AI関連技術を用いた電話応対支援システムを活用した、児童虐待対応の標準化及び人材育成に向けた実証実験の開始
1.背景・目的
八王子市子ども家庭支援センターでは、「児童虐待防止」に向けて、子どもと家庭に関する総合相談により、地域で家庭を支えていく活動に取り組んでいます。
児童虐待の相談件数が増加傾向にある中で、経験の浅い相談員(職員)に対する早期の育成が求められている状況にあります。また市内には相談拠点が複数あり、拠点間での速やかな情報共有も課題となっています。
そうした課題に対し、AI電話応対支援システムを児童虐待対応業務に活用し、応対する職員のスキル向上と対応の標準化、遠隔での相談員の見守りの実現に向けた実証実験を行います。
2.概要
(1)実施内容
・電話応対音声データのテキストデータ化による相談業務の効率化、応対品質の向上、ならびに相談員の人材育成
・電話応対時のガイダンス機能表示による対応の標準化
・遠隔地にある執務室間の情報共有
(2)実証実験期間
2023年5月22日~2023年6月30日(予定)
(3)実施場所
・子ども家庭支援センター(クリエイトホール) (東京都八王子市東町5-6)
・地域子ども家庭支援センター南大沢 (東京都八王子市南大沢2-17-5)
3.主な役割

八王子市 | 本協定に基づく実証実験の運営主体 (実証フィールドの提供) |
NTT東日本 | 実証実験の運営支援 (NWサービス等、およびICT全般サービスの知見等の提供) |
NTTテクノクロス | 実証実験の運営支援 (AI電話応対支援システムの活用支援) |
(参考)実証実験実施イメージ
※本実証実験にかかわる個人情報は、個人情報の保護に関する法律等にもとづき適正に管理し、実験終了後は一切のデータを削除いたします。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像