電力変換を簡略化するデジタル電源制御用ICを発表

ST独自の高分解能イベント駆動型ステートマシン技術の採用により、デジタル電源の設計を簡略化

 

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、全ての負荷状況下における高い電力効率、拡張された安全性、豊富な診断機能およびネットワーク接続の利便性など、デジタル電力変換の優位性を最大化する新しいデジタル電源制御用ICファミリ STNRGを発表しました。

ハイエンドの産業機器に加え、太陽光発電システム用コンバータ、電気自動車(EV)の充電ステーション、産業用スイッチング電源(SMPS)などの屋外機器にも適した高い堅牢性を特徴とするSTNRGは、ST独自のイベント駆動型ステート・マシン(SMED)方式による高分解能パルス幅変調(PWM)生成器とSTM8ベースのコアを組み合わせています。また、同製品は、EEPROM(32KB)、RAM(6KB)、ADコンバータ、オペアンプ、I2CポートおよびGPIOも搭載しています。

高分解能PWM信号を発生するSMEDの設定には、通常のDSPやマイクロコントローラを使用した手法と異なり、専門的なソフトウェアのスキルが不要です。SMEDは、内部タイマや外部イベント(ピーク電流、過電流、ゼロ・クロスなど)により、動作させることができます。これは、タイマ設定によってオフ時間を一定にしたピーク電流検出降圧コンバータを、コア・プロセッサの介在なしに動作させることができます。例えば、2つのSMEDセルを接続することで同時オンが避けられ、デッドタイムを考慮したデュアル・ゲート駆動信号の発生が容易になり、ハーフブリッジ構成に対応することも可能です。また、コアが実行するシンプルなP-I(比例-積分)制御ループが、出力安定化動作を行うためのピーク電流値を設定します。

STNRGは、SMED制御出力を4系統備えたSTNRG288A、5系統のSTNRG328A、6系統のSTNRG388Aで構成されます。STのSMEDの性能は、LED照明向けデジタル電源制御の高性能ソリューションであるSTLUXによって、実証されています。

現在、STNRGファミリの全製品が量産中です。価格については、STのセールスオフィスまたは販売代理店までお問い合わせください。

STのデジタル電源制御用ICであるSTNRGは、ニュルンベルグ(ドイツ)で開催されたPCIM Europe 2015(2015年5月19日~21日、ホール9 / ブース551)に出展されました。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
インダストリアル & パワー・ディスクリート製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. STマイクロエレクトロニクス >
  3. 電力変換を簡略化するデジタル電源制御用ICを発表