ヌーラボ、全国のビジネスパーソン1,000名に「AIのチーム活用」実態調査|AI活用は「個人止まり」約半数、現場で広がる“AI格差”と上司・部下の認識ギャップが明らかに

個人の時短ツールから、「チームの協働」を支えるAIへ

株式会社ヌーラボ

株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、以下 ヌーラボ)は、全国のビジネスパーソン1,000名(管理職500名、一般社員500名)を対象に、「AIのチーム活用に関する実態調査」を実施しました。

調査の結果、生成AIの利用により約半数が「個人の作業効率向上」を実感している一方で、チーム全体での活用には至っておらず、「AIスキルの個人差による不公平感」や「ノウハウ共有の壁」が生じている実態が明らかになりました。本調査は、AI活用が個人の効率化にとどまり、チームとしての協働に十分に接続されていない現状を示すとともに、「チームの協働インフラ」としての活用に向けた課題を提起するものです。

なお、ヌーラボでは、こうした課題を背景に、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」において、業務データをもとにチームの進行を支援するAI機能「Backlog AIアシスタント」を2026年3月5日より提供開始しています。

<調査概要>
調査名:AIのチーム活用に関する実態調査
調査期間:2026年2月25日(水)~2月27日(金)

調査手法:WEBアンケート

調査対象:1,000名の20〜59歳のビジネスパーソン(管理職500名、一般職層:500名)

調査エリア:全国

■ AIによる効率化は「個人の作業」に留まり、チームに波及していない

生成AIの活用により、個人の変化として「作業効率が向上した」と回答した割合は45.8%と最も高い結果となりました。一方で、チームへの変化については約20%が「特に変化はなかった」と回答しており、特に一般職の40代・50代では、実感できていない傾向も見られました。また、「生成AIによるチーム活用アイデア」を自由回答で求めたところ、一般職の68.2%が「特になし・わからない」と回答しており、現場においてチームとしての活用方法が十分に共有されていない実態が明らかになりました。

ヌーラボとしての考察

個人の作業をAIで効率化する動きは進んでいる一方で、「チーム全体の生産性向上」や「新たな協働の形」には十分につながっておらず、チームとしての活用方法を模索している過渡期にあると考えられます。

■ 現場で静かに広がる「AIスキルの格差」と「コミュニケーションの分断」

回答者の約16%(一般職では18.0%)が「AIの使い方に個人差があり、不公平に感じる」と回答しており、AI活用の効果が一部に偏っている状況が見られます。

さらに、「同僚への質問や相談の機会が減った」と感じている層も一定存在しており、チーム内のコミュニケーションに影響を及ぼし始めている可能性が示唆されました。

ヌーラボとしての考察

プロンプトスキルが高い一部の社員に恩恵が集中することで、チーム内に「AI孤立」が生まれ始めていると考えられます。また、対話や偶発的なコミュニケーションが失われるリスクも高まりつつあると捉えています。

■ チーム活用へ立ちはだかる「ノウハウ共有の壁」と「思考力低下への懸念」

生成AI導入において企業に求める取り組みとして、「実務に即した活用事例やノウハウの共有」や「成果の可視化」を求める声が多く挙がりました。チームとしての活用方法が明確でないことが、導入後の活用定着を阻む要因となっていると考えられます。

一方で、全体の17%(特に30代管理職層では27.7%)が「AIを使うことで考える力やスキルが低下するのではないか」と回答しており、効率化と引き換えに思考機会が失われることへの不安も一定存在していることが分かりました。

ヌーラボとしての考察

現場では「チームでどのようにAIを活用すべきか」という指針や共有が求められている一方で、効率化や標準化(脱・属人化)を推し進める過程で、チームメンバーがAIに思考を委ねてしまうリスクも同時に生まれていると考えられます。

■ これからの「チーム最適化のためのAI活用」のあり方

AIは強力なツールである一方で、個人の手元の作業に閉じたままでは、チーム全体の生産性向上や協働の質の向上にはつながりません。特定の個人だけが効率化される状況や、AIへの依存によって対話や思考の機会が失われる状況を防ぐためには、チーム全体で活用できる前提や仕組みを整えることが重要であると考えられます。

ヌーラボは、個人の作業を支援するだけでなく、チームの文脈やプロセスの中でAIが機能し、情報の整理や共有、意思決定を支えることで、チーム全体の前進を後押しする「チーム最適化のためのAI活用」のあり方を、今後も提案してまいります。

■ 本調査結果を使用される際のお願い

・本リリースの著作権は株式会社ヌーラボに帰属します。

・本リリース内容の引用・転載は、報道・紹介を目的とする場合に限り、出典として当社名(株式会社ヌーラボ)および可能な限り本リリースへのリンク又は掲載元情報を明記のうえご利用いただけます。

・なお、内容の趣旨を変更する改変、または商品・サービスの販売促進等を目的とした利用をご希望の場合は、事前に当社広報窓口(pr@nulab.com)までご連絡ください。

■ Backlog AIアシスタントについて

Backlog AIアシスタントは、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」に蓄積された業務データをもとに、プロジェクトの進行を支援する運用支援型のAI機能です。

個人の作業効率化にとどまらず、チーム全体での情報共有や意思決定を支援します。

https://backlog.com/ja/lp-ai-assistant/

■ 株式会社ヌーラボについて

代表者:橋本正徳

本社:福岡県福岡市中央区大名一丁目8-6 HCC BLD. 2・6・7F

東京事務所:東京都港区芝大門二丁目1番16号 +SHIFT SHIBADAIMON B1F

コーポレートサイト:https://nulab.com

採用サイト:https://careers.nulab.com/

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会社概要

株式会社ヌーラボ

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URL
https://nulab.com
業種
情報通信
本社所在地
福岡県福岡市中央区大名1丁目8-6 HCC BLD.
電話番号
-
代表者名
橋本正徳
上場
東証グロース
資本金
6億1700万円
設立
2004年03月