【株式会社CIO】既存製品の半固体系モバイルバッテリーへの置き換えと新製品の販売予定について
株式会社CIO(本社:大阪府守口市、代表取締役社長:中橋 翔大)は、一部の既存製品を独自の設計基準を満たす「半固体系バッテリーセル」に置き換えていく予定。
当社は、構造(NovaCore C2)と制御(NovaSafety S2)の双方において当社独自の要件と基準を策定し、それらを満たしたものを「半固体系モバイルバッテリー」と定義しております。
先日、「半固体系バッテリーを採用した次世代モバイルバッテリー展開について」お知らせいたしました。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000603.000043212.html
一部、上記リリースの繰り返しとなりますが、未開拓な技術領域であることも相まって、製造技術や安全性の水準はメーカーによって大きく異なり、「半固体=安全」といった単純な解釈は、かえって誤った判断につながりかねないと危惧しております。
こうした状況を踏まえ、当社は今回の発表にあたり、名称そのものではなく“中身”――すなわち
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採用セルの膨張係数やサイクル特性などの仕様値
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その性能や安全性を確認するための試験条件
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そこから得られた実測データ
を、順次開示していく方針を取ることにいたしました。
加えて当社は、当社独自の設計基準を満たす「半固体系バッテリーセル(NovaCore C2)」を一部の既存製品に置き換えていく計画ですが、今後発売を予定している新製品とあわせて販売スケジュールを公開いたします。
公開する目的としては、技術の進歩がそのまま安全性や信頼性の向上につながる領域である以上、スケジュールや現時点での制約条件を含めた情報を、先行してお伝えすることも必要不可欠と考えてのことです。新しい選択肢が直近で登場する可能性について、知らないまま購入するかどうかの判断をしていただくような状況は避けたいと考えております。
1. NovaCore C2 への移行方針について
一方、現時点で市場から調達可能な半固体系バッテリーセルの関係上、いくつかの制約があります。
例えば、容量において、現時点では5000mAhのバッテリーセルしか調達できないため、容量は5000mAh刻みとならざるを得ません(例:10000、15000、20000)。そのため、3000mAh、8000mAhといった中間的な容量の製品への置き換えは、現時点では難しい状況です。
また、大きさや形状にも制約があります。超小型で薄く設計された製品であったり、円形などの特殊な形状であったりするバッテリーセルは生産できない背景もございます。
2. 制御技術のアップデート
前述のとおり、当社の定義する「半固体系モバイルバッテリー」は構造と制御の双方において当社独自の要件と基準が策定されています。
そのため、バッテリーセル(構造)だけを置き換えたとしても基準をクリアーしたことにはなりません。対象製品は、制御についても「NovaSafety S2」へのアップデートを行います。
3.置き換えや新規販売について
当社は、適合するバッテリーセル(構造)と制御の見直しが行われ次第、対応可能なモデルから段階的に「半固体系モバイルバッテリー」への置き換えを進める方針です。
また現在の設計では対応できないものについては、後継となるモデルを新たに販売する準備を進めております。
当社は、スケジュールや現時点での制約条件を含めた情報を、今後も開示する方針です。このような取り組みを通して、お客様に新しい選択肢の登場見込みも含め、十分にご理解いただくことで、より良い体験を提供できるよう努めてまいります。
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CIO自社製モバイルバッテリー回収サービス
▶ https://connectinternationalone.co.jp/collectservice/
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他社製モバイルバッテリー回収サービス
▶ https://connectinternationalone.co.jp/othercollectservice/
【関連リンク】
▶【公式HP】モバイルバッテリーの安全性に関する重要なお知らせ
▶【YouTube】モバイルバッテリーを安全に使うための注意事項4点
▶【YouTube】半固体?準固体? モバイルバッテリーに使うセルをメーカーが解説
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