キヤノンEFレンズを搭載可能な65メガピクセル高解像度産業用カメラを販売開始

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)は、キヤノンEFレンズを搭載可能なドイツ Baumer Optronic社(以下Baumer社)製、高解像度産業用カメラ(VLTX-650M.I.EF)を2021年6月24日より販売開始します。

                                    高解像度産業用カメラ(VLTX-650M.I.EF)

近年、製造現場では品質管理の適正化を目的とした、生産設備の性能向上や検査品質が重要視されており、生産設備への産業用カメラやセンサ導入が進んでいます。特に厳しい環境条件に対応した耐久性を有するとともに、高品質かつ高画質な産業用カメラの需要が高まっています。このような背景から、キヤノンITSはキヤノンEF レンズを搭載可能で直接制御可能なBaumer社製 65メガピクセル高解像度産業用カメラ(VLTX-650M.I.EF)を販売開始します。

同製品は、高解像度センサとキヤノンEFレンズの組み合わせで、高品質で高コントラストな画質を実現し、大判CMOSカメラによるFPD(フラットパネルディスプレイ)検査や、医薬品製造のトラック&トレースシステムに対応する検査品質を求められる生産現場に貢献します。

キヤノンITSは、30年以上にわたり、カメラ、画像処理ボード、ソフトウェアを組み合わせた画像処理ソリューションをさまざまな製造現場に提供し、お客さまの抱える課題を解決してきました。今後もモノづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った先端技術を強みに、お客さまのニーズに最適なソリューションをワンストップでご提供していきます。


<高解像度産業用カメラ(VLTX-650M.I.EF)の特長>

■キヤノンEFレンズのオートフォーカス、オートアイリスを直接制御可能

・シャーシと一体で削り出されたキヤノンEFマウントにより、一眼レフカメラ同様にレンズ装着が可能。
・キヤノンEFマウントにより、キヤノンEFレンズが搭載可能となり、高品質で優れた被写界深度で高コントラストの撮影が可能。
・Baumer GAPI、Baumer neoAPI、またはサードパーティのソフトウェアを活用して簡単に設定でき、アプリケーションから動的にフォーカスと絞りを一致させることが可能。
・超音波モーターを備えた最新のレンズもサポートしており、消費電力の削減と、低ノイズおよび素早く正確なフォーカスを組み合わせて、アプリケーションの費用対効果を実現。

■10GigE Vision 対応により高帯域幅で画像送信
・65メガピクセルの解像度により、必要なカメラの数を大幅に削減でき、コスト削減も可能。
・10GigEインターフェース対応により、簡単かつ安価に統合でき、1.1 GB/s の高帯域幅で効率的に画像を送信できるため、評価時間の短縮が可能。
・外部アクセサリと関連するケーブルは不要で、レンズ制御が簡素化され、コスト削減が可能。

■過酷な環境条件にも対応
・堅牢な M12 プラグ コネクタと、IP 65 および IP 67の保護等級。温度範囲は-30 °C~60 °Cで、アウトドアスポーツでのモーションシーケンス分析や、鉄道輸送における架線およびパンタグラフの検査など、困難な環境条件にも対応。

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企画本部 コミュニケーション推進部 コミュニケーション推進課
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会社概要

URL
http://www.canon-its.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー
電話番号
03-6701-3300
代表者名
金澤 明
上場
未上場
資本金
36億1700万円
設立
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