生活クラブのミールキットに新メニューが登場!「牛乳で作る旨辛担々フォー」 ~牛乳をたっぷり使って酪農家の応援にもつながります~
2024年5月デビュー
「牛乳で作る旨辛担々フォー」は、本格的な辛味と旨味のある添付調味料(火鍋の素)に牛乳を合わせることで、家庭では簡単につくれないコク深い味わいを実現しました。平田牧場「日本の米育ち三元豚」の豚肉ひき肉と長ねぎ、にら、フォーがセットになっており、家庭で用意するものは牛乳となたね油、味噌、水だけです。付属のレシピに従い、約10分でできあがります。
生活クラブでは酪農家支援のためのさまざまな施策に取り組んでおり、「牛乳で作る旨辛担々フォー」は、料理に使用し消費することを通じて応援しようと誕生しました。 1人当たり、たっぷり250mlの牛乳を使用したメニューで、成人女性が一日に摂りたいカルシウムの約4割が摂れます。(※)
※以下のデータから算出
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
生活クラブのミールキット「ビオサポ食材セット」は、カット済みの国産野菜、肉や調味料を使用しています。下ごしらえ無しで夕食の2〜3人分のメインディッシュがすぐつくれるので調理に時間はかけられないけれど、食品添加物や安全性は気にしたい、そんな方にぴったりです。
■製品情報
エネルギー810Kcal(1セット・2人前当たり)
調理時間約10分
※一部地域では取り扱いがない場合があります。
■開発の背景:窮状が続く酪農家の現状
近年、気候危機や国際情勢の影響によって高騰する飼料価格や燃料費が、特に酪農家を危機的な状況に追い込んでいます。それだけでなく、乳牛から生まれた雄の子牛の、肉牛用への販売価格の暴落、コロナ禍での行動制限によって、業務用を中心に牛乳の需要が減ったことも酪農家の経営を悪化させる要因につながりました。
2014年頃、国はバター不足などの解消のため、生乳の増産を進めました。増産体制が整った最中、このような予測しがたい状況に見舞われ、多くの酪農家が過去最大の存続の危機に直面しています。
生活クラブでは、牛乳を消費することを通じ、さまざまなかたちで酪農家を応援しています。
参考)
【生活クラブの牛乳】
生活クラブの組合員が自分たちの飲みたい牛乳をもとめて1979年に組合員と酪農生産者が共同出資して自前の牛乳工場を建設。牛乳本来の風味やおいしさ、栄養を損なわない72℃15秒間のパスチャライズド殺菌、容器は繰り返し使えるリユースびん化など、その価値を生産者と組合員で一緒につくってきました。
・生活クラブの牛乳について
https://seikatsuclub.coop/item/milk/
■牛乳を飲むことで酪農の未来を拓く「牛乳応援基金」
生活クラブは発足時から生産者と消費者が対等な立場を保ちつつ、持続可能な生産と消費の関係性を築いてきました。今回の酪農家の危機的状況を乗り越えるため2023年4月に「牛乳応援基金」を設立。「2円で応援!未来を明るくミルクビジョン」として牛乳・乳製品の価格に一律2円を共同購入価格にプラスしました。そして、生活クラブの牛乳・乳製品を製造する新生酪農株式会社を通して、生活クラブの提携する千葉・栃木・長野各県の酪農家に定期的に寄付し、生産費の補填などに役立てられています。
2023年4月~12月は、16,155,024円(約8,077,512本分)が集まり、おおぜいの組合員の力で酪農家に寄付することができました。
基金の概要は以下の通りです。
➢対象品目:
・パスチャライズド牛乳200ml×2本
・パスチャライズド牛乳500ml
・パスチャライズド牛乳900ml
・ノンホモ牛乳900ml
・低脂肪牛乳1000ml
➢造成開始:2023年4月3日の注文から開始
➢寄附酪農団体:新生酪農株式会社を通じ、以下の3団体へ寄付
・新生酪農クラブ(千葉県)
・那須箒根酪農業協同組合(栃木県)
・南信酪農業協同組合(長野県)
■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
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