【専門学校HAL】アドビと産学連携で「世界の医療団」の広報課題を解決するデザインを学生が提案!
実際にラオスで健康衛生教育に活用される作品も決定
本プロジェクトでは、世界の医療団が抱える「Z世代に自分達の活動を伝える」「広報手段のデジタル化」という広報の課題を解決するため、学生たちはHALでこれまでに身につけたデザインスキルや課題解決力と若い感性を生かしながら、アドビのツールを使用してデザインを提案しました。
【課題】
1.世界の医療団のダイレクトメールをAdobe Express でWEBページ化
2.Instagramでメッセージを発信するためのAdobe Expressテンプレート
3.若年層が世界の医療団の活動に興味を持つような動画コンテンツ
4.途上国の識字率が低い層に健康衛生情報を伝えるフリップチャート(内容は、健康的な妊娠について。字を使わずイラストのみで表現する。ラオス人民民主共和国で使用する)
世界の医療団 日本事務局長 米良彰子氏、世界の医療団でコミュニティーデザイナーとしてデザインリードを担う蛭子彩華氏、アドビ シニア エクスペリエンスデザイナー 井上リサ氏によって審査が行われ、入賞作品および実際にラオスで活用される作品が決定しましたので紹介します。
1位:Instagram投稿用のテンプレートとダイレクトメールのWEB化(HAL大阪 Team1)
講評:調査をもとにエビデンスを提示した上で「寄付を自分ごとに」をコンセプトに据えたことや、世界の医療団職員が「運用しやすく明日から使えそう」と感じられるAdobe Expressテンプレートの設計、また、若者をターゲットにした統一感のあるグラフィック表現などが、総合的に高く評価されました。
2位:Instagram用テンプレートと動画コンテンツ(HAL大阪 Team3)
講評:現場の様子がわかる写真を豊富に使用して、リアルに伝えるデザイン性の高さが評価されました。クライアントの意向を理解し、チームが意図した「記憶に残る」というコンセプトが実現できていました。
3位:Instagram用テンプレート(HAL東京 Team1)
講評:具体的なペルソナをもとに組み立てられていることや、スタイルガイドが用意されていて運用・展開しやすいことが評価されました。気軽に寄付したくなる印象を与えるストーリーズ用のテンプレートも好評でした。
ラオス賞:健康衛生情報のフリップデザイン(HAL大阪 Team5)
ラオス賞の選出には世界の医療団 ラオス事務所の皆さんも関わっていて、受賞作品は実際に現地で使用されます。
ラオス事務所 総務・経理・広報担当 ブントム・タマチャーン氏より、オンラインで「皆さんのクリエイティビティに驚きました。ラオスの文化をきちんと反映したデザインがすばらしかったです」とのコメントもいただきました。
ラオスでは妊産婦死亡率が高く、女性にとっては妊娠することが生死に関わります。受賞イラストを使ったフリップは、ラオスで住民がより安全で健康な母と子の命を守る知識をつけるために使われ、妊産婦の危険を減らすことにつながります。
学生にとっても、デザインの力で世界の課題解決に貢献できることを学べる貴重な機会となりました。
その他にも、4つのチームが特別賞を受賞しました。
各賞受賞作品とチームメンバー(左よりアドビ マーケティング賞/HAL大阪Team2、世界の医療団賞/HAL名古屋Team6、イラスト賞/HAL名古屋Team3、Diversity and Inclusion賞/HAL東京Team3)
詳細はアドビブログで紹介されていますのでご覧ください。
https://blog.adobe.com/jp/publish/2023/10/04/cc-express-mdm-hal-project
専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)<https://www.hal.ac.jp>
専門学校HALは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、IT分野の即戦力を育成している専門学校。専門教育の理想とされる「産学連携」を追究し、第一線のプロによる直接指導、企業からの依頼で学生が取り組むケーススタディ、プロも認めたソフト・ハードを導入。希望者就職率100%を実現しています。
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HAL東京 https://www.hal.ac.jp/tokyo/apply
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■『産学直結ケーススタディ』とは
学生ひとり1人がプロの現場で活躍できるように、企業やクリエイターと連携し、企画立案から実制作までを手がけるプロジェクト。実践的なプロジェクトを経験することで、学生の域を超えた本物の「実戦力」が身につきます。
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