『ラジャスタンのたなごころ ブロックプリント 職人たちの染仕事』展 開催のお知らせ
ATELIER MUJI
ATELIER MUJI(東京都:無印良品 有楽町内)では、2015年4月24日(金)〜2015年6月28日(日)まで、
『ラジャスタンのたなごころ ブロックプリント 職人たちの染仕事』展を開催致します。
『ラジャスタンのたなごころ ブロックプリント 職人たちの染仕事』展を開催致します。
日本には、手に心が宿る「たなごころ」という言葉があります。心をこめた伝統的な手仕事が成熟したその先には、何があるのでしょうか。色あせることなく、時間が味方するものづくりやデザインとは。ラジャスタンのファブリックに見る、暮らしを彩る職人たちによる伝統的な手仕事の豊かな世界をご紹介します。
インドの北西に位置するラジャスタン州の伝統産業は、職人が手彫りの木版に染料をつけ、一色ごとに手作業で版を押すブロックプリントです。見えない工程にも古くからの智恵が活かされています。本展では、現地に足をはこび長い時間をかけて一枚一枚収集された、世界でも類を見ない岩立フォークテキスタイルミュージアムの貴重なコレクションや、工房でプリントに使われた木版を展示し、その背景を紹介します。今なお私たちを魅了する、異国の職人技。伝統が成熟し産業となり、未来を作るヒントを考えます。
【基本情報】
会場|ATELIER MUJI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期|2015年4月24日(金)〜2015年6月28日(日)(66日間)
開場時間|10:00-21:00 入場無料
お問い合わせ|http://www.muji.net/lab/ateliermuji/
主催|無印良品
企画・運営|生活雑貨部 企画デザイン室/無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
協力|岩立フォークテキスタイルミュージアム
グラフィックデザイン|6D 木住野彰悟
【関連イベント】
会期中は、ラジャスタンで古くからの智恵が活かされたブロックプリントの豊かさを語るトークイベントや、岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員によるギャラリートーク、木版を使ってブロックプリントを体験するワークショップを開催致します。
■トークイベント「ブロックプリント 小さな木版から生まれる連続文」
開催日|2015年4月28日(火) 時間|13:30-14:30(受付 13:00〜) 定員|60席
インド各地に伝わる伝統的な木版更紗は、職人達の手で育まれてきました。特にラジャスタン州、グジャラート州の村々には、かつては必ずブロックプリントの工房があるほど生活に身近な染め物で、地方や職人によってさまざまな文様や技法が存在しました。職人による手仕事の工程や布や文様の味わいなど、現地でひとつひとつ蒐集されたコレクターであり、本展に作品をご協力いただいたインド染織の第一人者、岩立フォークテキスタイルミュージアムの岩立広子さんにお話しいただきます。
岩立広子(染織工芸研究、収集家)
女子美術大学工芸科 卒業。柳悦孝、柚木沙弥郎に師事。染色作家としてスタートし、1965年、中南米にプレインカの布を訪ねる旅をする。古代、現代の民族染織の研究を始め、1970年、染織の母なる国、インドに渡る。その後、40年以上、毎年2回通い続け、通算80回の訪印を記録する。広大で多彩な文化を持つインドの名もなき民が生み出す美しい大地の布、現地の風土に触れ、人々と接し、暮らしの中にある染織品を収集。その間、インド以外のあらゆる国へも足を運び、研究と収集を続ける。2009年、30年間続けてきたギャラリー&ショップ「カディ岩立」を閉店し、岩立フォークテキスタイルミュージアムを開設。インドの収集品:約4000点、その他の国:約4000点、計8000 点余りの染織品を毎回、テーマに合わせてセレクションし、展示している。日本民藝館を始め、岩立コレクションによる展覧会を多数開催。著書に1984年「インド 沙漠の民と美」用美社 (絶版)、2007年「インド 大地の布」求龍堂。
※注意事項
当日の天候や登壇者の体調不良等の理由により、イベントが中止になる場合がございます。イベントの変更がある場合には、アトリエムジ公式にてご案内致しますので、応募前やイベント前に必ずご確認ください。
■ギャラリートーク
開催日|2015年5月20日(水) 時間|18:30-19:00(受付 18:15〜) 定員|20席
岩立フォークテキスタイルミュージアムの学芸員 廣田繭子さんによる展示解説。
■ワークショップ「インドから来た本物の木版を押してみよう」
開催日|2015年5月16日(土)、24日(日)
時間|①11:00~11:40 ②13:30~14:10 ③15:00~15:40 (受付は各回10分前から)
定員|各回につき8名(小学校3年生以下の方は、保護者同伴)
※ワークショップの予約は4月15日(水)より開始いたします。
木版プリントの生地ができる過程を知り、実際にインドで使われていた大きな木版でプリントしてみましょう。
今回は、製造過程で出た端切れをハンカチにしたものを使用します。
森田明奈(式会社良品計画 生活雑貨部企画デザイン室 デザイナー)
多摩美術大学テキスタイルデザイン卒業後、商社勤務。その後、良品計画にて生活を彩るインテリアファブリックの商品開発、Found MUJI 日本の布など、ファブリックにまつわる企画を担当。
申込|要事前予約(参加無料) 会場|無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
イベントへのご参加は無料ですが、事前のご予約が必要です。ご予約はアトリエムジ公式サイトにて承ります。
アトリエムジ公式サイトhttp://www.muji.net/lab/ateliermuji/
※なお、ご予約は満員になり次第終了致します。
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