成基と連携し、不登校児童生徒の学びを支える広域支援モデルが始動京都・滋賀・岐阜から5自治体が参加 共同利用型メタバース教育支援センターにAI教材「すらら」を提供

すららネット

 AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」を開発・提供する株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦、以下 すららネット)は、株式会社成基(本社:京都府京都市、以下 成基)が2026年6月に開設した自治体向け「複数自治体による共同利用型メタバース教育支援センター」において、「すらら」の提供を開始しました。

 本取り組みには、京都府(綾部市・亀岡市・京丹後市)、滋賀県(甲賀市)、岐阜県(山県市)の3府県5自治体が参加しており、うち綾部市については9月から参加予定です。複数自治体が共同で不登校支援を行う広域モデルとして展開され、メタバース空間による居場所づくりと、「すらら」を活用した学習機会の提供を組み合わせることで、不登校児童生徒の学びの機会の確保と社会的自立を支援します。

メタバース教室の様子

不登校児童生徒数は過去最多 求められる新たな学びの支援

 文部科学省の調査によると、小中学校における不登校児童生徒数は合計で353,970人に達し過去最多となり、12年連続で増加※1しています。一方で、学校内外の専門機関等(教育相談センター、教育支援センター、医療機関など)につながっていない割合は約4割※にのぼります。特に地方部や小規模自治体では、不登校支援に携わる専門人材の確保や教育支援センターの運営が課題となっています。支援を必要とする児童生徒が自治体ごとに分散しているため、単独自治体で十分な支援体制を構築することが難しいケースもみられます。

 こうした状況を受けて成基は、複数自治体が共同で利用できるメタバース教育支援センターを開設しました。児童生徒は自宅からアバターで参加し、交流活動や相談支援に加え、学習支援を受けることができます。

※1 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」より

学習支援において「すらら」を活用

 本センターでは、学習支援に「すらら」を活用します。「すらら」は、学年にとらわれず一人ひとりの理解度に応じて学習できる無学年式教材です。AIが学習状況を分析し、苦手領域を自動で提示することで、一人ひとりに最適化された学習を実現します。

 不登校児童生徒の中には、学習の遅れや学習への苦手意識から自信を失っているケースも少なくありません。「すらら」は、わかるところから学び直せる設計により、「できた」という成功体験を積み重ねながら学習を進めることができます。

 また、学習履歴や学習状況を可視化できるため、児童生徒本人だけでなく、保護者や支援者とも学習状況を共有しながら継続的な支援につなげることが可能です。

成基との協働で培ってきた不登校支援の知見

 すららネットと成基は、2022年から不登校児童生徒向けオンラインフリースクール事業で連携してきました。学校に通うことが難しい子どもたちに対し、居場所づくりと学習サポートを組み合わせ、多様な事情を抱える子どもたちの学びを支えてきました。今回の「共同利用型メタバース教育支援センター」においても、学習支援に活用される教材として「すらら」が採用されました。本取り組みは、これまで両社が培ってきた知見を自治体向けの広域支援モデルへ発展させるものです。

■株式会社成基について

 株式会社成基は、1962年創業の総合教育企業です。学習塾事業をはじめ、幼児教育、大学受験支援、通信制教育、放課後等デイサービスなど幅広い教育事業を展開しています。

 近年は不登校支援にも注力しており、オンラインフリースクール「シンガク」の運営や、自治体と連携したメタバース教育支援事業を推進しています。

自治体で広がる「すらら」の不登校支援での活用

 「すらら」は、自治体による不登校支援事業において全国で活用が進んでいます。学習の遅れや学び直しへの対応を目的として導入されており、導入自治体数は直近約6年間で約10倍、利用ID数は約19倍に拡大しました※2。不登校児童生徒の学習保障を支える教材として、多くの自治体で利用されています。

 すららネットは今後も、自治体や教育機関、民間事業者との連携を通じて、子どもたちが学びを止めることなく、自分らしい未来を描ける環境づくりに取り組んでまいります。

※2 2025年11月末時点

■AI×アダプティブラーニング教材「すらら」

 「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会、情報Ⅰの6教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなICT教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人ひとりの学力に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現します。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができるのが特長で、学習塾をはじめ、小・中・高校、高等教育機関、放課後等デイサービスや個人学習等幅広い活用が広がっています。

■株式会社すららネット

 すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供しています。現在、国内の3,200校以上の学校や学習塾で導入され、約26万人の児童生徒が利用しています。全国の公立学校や有名私立学校、大手塾での活用が広がる一方、不登校や発達障がい、経済的困難な状況の子どもたちにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組んでいます。2017年には、代表的な EdTech スタートアップ企業として東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場しました。

・コーポレートサイト   https://surala.co.jp/ 

・サービスサイト   https://surala.jp/

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会社概要

株式会社 すららネット

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URL
https://surala.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区内神田1丁目14-10 PMO内神田7階
電話番号
03-5283-5158
代表者名
湯野川 孝彦
上場
東証グロース
資本金
2億8965万円
設立
2008年08月