パーソルキャリアの全社横断デザイン統括組織ブランドサイト「NUTION(ニューション)」デザイナー向けキャリアオーナーシップ育成ツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」の活用事例を公開
~デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト 第5弾~
その第5弾として、デザイナー向けキャリアオーナーシップ育成ツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」の活用事例を公開しましたので、お知らせいたします。
■「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」第5弾
デザイナー向けキャリアオーナーシップ育成ツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」活用事例サイト
https://nution.persol-career.co.jp/stories/20230615/
■「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」実施の背景
ビジネスの世界で、デザインの必要性が話題に上るようになって久しいものの、いわゆる経営・テクノロジーの知識・経験を持つ「高度デザイン人材」はまだまだ不足しています。また、企業のデザイン人材に求められる知識量や役割の大きさに対して、キャリア形成の機会や活躍できるフィールドは少ない現状にあります。これらは、ロールモデルの不在などが要因として考えられます。
パーソルキャリアでは、「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」をミッションに掲げ、「キャリアオーナーシップを育む社会の創造」を目指しています。「キャリアオーナーシップ」とは、自身のキャリアに対し主体的に取り組む意識と行動のことです。デザイン組織やデザイナーという職種も、その例にもれません。本プロジェクトでは、デザイナーのよりよいキャリアを後押し、活躍するフィールドを広げることを目的に、調査報告書やデザイナー向けのキャリアを振り返るツールなどを、全5回に渡ってお届けしてまいります。1人でも多くのデザイナーのキャリア形成のヒントとなれば幸いです。
■デザイナー向けキャリアオーナーシップ育成ツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」について
「NUTION」では、2023年5月に組織のデザイン人材のキャリアオーナーシップ育成のためのツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」を作成、公開しました。(https://nution.persol-career.co.jp/stories/20230526/)
本ツールは「自分はいったいなにをデザインしてきたんだろう?」「いまなにをデザインしているのだろう?」「これからデザインしていきたいものはなんだろう?」などの質問を通じ、自身の現在地を把握する手助けとなることを目的としたものです。また、本ツールはデザインする人が使い方を工夫できるように、使い方を1つに定めてはいません。今回はその多様な使い方の一例として、NUTION内で組織のオンボーディングに用いた事例を、記事としてまとめ公開しております。
■「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」 第5弾
デザイナー向けキャリアオーナーシップ育成ツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」活用事例
プロジェクトの第5弾として、NUTION組織での「DESIGNERS ARE DESIGNING」の活用事例を公開しました。また、今回の活用事例公開に合わせて、「ネームカード」の公開も開始しました。
活用事例サイト:https://nution.persol-career.co.jp/stories/20230615/
【ネームカードについて】
ネームカードは、「Hello!私がデザインしているものは×××です」など、自分のデザイン観などを簡潔に言語化することにより、カジュアルな自己紹介などにご活用いただけます。
▶ネームカードのダウンロードはこちら
https://nution.persol-career.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/06_namecard.pdf
【ツールの活用事例】
メンバーの相互理解を促進するチームビルディング・ワークショップ
中途入社メンバーと既存メンバーの相互理解を深めることを目的に、NUTION内のチームで「DESIGNERS ARE DESIGNING」のワークシートとネームカードを活用したチームビルディング・ワークショップを実施。中途入社メンバーは、事前にワークシートを記載し、自身のデザインに対する向き合い方や、自分は何をデザインする人なのかを考えた上で当日に臨みました。限られたスペースに過去の経験や将来のビジョンを記入することで、自己を省みて核となる部分を抽出。そして、ネームカードを用いて、自分は何者であるか、新しい組織の中でどうありたいかについてチームメンバーに伝えることにより、既存メンバーとの相互理解を深める機会となりました。
(ワークショップ実施の効果、チームメンバーの気づきや学び)
「NUTION」はフルリモート組織のため、今回のワークショップはオンラインホワイトボードツール上で実施しました。これらのデジタルコラボレーションにより、発表者のワークシートとネームカード、またそれに対する質問やコメント、コミュニケーションの軌跡が一つのキャンバスに描かれ、発表者が「後で振り返ってみたい」と思うアウトプットが生まれました。
ワークショップ終了後、中途入社メンバーからは「メンバーからの質問によって、事前に自身で行ったのとは違う思考整理の方法に気づいた」「他者の発言やメモにより、思考が外在化され新しい視点で自分を見つめ直すことができた」という意見もあり、新しい環境の中で改めて自分を見つめ直す機会となったことが伺えました。
また既存メンバーからは、「ワークショップ前と比べて中途入社メンバーの特徴的な部分を理解できた」など、目的である相互理解への促進も得られました。さらに、「中途入社メンバーの価値観に触れることにより、自己理解も深まった。共通点や違うところを知ることで、自分について考えるきっかけになった」というコメントもあり、チームメンバーが個々のデザイナーとしてのキャリアを振り返る機会にすることもできました。
■本ツールの活用方法について
「NUTION」では、各種ツールの提供を通じて、「デザイナーのキャリアオーナーシップを育む」ことを目指しています。そして将来的に、デザインの力で、「はたらく」を変え、社会を変えることを目指す私たちが、これからもさまざまな組織と協力、連携していくことで、もっとそこに早くたどり着けると信じています。本事例を参考に、さまざまな目的やシーンでご活用いただければと思います。
■「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」 第1弾~4弾まではこちら
▶第1弾 レポート「高度デザイン人材のキャリアオーナーシップの獲得要因」
https://nution.persol-career.co.jp/stories/20221028/
▶第2弾 レポート「地域デザイン人材にみるキャリアオーナーシップを育む環境要因」
https://nution.persol-career.co.jp/stories/20221028/
▶第3弾 デザイナー向けツール「点と点を結ぶのための100のエピソードカード」
https://nution.persol-career.co.jp/stories/20230419/
▶第4弾 デザイナー向けツール「DESIGNERS ARE DESIGNING」
https://nution.persol-career.co.jp/stories/20230526/
■ブランドサイト名「NUTION」について
パーソル(PERSOL)とは、“人”の成長を通じて(PERSON)社会の課題を“解決”する(SOLUTION)という意味の造語※です。この造語の由来からブランドサイト名は、「PERSON」の「N」と「SOLUTION」の「UTION」から、「NUTION」と名付けました。
※ https://www.persol-group.co.jp/corporate/vision/
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援ブランド「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/detail/
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