっていました。そこで、この度、3社が独立して行っているオープンイノベーションプログラムについて、企業の垣根を超えたコラボレーションを行うことにより、実証事業のスピードアップを図り、早期のイノベーション推進を目指します。
本コンソーシアムの概要
本コンソーシアムは、福岡・九州のオープンイノベーション推進を目指し、3つの目的を掲げています。
①コミュニケーションの場の創出
②コンソーシアムメンバーが持つアセットやフィールドの相互活用
③オープンイノベーション推進のための情報連携
2024年問題に象徴される労働力不足の解消、地球温暖化を解決するためのカーボンニュートラルへの対応など、社会課題の解決を促進すべく、3社が行っている以下のオープンイノベーションプログラムにおいて、経営資源や情報を連携します。
各社で個別に実施しているオープンイノベーションプログラムについて、企業の垣根を超えアセットやフィールド、情報を相互に共有する取組みは国内でも珍しいものであり、これを契機として、本コンソーシアムを組成する3社はもとより、福岡・九州のオープンイノベーション創出をより一層活性化していきます。
(参考)3社が取り組むオープンイノベーションプログラム
■九州電力「ひらめきと共創」(2022年開始)
スタートアップ企業や事業会社の優れた知見・技術・アイデアと九州電力および関連グループ会社のリソースを組み合わせることで、事業課題解決及び新規事業創出を目指しています。
■西鉄「Join up with Nishitetsu」(2024年開始)
各事業部門より選定した「紙ベース業務のDX化」「人財不足解消」 などの事業課題に対して、優れたアイデアを幅広く募集し課題解決 を目指しています。
■TOPPAN「co-necto」(2017年開始)
九州地区の社会課題解決に向けて数多くのスタートアップ企業とさまざまな実証実験を行っています。
今後の展開
本コンソーシアムの趣旨である「福岡・九州のオープンイノベーション推進」をさらに加速させるため、より多くの企業の参加を募るなど、活動の幅を拡げていきます。
詳細は以下のWebサイトからご確認ください。(6月3日公開予定)
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