日本初のDAO型シェアハウス「Roopt DAO」は、4月22日解禁の”合同会社型DAO”になります!
〜DAO内投票で決定、空き家対策の新たな切り札に~
自律分散型組織「DAO」のコンサルティング・実務支援を提供する株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)および、空き家活用のシェアハウスで若者のU・Iターンを創出する株式会社巻組(本社:宮城県石巻市、代表取締役:渡邊 享子、以下 巻組)は、日本初(※1)となるDAO型シェアハウス「Roopt DAO(ループト・ダオ)」を合同会社とすることを決定しました。
これまで法人格を持つことができなかったDAOが、法人格を持ちまさに主体となって活動できるようになり、実際の現場では何が変わっていくのか。日本版合同会社型DAOの先例を作ってまいります。
※1:Decentralized Autonomous Organizationの略。自律分散型組織。従来の組織体制とは異なり、中央管理者がおらず、メンバーの投票などによって意思決定がなされ、自律して動く組織。
2022年8月、DAO型シェアハウス「Roopt DAO神楽坂」がスタート
DAO型シェアハウス「Roopt DAO神楽坂」とは、巻組運営のシェアハウスをDAOにより自律的に運営する取り組みです。
①:シェアハウス利用料・賃料の一部を予算として積み上げ、魅力的なシェアハウスにするための予算の使用方法や運営ルールをDAOメンバーで議論し、投票・決定。
②-1:入居者は、より自由かつ裁量を持ってシェアハウスを運営することで、自己実現の機会また報酬としてのリワードトークンを獲得。
②-2:事業者は、業務がコミュニティサポートに変わることでの高い住民満足度および結果的な運営コスト減少を獲得。
取り組みにより、Roopt DAOは、DAO導入前と比較して、「高い入居率」および「集客・維持管理コストの低減」を実現し、物件の魅力と収益性の双方を大きく向上しています。詳細は、報道発表「開業から 1 年で売上 1.7 倍&利益率の大幅改善を達成 」( https://www.gaiax.co.jp/pr/press-10112023/ )をご覧ください。
Roopt DAOの合同会社化をDAO内の投票にて決定
提案タイトル:合同会社型DAO (LLC型DAO) に向けての意向確認
投票開始:2024年04月04日(木)
投票終了:2024年04月08日(月)
提案内容:合同会社型DAOの法整備拡充に伴った、Roopt DAOの合同会社化。これまでは神楽坂拠点の運営目的としていたが、さらに空き家を開拓し理想のシェアハウスづくりを目指すため法人格を取得し、併せてユニークな収益分配の仕組みをつくることを目指す。
今後の進め方:
今後は、合同会社型DAOの定款マニュアルなどを展開している団体の情報を参照しながら合同会社型DAOの実現に向けて進めていく予定です。
合同会社化の背景:増え続ける空き家の対策を仕組み化
人口減少が加速する中、社会も生活もこれまでのような行政任せ・事業者任せではもはや立ち行かなくなっています。社会の構成員が、自分の属するコミュニティの運営に主体的に参加し、民主的な方法で決定に関与していく姿勢と仕組みがこれから決定的に重要になっていくでしょう。
一般社団法人日本DAO協会のキックオフミーティング(※2)では、合同会社型DAOのユースケースとしてまさに「空家古民家DAO」が挙げられています。新しい資金調達方法として活用が期待できるほか、宿泊権、利用権、居住権のセカンダリーマーケットや、多様な収益構造の不動産をミックスするなど、そのDAO独自の目的に合わせた設計が可能になります。
※2:https://www.youtube.com/watch?v=z9pCVUiwcBw, https://docs.google.com/presentation/d/1kfE1U7Sc3EdRjDRt-XH6Tx0UPEJZPr9Z/edit?usp=sharing&ouid=114630260713887238167&rtpof=true&sd=true
担当者コメント
渡邊 享子(わたなべ きょうこ)
株式会社巻組 代表取締役
現在400名以上のメンバーを有し、イノベーション人材の育成や地方への関係人口創出など大きな成果をあげているRoopt DAOは、2022年7月に国内でも先駆けて設立されました。設立当初は、まだまだ規制も多く法整備が追いついていない状況でしたが、徐々に国内で体制が整い、合同会社化が実現されたことを嬉しく思います。
今後も、これを皮切りとして当社では次世代型の不動産賃貸運営の手法を模索してまいりたいと思います。
廣渡 裕介(ひろわたり ゆうすけ)
株式会社ガイアックス DAO事業部 副事業責任者
今回RooptDAOが合同会社型になる意義は、やはり収益分配を可能にするところにあります。通常、DAOでは、活発に貢献をするメンバーと見守るメンバーに2極化しますが、合同会社型にすることにより、見守るメンバーにも金銭的な収益分配が可能になり、役割の明確化とそれに応じた報酬設計が可能になります。
今後は、いかにRooptDAOで自律分散的にマネタイズをしていけるかの設計支援に注力できればと思っています。
合同会社型DAOの最新事例解説付き、DAO FORUM有料特別編を5月14日に開催!
