[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2ヵ月連続で低下
募集賃料 前月からわずかな下落
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2025年11月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年12月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2025年11月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
1万坪を超える大量供給が続いているものの、新築・建築中ビルではテナント誘致が順調に進んでいる。来年には新築ビルに移転したテナントによる大口の二次空室の募集が見込まれている。主要エリアの既存ビルでは品薄感が強いことに加えて、新築ビルと既存ビルには賃料水準に乖離がある。そのため、立地やビルグレードに優れた二次空室は多くのテナントの引き合いを集めるとみられる。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2ヵ月連続で低下 「天神」は1.0ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.33ポイントの4.33%と2ヵ月連続で低下した。新築ビルで大口の空室が消化され、主な低下要因となっている。エリア別では「天神」が前月比マイナス1.0ポイントと大幅に低下した。潜在空室率は前月比マイナス0.32ポイントの5.85%だった。
オフィス需要は引き続き活発な状況にあり、自社ビルからの移転や館内増床等の前向きな動きが多い。
<空室率&潜在空室率>

福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 前月からわずかな下落 特に博多駅周辺で賃料引き上げの動き
募集賃料は前月比マイナス23円/坪の15,650円/坪となった。前月から下落したもののわずかな動きに止まっている。特に募集床が限定的な博多駅周辺では、継続賃料を引き上げる動きが活発になっている。
<募集賃料&募集面積>

<福岡市 規模別 空室率>

<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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