4K放送用カメラ対応ポータブルズームレンズ“CJ20e×5B”を発売
ハイエンドユーザー向けの「UHDxs」シリーズのラインアップを拡充
キヤノンは、2/3型センサー搭載の4K放送用カメラに対応するポータブルズームレンズの新製品として、広角ズームレンズ“CJ20e×5B”を2020年12月下旬に発売します。
“CJ20e×5B”は、2/3型センサー搭載の4Kカメラに対応する高い光学性能を持つ、光学性能を重視したハイエンドユーザー向けのポータブルズームレンズ「UHDxs」シリーズの広角ズームレンズです。広角端5mmと高倍率20倍ズームを両立しながら、シリーズの特長である高い光学性能を備え、スポーツ中継や各種番組制作のロケなど、多彩なシーンにおいて、臨場感あふれる高画質な映像表現が可能です。キヤノンは、4K放送用カメラに対応するポータブルズームレンズのラインアップを拡充し、幅広いユーザーの要望に応えていきます。
■ 幅広い焦点距離を一本でカバーする広角端5mmと高倍率20倍ズーム
“CJ20e×5B”は、スタジアムの全景や広大な景色などの撮影に適した広角端5mmを実現しながら、使用頻度の高い焦点距離も幅広くカバーする高倍率20倍ズームを両立しています。また、2倍のエクステンダーをレンズ本体に内蔵しており、ズーム域を2倍に切り替えることで望遠端200mmまでの撮影領域でも、高精細な映像表現ができます。
■ 小型・軽量な筐体で高い機動性と操作性
4K光学性能を持ちながら、質量約2.24kg(※1)、外形寸法約166.3(幅)×110.8(高さ)×251.7(長さ)mmと、HD放送用カメラ対応レンズと同等の小型・軽量な筐体(きょうたい)を実現し、報道やドキュメンタリーなどの分野に求められる高い機動性を確保し、撮影者の負担を軽減します。
■ 4K放送用カメラに対応する高い光学性能
蛍石、UDレンズ(※2)、スーパーUDレンズ(※2)を採用し、それらを最適配置する独自の光学設計技術により、色にじみや色収差を良好に補正し、ズーム全域で画面中心から周辺部まで優れた色再現性を実現しています。
製品名 | 希望小売価格 | 発売日 |
CJ20e×5B | オープン価格 | 2020年12月下旬 |
※1 IASE Sの場合。IRSE Sの質量は約2.16kg。IASE Sはフォーカスサーボ有、IRSE Sはフォーカスサーボ無。
※2 「UD(Ultra Low Dispersion=特殊低分散)ガラス」を用いたレンズ。スーパーUDレンズは、UDレンズの性能をさらに向上させたレンズ。
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