北海道でのデータセンター建設に向けて不足するITエンジニアの派遣体制を強化
~インフラ、システム運用、バイリンガルエンジニアを増員~
株式会社アイエスエフネット(本社:東京都港区、代表取締役:渡邉幸義、以下 アイエスエフネット)はこのたび、北海道内で進むデータセンター(DC)の建設に対応するために、DCに常駐するITインフラエンジニアの派遣体制を強化したことを発表いたします。
DCに派遣予定のエンジニアは、ネットワークやサーバーのシステム設計、運用運用管理を行うのみならず、英語・中国語・韓国語・日本語に堪能なバイリンガル・マルチリンガルエンジニアも含まれます。また、アイエスエフネットでは人材の供給にとどまらず、人間力に優れ、成長意欲の高い人材の採用・育成にも注力しています。
今後、アイエスエフネットは、北海道におけるITエンジニアの育成、Iターン、Uターン、定住を促進する取り組みを進めてまいります。
◆拡大するDC需要と、地域に根づく人材課題
北海道は冷涼な気候や安定電力、再生可能エネルギーの活用可能性から、首都圏の災害リスク分散の拠点として注目されています。札幌市や石狩市ではクラウドベンダーや通信キャリア、AI処理に対応した高性能なDCの新設・増設が相次ぎ、IT人材の需要が急速に高まっています。
しかし、高度なインフラ運用経験者は地域で不足しており、IT分野の有効求人倍率は全国平均を上回っています(厚労省「職業安定業務統計」2024年下期)。若年層の都市圏流出も続き、常駐や夜間シフトを担えるエンジニアの採用・定着は厳しい状況です。
加えて、外資系企業やグローバル事業者との連携増加に伴い、英語での技術対応が可能なバイリンガル人材の需要も高まっています。こうした人材不足が続くと、施設稼働後の品質維持や障害対応に支障をきたす可能性があります。
◆アイエスエフネットの対応方針:自律型エンジニアによる現場貢献
こうした課題に対し、アイエスエフネットはこれまで全国で培ってきたITインフラ領域の人材育成・常駐派遣の実績を活かし、札幌市のブランチ拠点から、北海道内のDC事業者様へ即応性の高い人材を継続的に提供してまいります。
派遣対象となるのは、ネットワーク・サーバー・仮想基盤などの構築・運用に精通したITインフラエンジニアや、24時間365日のシフト勤務にも柔軟に対応可能な運用・監視オペレーターです。また、英語での報告書作成や海外ベンダーとの技術的なコミュニケーションが可能なバイリンガルエンジニアも多数在籍しています。
また、アイエスエフネットでは、単なる人材の供給にとどまらず、現場で自ら課題を発見し、解決策を提案できる「自律型人材」の育成にも力を入れています。
変化の早いITインフラの現場では、与えられた作業をこなすだけでなく、日々の運用の中で課題を見つけ、よりよい方法を主体的に考えられる力が求められています。とくに北海道のDCでは、先進的な技術やグローバル基準の運用フローに触れる機会も多く、そうした環境で価値を発揮できるのは、現場を通じて成長したいという意欲を持つ人材です。単なる人手不足を補うのではなく、成長意欲のあるエンジニアが現場を変えていきます。アイエスエフネットはそうした視点から、北海道のDC運用に貢献してまいります。
今後は、DC案件をはじめとする運用・監視・ヘルプデスク業務に従事するメンバーを対象に、設計・構築フェーズへのステップアップはもちろん、リーダー層やプロジェクトマネージャーとしても活躍できるよう、支援を強化していく方針です。
また、社内のセキュリティ専門部門とも連携し、実務経験にセキュリティ知識を掛け合わせることで、DC現場に常駐できる「セキュリティ人材」への転換も視野に入れて、取り組みを進めています。
◆北海道のインフラ成長と、持続可能な人材供給を支えるために
今後もアイエスエフネットは、北海道という次世代インフラの中核拠点において、人材不足という課題を解消し、持続可能な成長を支援してまいります。地域課題と向き合い、現場で価値を発揮するエンジニアの育成と安定供給に努めてまいります。北海道という次世代IT基盤の重要拠点において、信頼される人材パートナーとして貢献してまいります。
◆関連リリース
・アイエスエフネットは「自律型人材」の育成のために新たな社内教育コンテンツを導入
◆株式会社アイエスエフネット概要
アイエスエフネットは、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティを中心にソリューションを提供するITインフラ企業です。約2,300名のエンジニアが在籍し、日本国内15拠点に加え、中国、韓国、シンガポールにも拠点を展開しています。「人財育成会社」を企業ブランドとし、ITインフラエンジニアの育成に力を入れています。
アイエスエフネットHP:https://www.isfnet.co.jp/isfnet/

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