イベント名:DAOの共創がもたらす ビジネス変革の事例と秘訣 合同会社型DAO最新事例も解説!【DAO FORUM 有料特別編】
日時:5月14日(火) 12:00-13:00、17:00-18:00
会場: オンライン開催(Zoomミーティング)
定員: 各回限定6名様(先着順)
受講費: 11,000円(税込)
URL: https://dao-spe20240514.peatix.com/
ガイアックスはDAO導入・活用もトータルでサポート
ガイアックスは、DAOの立ち上げ〜運用支援ツール「DAOX」を提供するほか、DAO組成前に欠かせないインセンティブ等の各種設計やスケジュール策定といったプロジェクトマネジメントもカバー。これまでにDAO型コミュニティの組成から運用までのコンサルティングサービスも数多く手掛けています。
ガイアックスのweb3/DAO事業
DAOコンサルティングサービス
2015年よりブロックチェーンの研究開発に取り組み、数々の企業や自治体のDAO組成に伴走し、様々な実績を残してきたガイアックスだからこそ可能な、最先端でかつスピード感のあるコンサルティングを提供します。web3(DAO、ブロックチェーン)に関する実装経験を元に、情報提供、企画立案、実装オンボーディングまで、一気通貫でサポートします。
https://gaiax-blockchain.com/dao-installation
DAO組成・運用プラットフォーム「DAOX」
DAOを立ち上げ時の複数サービスを導入し組み合わせる手間を省き一元化したのが「DAOX」です。DAOXは、組成から運用までの実務をワンストップで実現します。「クレカ対応のNFT販売&ウォレット自動生成」「リワードトークン付与機能で貢献度を可視」「DAOの活性度を数値化したダッシュボード」など、DAO運営ノウハウをツールに込めました。
https://daox.solutions/daox
Blockchain Biz
Blockchain Bizでは、用語解説や活用事例、国内外のサービス・プロジェクトの解説、業界の動向、国内事業者へのインタビューなどの記事を発信しています。また、web3関連のサービスを創出したい方やDApps開発を行いたいエンジニアの方、DAOのコミュニティー運営を学びたい方を対象としたコミュニティ”Blockchain Biz Community”も運営しています。
https://gaiax-blockchain.com/
DAO立ち上げやコンサルティングについてのご相談・お問い合わせ先
https://gaiax-blockchain.com/dao-installation#inquiry
ガイアックスのweb3/DAO取り組み実績
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【日本初】DAO型シェアハウス「Roopt DAO」、開業1年で売上1.7倍&利益率の大幅改善を達成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000587.000003955.html -
DAO活用の最前線「DAO FORUM 2023」を開催、申込者は400人超
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000601.000003955.html -
DAO組成・運用一元化「DAOX」のオープンベータ版を提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000618.000003955.html
株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業
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