【CCCアートラボ】9月1日(金)より横浜マリンタワーにて、 伊藤桂司、中村桃子、相川恵子、金子葵、城田彩花によるグループ展「gather」を開催。
概要
今回の展覧会「gather」では、アーティストとしての背景も経験も異なる出展アーティスト5名が自身にとって切実な事象を拾い上げ、それぞれの方法で見つめ、作品を通じて私たちに語りかけてきます。
伊藤桂司は、社会を重厚なものとして捉えるのではなく、あえて軽やかに知見しその景色を様々なビジュアルとしてみせてくれます。
中村桃子は、感情の行き先を見せない登場人物が空間に浮遊するように佇むことで、悲しいとも楽しいとも決めきれない、その他の感情を湧き上がらせてきます。
相川恵子は、人の中の認識の曖昧さ、それを曖昧なまま鑑賞者に委ね、ただそれに甘んじることなく線のひとつひとつに答えを出そうと奮起しています。
金子葵は、自身が囚われているものを認識し、それ自体に価値を付けるようにして作品の中に自分を確立していく、そういった自身の行為をも見つめています。
城田彩花は、守ってきた精神世界を作品に表し、人々をその前に招待して違和感や既視感を用いて冷静に問いかけてきます。
ぜひ会場にてアーティストの語りかけに耳を傾けていただき、どんなことが聞こえてくるかをお楽しみください。
参加アーティスト
伊藤 桂司
1958年東京生まれ。主に、広告、出版、音楽関係などの分野でグラフィック、アートディレクション、映像を多数手掛ける。京都芸術大学・大学院教授。UFG代表。
中村 桃子
1991年東京生まれ。桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン科卒業。
グラフィックデザイン事務所を経て、画家/イラストレーターとして活動。
国内、アジアでの展示の他、広告、装画、雑誌、音楽 、アパレルブランドのテキスタイルなど、幅広く活動。
相川 恵子
1989年新潟県生まれ。長岡造形大学視覚デザイン学科ビジュアルアートコース卒業。
卒業後より新潟を拠点に作家活動をはじめる。油彩による人物画を中心に制作。
制作では意識・無意識を行き来し、コントロールする・されるという関係で絵を描いている。絵との対峙の中でみえる輪郭を探す。
金子 葵
2003年生まれ。2021年東京藝術大学入学。現在、美術学部絵画科油画専攻3年
幻視や異世界をテーマに様々な技法や質感の絵画を制作している。
城田 彩花
2021年東京藝術大学油画科入学。現在、在学中
心象風景を主にテーマとしている。抽象的ではなく身近にある存在、空間を世界に取り入れ自分が存在している現世界とはまた違う時間軸や現実に囚われない空間の表現の仕方をし、既視感のある光景だが違和感を他者に覚えさせる。
作品販売について
会場での作品販売はございません。展示作品の詳細についてはアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」の下記URLをご参照ください。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730
作品の販売については、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
ginza_event@ccc.co.jp
展覧会情報
伊藤桂司 中村桃子 相川恵子 金子葵 城田彩花「gather」
会期|2023年9月1日(金)~9月28日(木)
時間|10:00~22:00
会場|横浜マリンタワー 2F アートギャラリー
入場|無料
企画協力|CCCアートラボ、ALPHA ET OMEGA
【横浜マリンタワー施設概要】
所在地:神奈川県横浜市中区山下町14番地1
展望営業時間:デイチケット入場時間午前10時~午後6時(午後5時半最終入場)、ナイトチケット入場時間午後6時~午後10時(午後9時半最終入場)
WEBサイト:https://www.marinetower.yokohama/
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
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