新人賞受賞作家を次々と輩出！ 文学界で異彩を放つ芸大の商業文芸誌「301（サンマルイチ）」最新号ラインナップを一挙公開！

執筆陣に又吉直樹、山崎佳代子、豊永浩平らも　学生たちのみずみずしい視点で見つめた“戦後80年”

京都芸術大学（京都市左京区／学長：佐藤 卓）は、通学課程・通信教育課程あわせて約23,000名が学ぶ日本最大級の総合芸術大学です。なかでも通信教育課程には全国で約18,000名が在籍しており、私立大学通信教育課程として国内最大規模の学びの場となっています。

このたび本学文芸表現学科では、プロの編集者である教員の指導のもと、学生たちが中心になって制作する『文芸誌 301（サンマルイチ）』の第6号を刊行しました。

今号の大特集は ”戦後80年”！

今号は、大特集のテーマに「戦後80年　てのひらの方舟」を掲げ、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さん、詩人で翻訳家の山崎佳代子さん、群像新人文学賞、野間文芸新人賞受賞作家の豊永浩平さんらを迎えました。

第二特集の「ライトノベル入門」では、4人のクリエイターによるライトノベル書評を収録。本学文芸表現学科卒業生であり、香椎モイミやKanariaなどのMVイラストで注目のイラストレーター・白咲まぐるさんも参加しています。

また、同学科卒業生の作家、駒田隼也さん（群像新人文学賞受賞）と同学科卒業生で現在大学院に在学中の上村裕香さん（女による女のためのR-18文学賞 大賞受賞）の対談も掲載。

芸大生ならではの自由でみずみずしい感性が光る、時を超えて残したい一冊が生まれました。

――この世には、あまりにもたくさんの物語が溢れている。（中略）しかしそれらのほとんどは歴史という大きな河の底に沈んでいく。その沈んでしまった物語をこの手のひらですくい上げ、いろんな人に運んで伝え、未来へつないでいく文芸誌も方舟と言えるのではないだろうか。（本文より）

第１特集「戦後80年特集　てのひらの方舟」

［寄稿］山崎佳代子「トネリコの森」、又吉直樹「自省と笑い」

［インタビュー］豊永浩平「歴史の暗闇から紡ぐ黄金言葉」

山本捷馬（琥珀書房）、田中祐介（研究者）、志良堂正史（手帳類図書室）、居原田遥（インディペンデント・キュレーター）、早川幸生（圓光寺オマールさんを語る会）、伊奈透光（アニメーター）

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第2特集「ライトノベルってなんだろう？　ライトノベル入門」

［ライトノベル書評］三川みり（小説家）、北沢慶（小説家・ゲームデザイナー）、白咲まぐる（イラストレーター）、仙田学（小説家）

［対談］駒田隼也 × 上村裕香 

［小説］多田千夏「洗濯家族」　ほか

本学文芸表現学科卒業生の駒田隼也さん（群像新人文学賞受賞）と上村裕香さん（女による女のためのR-18文学賞 大賞受賞）

書籍情報

『文芸誌 301』第6号

2025年12月5日頃より京阪神の書店を中心に販売開始　定価1000円（税込）

A5版　192ページ

京都芸術大学 文芸表現学科 301文庫

＊初回限定部数（重版なし）のため、初版完売で販売終了となります。お求めはお早めに！

⬛︎ 『文芸誌301』について　

京都芸術大学文芸表現学科の出版レーベル「301文庫」から発行する文芸誌。2021年4月に創刊し、現在までに全6号を発行する。編集部は学生と教員で構成、京都市内の書店を中心に販売中。

⬛︎ 京都芸術大学について

国内最大規模の芸術大学として通学課程、通信教育課程を合わせ、国内外から23,000名を超える多様な年齢層の意欲的な学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に"社会と芸術"の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施しています。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。 

所在地：〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL：https://www.kyoto-art.ac.jp/