商店街の情報発信を支援、愛知県豊橋市でスタートアップが実証実験をスタート
デジタルマップを活用して情報発信を支援するジオ・マーク株式会社(本社・東京都文京区)が愛知県豊橋市の駅前にある大豊商店街と連携し、実証実験を行います。豊橋市の「未来産業創出事業補助金」を活用した取り組みで、2024年11月3日(日)の「つながるマーケット」からスタートしました。
来年1月末頃まで、同社が開発したウェブアプリ「QRan(クラン)」を用いて、商店街の店舗やイベントなどの情報を発信することで、集客力の向上効果を検証していきます。
新規事業の創出を支援する豊橋市未来産業創出事業補助金
https://www.toyohashi-mirai.com/
未来産業創出事業補助金は、市内外の企業やスタートアップによる豊橋での新事業創出を促進するために、市場調査から初期の試作品開発、大学などとの共同研究、社会実験まで、新事業の創出を支援する補助金です。2024(令和6)年度は28件を採択。ジオ・マークには、製品の試作版を用いた効果検証などを対象とする事業化可能性調査事業により、50万円を交付しました。
商店街の情報を効果的に発信し集客力アップ
ジオ・マークは、誰でも独創的で高機能なデジタルマップを制作管理できるウェブサービス「GEOMARK MAP ENGINE」や複数のユーザーでスポット情報の分散管理が可能なウェブサービス「Wiki DetaBase」の開発、提供などを行っています。
今回実証を行うウェブアプリのクランは、高齢化や人手不足などにより、個々の店舗の情報を統一して発信することが難しい商店街の情報をまとめることで、統一されたコンセプトで情報を発信し、商店街全体の集客力アップを目指しています。
実証実験は来年1月末まで、報告会も開催
まず、クラン上に大豊商店街のすべての店舗の専用データベースを作成。各店舗の概要や営業時間、定休日、SNS情報などを掲載します。利用者はクランで大豊商店街のページを開くと、タイル表示された店舗の写真で直感的に店を探すことができ、各店舗を配置したエリアマップにより現在地から近い店を見つけることもできます。商店街に対しては、集客効果の計測、解析なども行うことで、商店街全体に貢献する集客施策を検証できる基盤づくりも行います。
クラン大豊商店街のページはこちら
https://fe.qran.qr-ux.com/toyohashi-daiho
実証実験の期間は2024 年11月 2日(土)~2025年1月末頃で、報告会も開催する予定です。
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