【TIFFANY & CO.】初開催された「Grand Prix de la Haute Joaillerie」で審査員特別賞とヘリテージ賞を受賞

 ティファニーは、モナコで開催された第1回「 Grand Prix de la Haute Joaillerie(GPHJ)」において、審査員特別賞およびヘリテージ賞を受賞したことを発表します。この賞は、世界的なハイジュエリーにおける芸術性、クラフトマンシップ、その伝統を讃え、トレーサビリティと説明責任、そして職人技術の継承を促進することを目的としています。授賞式は、モンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メールの主催により、サル・デ・ゼトワールという歴史的な会場で開催されました。著名なジュエリー ジャーナリストであるファビエンヌ・レイボーが審査員長を務め、ティファニーのハイジュエリーは卓越した職人技、革新的なデザイン、そして継承されるレガシーにおいて、世界で最も傑出した作品であると高く評価されました。 

 「ティファニーは約200年にわたり、デザインの可能性と卓越した技術の限界に挑戦し続けてきました。GPHJの審査員に、革新性と伝統を体現し続ける当社の比類なき作品と卓越した宝石が評価されたことを光栄に思います。」と、ティファニー社長兼CEOのアンソニー・ルドリュは述べています。 

 今回、受賞した審査員特別賞では、ハイジュエリーにおけるデザイン性と創造性が評価され、「カスケード ナチュラル ソルトウォーター パール ネックレス」に加え、「シューティング スター ネックレス」、「レジェンダリー バード:アーガイル エディション」、ジャン・シュランバージェによる「 バタフライ チョーカー」の4点が選出されました。いずれも、創造的な芸術性と卓越したクラフトマンシップというティファニーの伝統を体現しています。 

 プラチナと18Kイエローゴールド製のカスケード ネックレスは、ジャン・シュランバージェの象徴的な「リーフ ネックレス」に着想を得て、ジュエリー & ハイジュエリー部門チーフ アーティスティック オフィサーを務めるナタリー・ヴェルデイユとティファニーのデザインスタジオが手掛けました。合計約75カラットに及ぶ天然海水パールと、合計51カラットを超える1,276石のラウンドブリリアント カット ダイヤモンドを配し、流れるようなゴールドの蔓と光沢感のあるパールが自然の美を讃えるデザインです。天然海水真珠の世界的権威であるフセイン・アル・ファルダン コレクションより厳選されたこの天然海水パールは、その希少性と光沢のみならず、卓越したサイズ、カラー、グラデーションが完璧な調和を奏で、まさに驚異的な偉業と言えるでしょう。 

 

 ナタリー・ヴェルデイユとティファニーの デザイン スタジオが手掛けた「ブルー ブック2024:ティファニー セレステ」で発表されたシューティング スター ネックレスは、ティファニーを象徴するモチーフのひとつであるリボンが流れ星の輝きを想起させる印象的なデザインが特徴です。息をのむようなDカラー、約19カラットのエメラルド カット ダイヤモンドが際立つこの壮麗なネックレスは、ティファニーが誇る卓越したダイヤモンドの権威を示しています。さらに、中央のダイヤモンドは、ネックレスから外してリングとして着用することができる細工が施され、ティファニーが追求する独創的な芸術性と比類なき職人技を体現しています。 

 

 1965年に発表された「バード オン ア ロック」は、想像力溢れる芸術性とティファニーの卓越したクラフトマンシップを体現する存在として、ティファニーの象徴するデザインとなりました。60年の時を経て、ナタリー・ヴェルデイユとティファニーの デザイン スタジオは、このアイコンを新たな表現へと昇華させています。合計1.45カラットを超える希少なアーガイル ピンク™ ダイヤモンドがセットされたバードが、繊細な彫刻が施されたゴールドの枝にとまり、葉とドングリのモチーフには合計11カラットを超える529石のホワイト ダイヤモンドが煌めきを放ちます。これらの特別なピンク ダイヤモンドは、西オーストラリアの伝説的なアーガイル ダイヤモンド鉱山の最終期に採掘された非常に希少な「アーガイル ピンク™ ダイヤモンド:ザ・ティファニー コレクション」の一部です。同鉱山は2020年の閉鎖まで約40年間、世界で唯一この比類ない宝石を産出していました。今回の作品にこのピンク ダイヤモンドを採用したことは、ティファニーが、宝石の希少性と責任ある調達に揺るぎない姿勢の証です。レジェンダリー・バード:アーガイル・エディションは、ティファニーにおける創造性と革新的クラフトマンシップの対話を続けるティファニーの系譜を受け継ぐ傑作です。 

 またジャン・シュランバージェがティファニーのために手掛けた初期のハイジュエリーデザインの一つである「バタフライ チョーカー」は、ヘリテージ賞を受賞しました。1956年にデザインされたこの作品は、友人でアメリカの慈善家兼園芸家であるレイチェル・ランバート〝バニー〟メロンから着想を得て製作された、蝶の美しさを捉えたネックレスです。これは、彼女が五番街のティファニー本店に当時新設されたシュランバージェ サロンを訪れた際に生まれたアイデアで、同年、ティファニーの職人たちがニューヨークのハイジュエリー工房で具現化しました。ダイヤモンド、ターコイズ、アメジスト、ペリドット、サファイヤ、スピネルを精緻に配し、蝶が羽ばたく躍動感を想起させます。バージニア美術館より貸与されたこの作品は、ジャン・シュランバージェのハイジュエリー作品、そしてメロンとの深い交流を象徴する傑作として今なお高く評価されています。 

 GPHJガラでは、世界最高峰のジュエリーブランドとともに、国際的な著名人を迎え、ナタリー・ヴェルデイユがホストを務めました。ハイジュエリーのプレゼンテーション、ミシュラン星付きシェフであるマルセル・ラヴァンによる料理、そして卓越した職人技術とデザインを讃える一夜となりました。 

 ティファニーは、第1回目となるGrand Prix de la Haute Joaillerieにおける今回の受賞によって、ハイジュエリー界のリーダーとしての地位を確固たるものとし、伝統とレガシーを継承し続けていることを明らかにしています。 

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会社概要

URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル15F
電話番号
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代表者名
橘田 新太郎
上場
海外市場
資本金
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設立
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