【新発田リハビリテーション病院】新潟県内初導入!脳卒中下肢麻痺リハビリテーション支援ロボット稼働開始
下肢麻痺等によりご自身での移動が不自由な方にも移動の喜びを届けたい
NSGグループの医療法人愛広会 新発田リハビリテーション病院(所在地:新発田市荒町甲 院長:八木和徳)は、「ウェルウォークWW-2000」(トヨタ自動車製)を導入しました。
下肢麻痺リハビリテーション支援ロボット ウェルウォークWW‐2000
特に充実したリハビリテーションを展開し、1日も早く在宅に帰れる、社会復帰できる支援を目指しています。
2021年9月に新潟県初導入となる脳卒中下肢麻痺リハビリテーションロボット「ウェルウォークWW-2000」を導入、専門スタッフの研修を終了し、10月から患者様にロボットリハビリの提供を開始しています。
■「ウェルウォークWW-2000」とは
運動学習理論にもとづいた様々なリハビリテーション支援機能と臨床現場での使いやすさを追求し「すべての人に移動の自由を、そして自らできる喜びを」というビジョンのもとに開発されました。
具体的には、患者様に継続してリハビリテーションに取り組んでいただけるようモチベーション維持を支援するゲーム機能や、異常歩行の改善に役立つ設定変更情報をリアルタイムで提示する機能を新たに搭載しています。
患者様の歩行状態の判断や改善策の検討をウェルウォークWW-2000がサポートすることで、療法士の業務負担を軽減しながら患者様により効率的な歩行練習を提供することが可能となりました。
<本体> トレッドミルやモニターを含む システム全体を製品として構成
■「歩行支援ロボット」を使用した歩行訓練の特徴
脳卒中による半身まひなどのリハビリ支援を目的としたロボット「ウェルウォーク」は、トヨタ自動車と藤田医科大が共同開発し、患者の歩行状態に合わせ難易度の調整機能や歩行状況のフィードバック機能などを備え、より安全に、早期からの歩行練習を可能としました。
転倒を予防するため、ハーネスと呼ばれる安全ベルトを腰に装着し、まひしている足に装具のような「ロボット脚」を装着する。患者はトレッドミルというベルトコンベヤー状の上を歩き、理学療法士は患者の後ろで患者を支え、歩行状況について確認しながら機械を操作します。
ロボット脚の足底には荷重センサーがあり、足を前に出そうと体重を抜くことで、膝のモーターと連動し、足を曲げるように補助し、体重をかけると曲がらないように力が働き、足に全く力が入らない患者から、自力で立てる患者まで、幅広く歩行訓練ができる。モーターの強さは患者の状態によって調整でき、歩幅も調整することが可能となっています。
患者の前方のモニターには、前方・側方からカメラで捉えた歩く様子がリアルタイムに映し出すことができ、患者は画面を見ながら歩行練習を受けることができます。
歩行練習開始初期では、平行棒の中で患者の体を支え、さらに足の振り出しを補助するなど、スタッフへの負担が大きく、1度に歩く距離は限られていましたが、ウェルウォークを使った場合、ロボット脚などで補助を行うため、1度の歩行練習で50~100メートル歩くことが可能になります。
無理なく長距離を歩行し、早い時期から歩行練習を始めることで、早期退院が期待されます。
ウェルウォークの紹介ムービー(トヨタ自動車サイトへリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=bgYuEePQpmw
新発田リハビリテーション病院
法人名:医療法人愛広会
所在地: 新発田市荒町甲1611-8
代表者名:新発田リハビリテーション病院
院長:八木 和徳
URL:https://www.shibata-reha.jp/
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