初めての「西洋美術だけ」のコレクション展、好評開催中!「横浜美術館コレクション展『横浜美術館の西洋美術 木版挿絵からボルタンスキーまで―絵画・版画・写真・彫刻』」

 

ウルス・グラーフ《百卒長のいるキリスト磔刑》1506年頃 木版 21.8×15.5cmウルス・グラーフ《百卒長のいるキリスト磔刑》1506年頃 木版 21.8×15.5cm

横浜美術館コレクションの西洋美術に焦点を当て、16 世紀初頭の木版挿絵から現代のクリスチャン・ボルタンスキーまで、当館所蔵の珠玉のコレクションから絵画、版画、写真、彫刻を美術史の流れに沿って構成します。西洋美術だけで構成されるコレクション展は当館で初めての企画です。
 
ダリやマグリットをはじめとするシュルレアリスムの作品群と、20 世紀前半にそれまでの美術の概念を覆したダダや構成主義の作品、そしてセザンヌ、ピカソ、ブランクーシなどのフランス近代美術は当館の西洋美術コレクションを特徴づけるものとなっています。
今回はそれらに加え、これまで展示される機会の少なかった作品を数多くとり上げます。とりわけ登山家・随筆家で版画コレクターでもあった小島烏水(こじま・うすい)旧蔵の、16 世紀初頭の木版挿絵から 19 世紀のバルビゾン派や印象派にかけての西洋版画は見どころのひとつです。また 19世紀半ばの写真の発明以降、美術と写真が様々な形で深く関わりあってきた歴史にも注目します。
1982 年以来三十余年にわたる横浜美術館の西洋美術収集の成果を幅広くご覧いただくとともに、木版挿絵から現代のボルタンスキーに至る西洋美術 500 年の歴史をたどりながら、美術における手仕事と写真の豊かな関係をお楽しみください。
 

  • 展覧会のみどころ

ポール・セザンヌ 《ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山》 1892-95年 油彩・カンヴァス 73.0×92.0cmポール・セザンヌ 《ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山》 1892-95年 油彩・カンヴァス 73.0×92.0cm

1.当館で初めての西洋美術だけで構成されるコレクション展!
横浜美術館所蔵の西洋作家による油彩画、水彩素描、版画、彫刻合わせて約1,000点の中から選ばれた、珠玉の「西洋美術」作品と関連写真作品のみで初めて構成した企画です。当館の西洋美術収集の成果を幅広くご覧いただけるとともに、木版挿絵からボルタンスキーにいたる西洋美術500年の歴史をたどります。 
 
2.必見!横浜に暮らした登山家・随筆家で版画コレクターでもあった小島烏水旧蔵の16~19世紀の西洋版画。
これまで展示される機会の少なかった作品を数多くとり上げます。写真発明以前のイラストレーションの重要な作品で、16世紀初頭の木版画と活版印刷のテキストを組み合わせた初期挿絵本の一葉、ウルス・グラーフの木版画《百卒長のいるキリスト磔刑》をはじめとした、横浜の版画コレクター小島烏水旧蔵作品群は必見です。 
 
3.フォト・ヨコハマ関連企画として写真作品に注目!
2020年1月から3月にかけて、横浜市内各所で開催される写真や映像に関するイベント「PHOTO YOKOHAMA(フォト・ヨコハマ)2020」のパートナー・イベントとして、19世紀半ばの写真技術の発明以降、現代にいたる美術と写真の様々なつながりを示す作品をお楽しみいただけます。
 
  • 同時開催

澄川喜一《そりのあるかたち》2018年 杉 215×85×50cm 作家蔵 ©Sumikawa Kiichi 撮影:江崎義一澄川喜一《そりのあるかたち》2018年 杉 215×85×50cm 作家蔵 ©Sumikawa Kiichi 撮影:江崎義一

■澄川喜一 そりとむくり
戦後日本の抽象彫刻のパイオニア・澄川喜一(すみかわ・きいち/1931年生まれ)の、首都圏の公立美術館で開催される初の大規模個展。
【会期】2020年2月15日(土)~5月24日(日)
【休館日】木曜日
【開館時間】10時~18時 、5月の金曜・土曜は20時まで  *入館は閉館の30分前まで
【観覧料】一般1,500(1,400)円、大学・高校生900(800)円、中学生600(500)円
*小学生以下無料
*65歳以上の当日料金は1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ販売)
*( )内は有料20名以上の団体料金(要事前予約、美術館券売所でのみ販売)
*毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
*2020年3月28日(土)は観覧無料
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
*企画展ご観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。 
【展覧会URL】https://yokohama.art.museum/special/2020/sumikawakiichi/

New Artist Picks「柵瀨茉莉子展|いのちを縫う」
将来活躍が期待される若手作家を紹介する小企画展「New Artist Picks(NAP)」。今回は一貫して「縫う」ことを表現手段とする作家、柵瀨茉莉子(さくらい・まりこ/1987年生まれ)の個展を開催。
【会期】2020年3月14日(土)~4月12日(日)
【休館日】木曜日
【開館時間】11時~18時 (Café小倉山は10時45分~18時)
【観覧料】無料
【展覧会URL】https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20200314-555.html
 
  • 開催概要
横浜美術館コレクション展 2020年2月15日(土)-5月24日(日)
「横浜美術館の西洋美術 木版挿絵からボルタンスキーまで―絵画・版画・写真・彫刻」


【会期】2020年2月15日(土)~5月24日(日)
【休館日】木曜日
【開館時間】10時~18時 、5月の金曜・土曜は20時まで  *入館は閉館の30分前まで
【会場】横浜美術館
【主催】横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【観覧料】一般500(400)円、大学・高校生300(240)円、中学生100(80)円、小学生以下無料
*( )内は有料20名以上の団体料金(要事前予約)
*毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
*2020年3月28日(土)は観覧無料
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
*毎月第3月曜日は横浜市在住の65歳以上の方無料(要「濱ともカード」提示)
*企画展ご観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。 
【問合せ】横浜美術館 TEL:045-221-0300
【展覧会URL】https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20200215-558.html

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会社概要

URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
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資本金
-
設立
1991年07月