工場近隣の環境保全による地域貢献 長野県上田地域「にぎやかな森プロジェクト」に参画
森林環境と生物多様性を守る取組み
本年、創業100周年を迎えた当社は、企業理念「食卓に、自然としあわせを。」のもと、次なる100年に向けて、「健康でしあわせな暮らしへの貢献」と「地球環境への貢献」を目指しています。事業の核であるスパイスとハーブはまさに「地の恵み」であり、豊かな自然環境なくして当社が事業を継続していくことはできません。そこで私たちは、CO₂排出量の増大や森林の消失などによる気候変動、生物多様性の減少といった課題に対して、持続可能な調達の推進や企業活動から生じる環境負荷の低減などに取り組んでいます。
本プロジェクトでは、計画的な森林整備のほか、林業活動が生物多様性にもたらす効果の調査や持続的な森林経営に向けた研究、森と人との交流の創出などに取り組んでおり、植物と食のサステナブルな事業を通じて地球との共生を目指すという当社の未来図と、本プロジェクトの目指す姿は重なります。
上田工場は1973年に竣工して以来、地域の皆様のご理解・ご支援のおかげで、50年の長きにわたって上田地域で事業を続けてくることができました。本プロジェクトにおける環境保全活動と地域の皆様とのコミュニケーションを通じて、工場近隣の地域に貢献していきたいと考えています。
6月19日に長野県上田合同庁舎にて、本プロジェクトにおける連携のための協定調印式が行われました。当社からは上田工場の河合葉子工場長が出席し、「当社の創業100周年、そして上田工場竣工50周年という節目の年にこのようなプロジェクトに参画させていただくことができ、大変嬉しく思っております。次なる100年も『自然』と『しあわせ』が続くよう、地域の皆様とともに活動に取り組んでまいりたいと存じます。」と挨拶しました。
また、調印式に先立ち、5月27日に長野県小県郡長和町で行われた「植樹のつどい」には、上田工場や長野営業所の従業員や家族ら20名が参加し、他の参加者の皆様とともに2300本のカラマツを植樹しました。
■エスビー食品 上田工場について
1973年に上田市下塩尻に竣工。「ゴールデンカレー」をはじめとするカレールウやチューブ調味料、レトルトカレーなどの主力製品を製造しています。当社グループの基幹工場の中では最大規模で、全生産量の25%を占めています。
■「にぎやかな森プロジェクト」について
「いきものや人でにぎわう、地球にいい森づくり」を目指す姿として、2021年に上田市を含む「上小地区森林認証協議会」にて発足。上田地域における約1万haのSGEC認証森林※の持続的な森林経営に向けて、市町村・民間企業・研究機関などが連携し、森林整備や調査研究活動に取り組んでいます。
※SGEC認証森林:独立した第三者機関が国際的基準に従って認証審査を行う制度において、持続的な森林経営や環境保全への配慮等に関する一定基準を満たしていることが認証された森林です。
「にぎやかな森プロジェクト」:
https://www.pref.nagano.lg.jp/josho/josho-rimmu/documents/projectchirashi.pdf
工場近隣の環境と生物多様性を守る取組みへの参画により、 引き続き、植物と食のサステナブルな事業を通じた地球との共生を目指します。 |
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