働く主婦が2021年に優先したい時間の1位は?「仕事時間 」45.0%、2位:「家族のコミュニケーション時間」43.8%、3位:「休息・睡眠時間」37.2%
しゅふJOB総研調べ
1.2020年に優先した時間 1位「家族のコミュニケーション時間」47.3% 2.優先した時間:3か年比較 3.2021年に優先したい時間 1位「仕事時間」45.0% 4.2020年に優先した時間と2021年に優先したい時間の比較 5.次の年に優先したい時間:3か年比較 |
1.2020年に優先した時間 1位「家族のコミュニケーション時間」47.3%
<2020年に優先してきた時間「その他」に寄せられたコメントより抜粋>
2.優先した時間:3か年比較
3.2021年に優先したい時間 1位「仕事時間」45.0%
<2021年に優先したいと願う時間「その他」に寄せられたコメントより抜粋>
未来の目標実現に向けて行動する/就活時間/犬が高齢なので今以上に近くに居られる時間が割けると良いなと思う/子どもの勉強をみる/やりたい仕事/自分一人だけの時間/旅/介護/不妊治療のための通院/副業をやってみたい
4.2020年に優先した時間と2021年に優先したい時間の比較
5.次の年に優先したい時間:3か年比較
■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
突然出現した新型コロナウイルスに振り回された2020年。仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”の仕事と家庭生活にも多大なる影響を与えました。「2020年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか」と尋ねたところ最も多くの人が選んだのは「家族のコミュニケーション時間」で47.3%。一方、「2021年にあなたが優先したいと願う時間は何ですか」という質問に対しては「仕事時間」と回答した人が一番多く45.0%でした。「その他」を除くと、「2020年に優先した時間」と「2021年に優先したい時間」のいずれにおいても最も少なかったのは「人づきあいの時間」です。
「2020年に優先した時間」と「2021年に優先したい時間」を項目ごとに比較すると「2021年に優先したい時間」の方が顕著に多いのは「仕事時間」「趣味の時間」「資格取得などの勉強時間」など。逆に、「2021年に優先したい時間」の方が顕著に少ないのは「家事・育児・介護の時間」です。「優先した時間」の直近3か年の推移を見ると2020年の「家事・育児・介護の時間」は最小の数値となっています。この数値だけみると2020年の働く主婦層は少し家事・育児・介護から解放されたように見えますが、もっと減らしたいというのが本音のようです。また「優先した時間」の3か年比較で、2020年の「人づきあいの時間」が極端に減っているのは、コロナ禍による外出や3密の回避などが影響しているものと思われます。
「優先したい時間」の直近3ヵ年比較を見ると、やはり「家事・育児・介護の時間」が減少しています。一方で、「仕事時間」は直近3か年で最も多くなっています。コロナ禍による失業は女性の方が影響が大きいと言われる中、2020年の働く主婦層の仕事志向が強まってきているようです。また、「優先した時間」と「優先したい時間」のいずれにおいても「その他」の比率が直近3か年で最も高くなっています。じわじわと時間の使い方について多様化が進みつつあるということなのかもしれません。
しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー 1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、テンプスタッフ株式会社(当時)入社。責任者として営業・企画・新規事業起ち上げなどを行う。転職後、執行役員としてマーケティング・求人・キャリアカウンセリング部門を統括。業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼 編集委員を経て、2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職(2020年より株式会社ビースタイル ホールディングス)。 人材派遣、紹介など多様な人材サービス事業に20年以上携わり、事業現場の最前線から経営企画・人事・広報などの管理部門まで、あらゆるセクションで責任者を歴任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ35000人以上の声を調査・分析。同年開設した『ヒトラボ』(https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/)では、人材サービスの公益的発展に資することを目的に、日々様々なテーマを取り上げて議論の場を提供。その他、人材マネジメントや法規制など、雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。日本労務学会員、JCAST会社ウォッチ解説者。男女の双子を含む4児の父。 ◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員 民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度) 労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度) 日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など ◇メディア出演等 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース: ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数 ◇執筆・その他 マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』/ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』 他、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数 大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションモデレーターなども務める |
■調査概要 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式) 有効回答者数: 575名 調査実施日:2020年11月11日(水)~2020年11月18日(水)まで 調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOBパート』登録者 |
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>
best basic style~時代に合わせた価値を創造する~を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や多様な働き方×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援や民泊清掃、スーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像