ブラザー、関東大震災から100年の節目を迎えるにあたり福島県の高校、NPO法人と防災トークイベントを開催
ブラザー工業株式会社(名古屋市瑞穂区)は、防災に関するトークイベントを開催し、ブラザーグループの従業員のほか、福島県立あさか開成高等学校(福島県郡山市)の生徒や、東日本大震災および原発事故により郡山市などに避難をした障害者の就労支援をするNPO法人しんせい(福島県郡山市)の関係者ら約70人が参加した。
今年の9月1日が関東大震災の発生から100年となることを機に、ブラザー工業が主催する防災に関するトークイベントが、オンライン形式で開催された。イベントでは、福島県立あさか開成高等学校の生徒から、災害による断水時などにポリ袋を使ってカレーライスを湯煎調理する方法や、NPO法人しんせいのメンバーからは、災害に対する備えや災害発生時の避難方針を策定したことなどが紹介された。
東日本大震災以降、ブラザーは従業員からの寄付金を被災地に届ける「絆ファンド」などの取り組みを通じて、東北に対する支援を続けている。その一環としてNPO法人しんせいへの支援も継続的に行っており、その縁で今回のイベント開催が決まった。昨年も、国立環境研究所福島地域協働研究拠点(福島県三春町)の関係者も含めた4団体で同様のイベントが開催されており、今年で2年目となる。イベントに参加したブラザー工業の佐々木社長は、「あさか開成高校の皆さんが、分かりやすくレシピを紹介してくれて大変参考になった。そして、しんせいの皆さんの新たな取り組みについて知ることもできてよかった。こうした交流を続け、防災に対する意識を持ち続けていきたい」と話した。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像