アスエネ、「ASUENE」に新機能「ESGマトリクス」を追加。複数基準を一元比較し管理効率を最大化

CSRD・CDP・SBTなどを横断的に比較し、自社が収集済みのデータの対応状況を見える化

アスエネ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：西和田 浩平、以下「当社」）は、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」において、ESG情報を多面的に管理できる新機能「ESGマトリクス」を追加しました。本機能では、CSRD・CDP・SBTなど複数の国際的な基準を横並びで比較し、自社で収集しているESG情報を含む非財務データとの対応関係を一元的に管理・見える化できます。これにより、国際基準とのギャップや共通の開示項目の把握、報告書作成の効率化を実現します。

ESGマトリクス機能追加の背景

近年、企業に求められるESG（環境・社会・ガバナンス）情報開示の範囲は急速に拡大しています。欧州の「CSRD（企業サステナビリティ報告指令）」、国際的な気候関連情報における開示である「CDP」、科学的根拠に基づく排出削減目標「SBT」など、多様なイニシアチブや評価基準が並立するなか、企業の情報収集・整理・報告の負担は増大しています。

主要な国際的ESG基準にはそれぞれに共通する項目もある一方で、独自の質問や要件も設けられています。例えば、「温室効果ガスの削減目標と基準年」は3つの基準で共通しています。一方、CSRDではダブル・マテリアリティ評価に基づき独自の開示基準を設けています。このように、どの情報をどの基準で活用できるのか整理し、自社の対応状況を正確に把握することが難しいという課題がありました。

当社はこうしたお客さまの「抜け漏れを確認したい」「国際基準とのギャップを把握したい」「複数の開示・レポートを効率的に作成したい」という声を受け、ESG情報を横断的に比較・分析できる「ESGマトリクス」機能を開発しました。

ESGマトリクス機能の内容

「ESGマトリクス」機能は、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」で自社が収集しているESG情報と、CSRD・CDP・SBTなどの各基準を対応づけ、共通点や差分を一覧で把握できる機能です。

画面上では、各基準の設問項目と自社データが一覧表示され、共通・重複する情報や未対応項目が即座に把握できます。これにより、ESG情報の収集漏れや二重対応を防ぎ、効率的な情報管理が可能になります。

また、横並び比較によって、各基準間の共通性を整理しながら、回答内容を体系的に整理できるため、報告書作成や審査対応の負担を大幅に削減します。今後は他の国際基準にも柔軟に対応する予定です。

「ASUENE」について

「ASUENE」は、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービスです。AI活用によるScope1-3の排出量の可視化や報告・情報開示に加え、CFP/LCA算定、CDP、SBTi、CSRD、TCFD、TNFDなど、国内外の規制やイニシアチブに対応した高度なコンサルティングも提供しています。CO2見える化サービス、国内累計導入社数No.1を誇ります（東京商工リサーチ調べ/2025年7月調査時点）。

ASUENEサービスサイト：https://asuene.com

アスエネ　会社概要

会社名：アスエネ株式会社

事業内容：

・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」

・サプライチェーンマネジメントプラットフォーム「ASUENE SUPPLY CHAIN」

・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」

グループ会社：

・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」

・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」

・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」

・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」

資本金：83億円（資本剰余金含む）

代表者：Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平

住所：東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階

拠点：日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン

URL：https://corp.asuene.com/