OKI、大分銀行に「コンタクトセンタークラウドサービス」を納入
勘定系システムとの連携と機能拡張性により、業務効率化と顧客サービスの向上に貢献
OKIはこのたび、株式会社大分銀行(取締役頭取:後藤 富一郎、本社:大分県大分市、以下大分銀行)に「コンタクトセンタークラウドサービス」を納入しました。本サービスは、OKIが保有するコンタクトセンターのノウハウをクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect(注1)」と組み合わせることで、お客様環境に合わせた柔軟なシステム連携や機能拡張を可能としています。大分銀行では、顧客とのコミュニケーション強化やコンタクトセンター業務の効率化を目的に本システムを導入し、2022年12月19日より業務運用を開始しています。
大分銀行が従来導入していたコールセンターシステムは、入手・参照できる顧客情報が前日時点のもので、最新のデータに基づいたきめ細かなお客様応対や提案ができないという課題がありました。また、コンタクトセンターにおけるお客様とのコミュニケーション手段は電話に限られていました。
OKIの「コンタクトセンタークラウドサービス」は、コンタクトセンターの基盤を「Amazon Connect」で構築し、OKIが保有するコンタクトセンターのノウハウを活用することで、既存システムとの連携や機能拡張を容易に行うことができます。たとえば、勘定系システムとのAPIデータ連携(注2)機能を活用することで、顧客情報や取引情報がリアルタイムで参照でき、顧客の最新情報をシームレスかつタイムリーに確認することができます。また、音声電話だけでなく、SMSなど、お客様が求める手段で必要な情報等を届けることが可能で、お客様へのサービス向上とコンタクトセンターの業務効率化、さらには提案の高度化を実現します。また、稼働後のシステム運用・保守は、OKIが一括で代行運用するため、お客様のシステム運用負担を軽減します。
OKIは、本サービスにクラウドサービスならではの柔軟なシステム連携や機能拡張メリットと、OKIのAI技術や分析技術を活かし、音声自動応答やAIチャットボットを利用した無人応対、スマートフォンやタブレットでのリモート相談などの機能拡張を行うことで、さらなるコンタクトセンターの顧客サービスの向上を目指します。
コンタクトセンタークラウドサービスの主な特長
長年培ったノウハウを活かした稼働状況の可視化などの便利機能でタイムリーな応対を支援
OKIが保有するコンタクトセンターノウハウを活用し、応対中や離席中などの各オペレーターの状況を、管理者の画面上に一覧で表示することが可能です。センター内はもちろん、店舗や在宅で勤務しているオペレーターの状況をタイムリーに可視化します。
お客様のご要望などに合わせたカスタマイズで業務効率を向上
お客様の業務・運用や要望に合わせた柔軟なカスタマイズ対応によるクラウドサービスを提供します。
運用保守を含めたワンストップサービスでお客様のシステム運用負荷を軽減
OKI運用センターによるシステム運用・保守サービスもサービス内で一括提供します。
用語解説
注1:Amazon Connect(アマゾンコネクト)
アマゾンウェブサービス社のクラウドプラットフォーム「Amazon Web Services(AWS)」上で提供されるコンタクトセンターサービス。
注2:APIデータ連携
API(Application Programming Interface)を活用した異なるアプリケーション間でのデータ連携。
リリース関連リンク
「コンタクトセンタークラウドサービス」紹介サイト
https://www.oki.com/jp/enterprisedx/storefront/remote/
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- アマゾンウェブサービス、AWS、Amazon Connectは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報室
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=015j
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
ソリューションシステム事業本部 金融・法人ソリューション事業部 金融ソリューション開発第三部
お問い合わせフォーム
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