東京2025デフリンピック特別授業「調布市Deafプログラム」が本年度もスタート
東京2025デフリンピック開幕まで残り5か月

ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役社長/塙 圭二、以下「当社」)のケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する川畑 菜奈(かわばた なな)、岩渕 亜依(いわぶち あい)、東海林 香那(しょうじ かな)、山本 典城(やまもと よしき)が、昨年度から始まった聴覚障がいや手話に関する理解を深め、東京2025デフリンピック大会応援の機運醸成を目指す「調布市Deafプログラム」を本年度もスタートしました。
デフとは/授業の様子
昨年度に引き続き今回の出前授業でも、デフ(ろう者)フットサルを実施しました。「デフ」とは英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、デフフットサルとは、聴覚障がい者のフットサルです。競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから「音のないフットサル」の愛称で呼ばれています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションをとっています。ルールは健常者のフットサルと変わらず、唯一違うのは主審も旗を持っており、笛と旗でプレーに対して合図する点です。

実際の授業では講演とデフフットサル、読唇術や伝言ゲームを通じて、音のない世界の中でどのように工夫してコミュニケーションをとるのか説明し、体験会を行いました。また、発声を禁止して実際に試合を行うことで今年開催される東京2025デフリンピックに興味を持ってもらいつつ、聴覚障がいへの理解促進を図りました。
最初は慣れないコミュニケーションで戸惑っていた子どもたちも、徐々にデフのコミュニケーションにも慣れてきて普段の授業とは違う体験を通して学びました。
実施の背景
今年11月に東京都で開催される東京2025デフリンピックを控え、調布市では様々な取り組みを行っています。この取り組みは、デフリンピックやデフスポーツ、デフアスリートに対して子どもたちに興味を持ってもらい、親しみを感じてもらうことを目的としています。
そこで聴覚障がいや手話に関する理解を深めるため、当社ケイアイチャレンジドアスリートチームに出前授業講師の依頼をいただき、実施に至りました。
この取り組みは昨年度から始まり、今年度は今回の石原小学校(所在/東京都調布市、校長/飯島 慶裕)より始まりました。今後も調布市内の全小・中学校を対象に、希望される学校にて順次出前授業を開催予定です。
参加者プロフィール

【岩渕コメント】
調布市立石原小学校の小学生にデフ体験をしてもらいました。伝言ゲームでは成功したチームはとても喜んでいて、口だけで伝えることの難しさを感じてもらえたと思います。難しいからこそ工夫する、という考え方が普及する社会になったらいいなと思います。
■ ケイアイチャレンジドアスリートチームとは
「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念として、障がいを乗り越えるだけではなく、さらなる高みを目指してチャレンジを続けるパラアスリート集団として、2019年4月に「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」を発足しました。
現在は、9名が所属しており「デフフットサル」、「デフサッカー」、「ろう者柔道」、「車いすバスケットボール」、「車いすバドミントン」の各競技で活躍しています。
トップアスリートとして高いレベルのトレーニングと競技を続けながら、社内研修の講師や商品開発に携わるほか、イベントや体験会を通してパラスポーツ認知向上のための啓もう活動を積極的に行っています。これまで、埼玉県本庄市を中心に県内外の企業や自治体、教育機関などと連携した体験会やパラスポーツの冠大会を開催し、延べ3,000名以上の方々にパラスポーツを体験していただきました。

■ ケイアイスター不動産グループとは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をビジョンに掲げ、『高品質、だけど低価格なデザイン住宅』を供給しています。
仕入から販売までを一気通貫で行う、「KEIAIプラットフォーム」と「コンパクト戸建住宅」という独自のビジネスモデルによって、分譲住宅市場シェアの拡大を図ります。
事業エリアは、首都圏を中心に全国各地で戸建分譲事業を展開販売(※)しています。2025年3月期の売上高は3,425億円(※グループ連結数。年間9,125棟(土地含む)を販売)。
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証プライム市場)
代 表 代表取締役社長 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 4,816百万円(2024.4.1現在)
設 立 1990年11月
従業員数 2,790名(連結 / 2024.4.1現在)
U R L https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、中古買取再販事業、注文住宅事業、ストック事業、アパート事業、
収益事業、分譲マンション事業、海外事業 ほか
【リリースPDF】
https://ki-group.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/2025.6.20_1600_cyoufushiDeafprogram.pdf
【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 広報室 広報課
TEL:03-5299-7575 FAX:03-5299-7562 E-mail:press@ki-group.co.jp
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