“共感は逆効果”繊細なわが子の行動が3ヶ月で変わる!脳科学に基づくペアレントトレーニング、初の書籍化
株式会社パステルコミュニケーション(東京都豊島区、代表:吉野加容子)は、発達科学コミュニケーション・マスタートレーナーむらかみりかによる新刊『HSC・繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』を、2025年8月8日より全国書店にて発売いたします。本書は、共感や寄り添いではうまくいかない“繊細な子”への新しいアプローチをまとめた1冊です。

文部科学省の令和5年度の調査によると不登校の児童生徒数は全国で34万人を超えました。少子化の中、不登校の児童は増えています。(https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf)この中には、多くの繊細な子が多く含まれていると考えられます。
HSC(The Highly Sensitive Child)、「人一倍敏感な子ども」「 敏 感 すぎ る 子 ど も 」と呼ばれる“繊細な子”は5人に1人とも言われていますが、具体的な支援や家庭での対応方法については、まだ十分に社会に共有されていません。
また、繊細さといわれるものは、生まれ持った遺伝の影響は約半分でしかなく、残る半分は後天的な影響=育った環境次第と言われています。日本の集団生活では、少数派である繊細な子どもたちが成長する過程では、生きづらさを感じやすく、困りごとを生じさせやすい環境といえるのです。「みんな一緒がいい」「みんな同じだから安心」という横並び志向や、周りと合わせなければいけないと思わせる同調圧力が強く感じられることが多々あるためです。
しかし、HSCという概念は心理学の1つの概念でしかないため、病気や発達障がいの支援対象からも外れてしまい、登校しぶり、感覚過敏、不安の強さ――“見えない困りごと”を抱える子どもたちとその保護者が、適切な理解や支援を受けられないでいるのが、日本の社会の現状です。
「このままでは、わが子の将来はどうなるの?」 と心配されている保護者の方へ、私は声を大にして伝えたいのです。 「寄り添いすぎないことが、繊細な子の脳を育てる第一歩です」と
本書では、脳科学に基づいた声かけメソッド「発達科学コミュニケーション」によって、 わずか3カ月で繊細な子どもの行動が変わった実例と、再現可能な家庭での対応を紹介しています。
独自メソッド「心と脳の現在地」がわかるココロファインダー初公開
今回書籍の中では、発達科学コミュニケーション創始者の吉野加容子さん監修のもと、私が開発し、子どもたちの「心と脳の現在地」を知るために活用している「ココロファインダー」について紹介しています。「心」にあたる脳の機能を、①親子の愛着、②ストレスコントロール、③心のブレーキ、④心のアクセル、⑤適応力、5つの力にカテゴライズし、5つの力を数値に置き換えて見える化した『ココロファインダー』と、簡易チェックリストを初公開しました。
私は「親の関わり方がわが子の未来を変える」と実感している一人の母でもあります。 寄り添っても寄り添っても自信が育たず、自立が難しかった1人息子に、どう関わるのが正解なのか、どう言葉をかけたらいいのか、私自身も迷い続けていました。 そんなときに出会ったのが、発達科学コミュニケーション。 “子どもに合わせる”のではなく、“子どもの脳を育てる”関わり方を学び、 実践することで、息子は大きく変わりました。そして今、私と同じように悩む保護者の方々に、「親子の関わり方にこそ成長の力がある」と伝えたい。
“わが子は繊細かもしれない”と知ることで、「寄り添うしかない」と様子見をするのではなく、わが子の伸ばし方を模索する「きっかけ」になるように。「HSCか、発達障がいか」という区別よりも、「わが子がどんな困りごとを抱えているのか」を正しく理解し、対応することが何よりも大事であると知ってほしい。いずれにしても脳を強くすれば、困りごとは減り、生きやすくなります。繊細さを強みとして使いこなすための脳の力を伸ばせば、繊細な子は世界を変えるほどの能力を発揮すると私は信じています。
私はこの本を通じて、家庭から日本の教育の「当たり前」を変え、全ての子どもたちが自分らしく輝き、心豊かに生きられる社会へとつながる大きなきっかけとなることを心から願っています。
目次
はじめに
第1章:繊細な子が強くたくましく成長した!親子の感動ストーリー
第2章:STEP1 ひといちばい繊細な子どもの脳を理解しよう!
第3章:STEP2 『ココロファインダー』でわが子の心と脳の現在地を知ろう!
第4章:STEP3 繊細な子を強くする親の関わり方をマスターしよう!
第5章:繊細な子の困りごとあるある理由と解決法12
エピローグ
書籍詳細:https://desc-lab.com/books/1354/
書籍発売日:2025年8月8日(金)
書名:『HSC・繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』
著者:むらかみりりか
定価:1,400円+税
仕様:四六判/212ページ
販売場所:全国の主要書店、またはAmazon等のネット書店にてご購入いただけます。
書店様向けのご注文・取り扱いについて:
https://desc-lab.com/books/for-bookstore/

【著者紹介】むらかみりりか
『発達科学コミュニケーション』マスタートレーナー。
繊細な子どもを親子の関わりによって挑戦できる子に育てるペアレントトレーニングに従事。ひとり息子と自身も繊細な気質を持つ。15歳で単身オーストラリアに留学し、現地の高校と大学を卒業。帰国後、北米のトップ大学に通う学生のキャリアコンサルティングに従事する中、才能の開花は幼少期の教育で決まると気づく。その後、大手インターナショナルスクールの園長に就任し、脳科学ベースの教育プログラムを取り入れた幼児教育に携わる。そこで、自身の息子を含め、集団生活の中では力を発揮しづらい子どもたちがいることに着目し、子どもの成長を左右するのは親の接し方であることを再確認する。息子の登校拒否を機に『発達科学コミュニケーション』と出会い、繊細な子も挑戦できるようになることを確信。自身もトレーナーとして活動を始める。
独自の研究から繊細な子の心のコンディションと脳の育て方がわかる『ココロファインダー』を開発。400 組を超える親子を支援してきた経験から、現在は繊細な子の脳を育てるスクールの代表を務め、トレーナーのプロデュースにも尽力している。
むらかみりりかオフィシャルホームページ https://desc-lab.com/murakamiririka/
Instagram https://www.instagram.com/ririka.murakami.mamadaisuki/

【会社概要】
社名:株式会社パステルコミュニケーション
代表者:吉野加容子
所在地:〒170-6045 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階
事業内容:子育て講座の運営/発達に関するリサーチ・開発/起業支援事業
URL: https://desc-lab.com/
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