新サービス「AIルートジャッジ~アクアvs京葉・館山~」 11月19日より実証実験開始
~AI渋滞予知の技術を応用した新サービス!木更津からのルート選択にご活用ください~
東日本高速道路株式会社(以下、NEXCO東日本)と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモが開発した「AI渋滞予知」※1の技術を応用し、NEXCO東日本が提供する新サービス「AIルートジャッジ~アクアvs京葉・館山~」(以下、AIルートジャッジ)の実証実験を2025年11月19日(水)から 開始します。本実証実験では、木更津JCTから特定のエリア(京葉JCT、箱崎JCT、板橋JCT)までの 当日午後の予測所要時間について、【CA】東京湾アクアライン(以下、アクアライン)を経由するアクアラインルートと【E14】館山自動車道(以下、館山道)・【E14】京葉道路を経由する京葉・館山ルートの所要時間を 予測し、その比較結果を配信いたします。
木更津JCTから埼玉方面や東京方面へ向かう際のルート選択にご活用いただけます。
◆実証実験開始の経緯
房総半島から都心方面へ車で向かうルートとしては、アクアラインルートと京葉・館山ルートの大きく2パターンがあります。現在提供している【CA】アクアラインおよび【E14】京葉道路・【E14】館山道の「AI渋滞予知」は、各路線において多くのお客さまにご好評をいただいておりますが、「複数ルートのうち、どちらを使うとより早く着けるのかを知りたい」というご要望が多く、実証実験開始に至りました。今後、実証実験での効果検証やお客さまの反応も踏まえ、本格導入に向けた検討を進めていく予定です。
本サービスにより、房総半島から都心方面へ向かう際の渋滞を回避することで、交通分散を通じた渋滞緩和をめざします。
◆予測所要時間を提供する区間
房総から首都高管内の道路を経由して都心方向へ向かうお客さまが最適なルートを選択できるように、アクアラインルートと京葉・館山ルートから多くのお客様が利用される目的地として、下記3つの経路を選定しました。
① 木更津JCT~外環道 京葉JCTまで(【E6】常磐道方面)
② 木更津JCT~首都高速道路 箱崎JCTまで(都心方面)
③ 木更津JCT~首都高速道路 板橋JCTまで(【E17】関越道方面)

◆閲覧方法
(1)「AIルートジャッジ」は、以下の方法でご利用いただけます。
・右の二次元バーコードを読み取ってご利用ください。
・「AIルートジャッジ」と検索してご利用ください。
・下記URLからもアクセスいただけます。
https://www.driveplaza.com/trip/area/kanto/traffic/ai-route-judge/ (11/19から情報提供開始)
(2)本サービスの閲覧方法および特徴


【特徴】
① 予測所要時間を提供する3区間から選択できます。
① スライドバーで渋滞予測時間を変更できます。
② 2ルートの渋滞予測をどちらが早いか一目で確認できます。
③ 2ルートの時間帯ごとの所要時間を一目で確認できます。(選択した時間帯は左マップとリンク)
④ 料金検索やリアルタイム渋滞情報はドラぷらおよびドラとらから検索して確認できます。
◆AIルートジャッジの仕組み
これまで【CA】アクアライン、【E14】京葉道路における「AI渋滞予知」を実現していた、ドコモの「AI渋滞予知」技術とNEXCO東日本の交通工学的知見・ノウハウのかけ合わせによって出力された予測結果と、首都高速 道路(株)の交通統計データに基づく、各経路における時間帯ごとの「追跡時刻和※2」データとの組み合わせを通じて各ルートの所要時間を予測し、その比較結果を配信いたします。

NEXCO東日本とドコモは今後も、「AI 渋滞予知」のさらなる活用を検討し、交通課題の解決に取り組んでまいります。
※1 ■2017年11月30日プレスリリース(https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2017/1130/00006785.html)
NEXCO東日本とNTTドコモ、【CA】東京湾アクアラインにおいて「AI渋滞予知」による渋滞予測実証実験を開始
■2022年7月27日プレスリリース(https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2022/0727/00011580.html)
『AI渋滞予知』2022年7月28日より【E14】京葉道路でも実証実験を開始
※2 追跡時刻和とは、各時刻、各区間の所要時間に基づき、特定時刻に特定地点を出発した車両が移動に伴って受ける影響を加味した道のり全体でかかる所要時間
別紙1
AI渋滞予知とは?
ドコモが持つ携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成されるリアルタイム版モバイル空間統計※1(以下、人口統計)と、NEXCO東日本が保有する過去の交通量・渋滞・規制などの実績データをもとにドコモが開発 した「AI渋滞予知」技術、さらにNEXCO東日本の交通工学的知見・ノウハウを掛け合わせることで、当日の人出から所要時間や交通需要※2を予測しドライバーに配信しています。
「AI渋滞予知」は、約9割のお客さまから高評価をいただいています(別紙2参照)。

※1 「モバイル空間統計®」のラインナップの1つである国内分布統計(リアルタイム版)。エリアごとや属性ごとの集団の人数を示す情報であり、お客さま個人を特定することはできません。本実験で使用する人口統計は、お客さまのプライバシーを厳重に保護するべく、 モバイル空間統計を作成・提供する際の基本事項をまとめた「モバイル空間統計ガイドライン」を順守しております。
・モバイル空間統計ガイドライン(https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/disclosure/mobile_spatial_statistics/guideline/index.html)
※2 交通需要とは、各時間帯において高速道路を潜在的に通過しようとする車両台数で、道路が流せる交通量(交通容量)に制限が無かった場合の交通量に相当します
*「モバイル空間統計」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
別紙2
AI渋滞予知 お客さまアンケート結果の概要
■調査実施期間:2019年7月1日~8月31日(アクアライン)、2023年7月3日~8月16日
(京葉道路)、2020年7月17日~9月16日(関越道)
■調査方法:Webアンケート調査により実施
【AI渋滞予知の評価】※1

※1 AI渋滞予知を過去にご利用いただいたことがあるお客さまのうち、対象路線をよく利用されるお客さまからの回答を
集計
調査数: 315(アクアライン)、169(京葉道路)、539(関越道)
※2 アンケートにお答えいただいたお客さまのうち、対象路線をよく利用されるお客さまからの回答を集計
調査数: 3,120(アクアライン)、1268(京葉道路)、4,609(関越道)
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