舟運活性化で水辺のにぎわいづくりを目指す取組 東京都の舟運事業に参画 舟旅通勤®【BLUE FERRY(ブルーフェリー)】
晴海~芝浦・日の出区間で 5月22日(水)より運航開始
不動産デベロッパーであるNREと舟運事業者であるTBCが連携することで、舟運サービスと都市機能の融合が実現し、水辺の街の魅力と価値を高めることを目指してまいります。NREが整備を進める芝浦プロジェクト※2(以下「本プロジェクト」)では、JR浜松町駅と都営地下鉄大門駅から船着場までの動線の整備とバリアフリー化に取り組み、芝浦運河における新たな船着場の整備も予定しています。また既に日の出ふ頭において、本運航の船着場となるHi-NODE(ハイノード・2019年開業)の整備を行い、新たな舟運ターミナルとして運営しています。
これらの整備に本運航が加わり、都心部へのアクセスに優れた水辺の街である港区芝浦エリアと、晴海に代表されるベイエリアの新たな住宅街を約5分の運航で結ぶことができます。さらに本運航の運航開始記念として、「Hi-NODE」の1階レストラン「BESIDE SEASIDE」(http://beside-seaside.tokyo/ )にて期間限定の朝食営業を行います。
※Hi-NODEへのアクセス:JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅南口徒歩9分
新交通ゆりかもめ「日の出」駅東口徒歩4分
1.東京都による舟旅通勤の実装に向けた補助制度について
東京都が、舟運が身近な観光・交通手段として定着し、水辺のにぎわいを創出するよう2016年度から進めている取組の一環になります。事業第一弾として2023年10月に日本橋〜豊洲を結ぶ航路の運航が開始しており、本航路はそれに続く形での開業になります。
URL: https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/05/09/01.html
※5月10日(金)より閲覧可能です。
2.「BLUE FERRY(ブルーフェリー)」運航概要
本運航はNREとTBCが共同して行う舟運サービスであり、舟旅通勤の一環として、まずは晴海~芝浦・日の出間にて開始いたします。東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村であり本年1月より入居が開始された「HARUMI FLAG」至近の晴海五丁目船着場と、当社が推進する芝浦プロジェクトの一環として開発を行った日の出ふ頭小型船ターミナル「Hi-NODE」」間を結ぶ航路となっております。この「Hi-NODE」は、日の出ふ頭を人々が集い賑わう水辺空間・舟運拠点とするために、東京都港湾局が進める日の出桟橋の改修・新設等の事業と連携し、野村不動産グループが、日の出ふ頭北側の敷地の一部において東京都港湾局から用地使用許可を受け、船客待合所、飲食機能を導入した施設、イベント広場の整備を行った場所です。
■運航開始日:2024年5月22日(水曜日)
■運航区間:晴海五丁目船着場(晴海五丁目ターミナル)〜日の出船着場(Hi-NODE / 港区海岸二丁目)
■運航日:最大で毎週火曜日・水曜日・木曜日の朝(計画運休の場合は、WEBサイトでご案内します)
■運賃:500円(税込)(予約・事前決済により割引があります)
※5月22日はプレ運航として、運賃は無料で運航させていただきます。
■チケット予約/購入方法:下記チケットサイトおよび晴海・日の出の両発着場にて購入可能
URL : https://blue-ferry.mobi/#booking
※5月15日(水)12時予約開始予定
■時刻表
<晴海発>8:30 / 8:55 / 9:20 / 9:45
<日の出発>8:40 / 9:05 / 9:30 / 9:55
※晴海〜日の出間の運航所要時間は約5分を予定しています。
■使用予定船舶:エスエス3世(旅客定員44名)
■運航事業者:株式会社東京湾クルージング
■本航路および運航に関するお客様からのお問い合わせ先
メールアドレス:info@blue-ferry.mobi
■乗船に関する注意事項
・ペットとご一緒に乗船いただく場合は、専用の容器/ゲージにペットの全身を収納していただきます。
・車椅子又はベビーカーをお使いになられてのご乗船は、一度車椅子又はベビーカーを降りていただいてご乗船いただきます。なお、車椅子は最大2台を収容できます。
3.事業者概要
・野村不動産株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長 松尾 大作)
野村不動産ホールディングスの中核企業として、住宅事業、都市開発事業、海外事業などを展開する総合不動産企業です。ベイエリアにおける事業実績も多数あり、現在は芝浦エリアにおいて、オフィス・ホテル・商業施設・住宅等をはじめとする複合開発「芝浦プロジェクト」※2を推進しており、近隣エリアと連携して東京ベイエリアの活性化に向けた様々な取組みを行っています。
・株式会社東京湾クルージング(本社:東京都江戸川区、代表取締役 島田 智和)
2003年より東京港お台場・隅田川を中心として小型船において貸切パーティークルーズ、地域イベント、撮影貸切などの多数の運航実績があり、2011年に東京都中央区の日本橋たもとに日本橋船着場が竣工されて以来、日本橋クルーズという屋号にて、リバーガイドが景色や歴史について説明する付加価値をつけた乗合周遊コースを運航しており、約45万人の乗船実績があります。
また、2016年より勝どき(朝潮運河船着場)と日本橋を結ぶ一般旅客定期航路事業を開始しており(現在は、コロナの影響により一時休止中)、今回就航させる一般旅客定期航路事業の運航実績もあります。
その他、同年2016年より東京都が舟運の新たな航路の開拓や身近な観光・交通手段として定着させるための社会実験/舟旅通勤実験に2023年までの7年間、すべて参加させていただきました。この取組の一環として、舟旅通勤の実装に向けた補助制度を創設され、その補助制度に採択され今回の就航となります。
※1 「舟旅通勤」は(一社)水都創造パートナーズの登録商標です。
※2 芝浦プロジェクトについて(公式サイトURL:https://www.shibauraproject.com/)
本プロジェクトは、浜松町ビルディング(東芝ビルディング:東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として、2021年10月に着工したS棟と、2027年度着工予定のN棟からなるツインタワーの建設を計画しております。(竣工予定時期:S棟2025年2月、全体2030年度)区域面積約4.7ha、延床面積約55万㎡の、オフィス・ホテル・商業施設・住宅等を含む、約10年間に及ぶ大規模複合再開発です。東京ベイエリアの新たなシンボルとして、国際ビジネス・観光拠点を創出します。本プロジェクトでは、街づくりを通じて、人も社会も、現在も未来も、継続して健やかで幸せであることを目指します。
芝浦エリアの空と海が広がる環境を活かすことで、人々の新たな時間の過ごし方を実現し、サステナブルな社会を未来に届けていきます。
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