KDP NEWS(Vol.9 / Nov 2016)『山彦』(新潟文楽工房)の著者 ヤマダ マコトさんのストーリー 

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■NEWS
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■注目の著者インタビュー 


 『山彦』(新潟文楽工房)の著者 
 ヤマダ マコトさん

 

 新潟文楽工房というレーベルを立ち上げ、地元新潟を舞台にしたミステリーやモダンホラーなどを発表しているヤマダマコトさん。彼は、地方新聞社で記者として働きながら小説を執筆している兼業作家だ。
「小説を書き始めたのは、大学4年で、就職先が決まった頃でした。偶然、僕の文章を読んだ隣のゼミの先生から、『君は金勘定には向いてないよ。むしろ文筆業に才能を感じる』と言われて、なんとなく書き始めたのが、当時流行っていた携帯小説でした」
 2000年前後に流行していた携帯小説には、気軽に読める短編小説などのコンテストがあった。ヤマダさんは大学在学中から携帯小説を書きはじめ、就職後もいくつかのコンテストに応募していたが、入選には至らず、次第に仕事、結婚、子育てなどで忙しくなると執筆から遠ざかる時間が増えていった。

「もう一度しっかり小説を書いてみようかと思い始めたのは、現職に転職し、子どもが小学校に入学した頃ですね。携帯小説の賞に応募していた時に、上位50位ぐらいに入っていたこともありましたし、Webサイトで公開していた小説に感想をいただくこともあったので、また書きたいとい う気持ちがあったんです」

KDPで最初に出版した『団地のナナコさん』KDPで最初に出版した『団地のナナコさん』


     KDPで出版すると、販売数や
     カスタマーレビューなどで
     ここがダメだったんだなと
     分かるので、すっきりします


 Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)に出会ったのは、その約2年後だった。執筆中も含め、いくつか書き溜めた作品の中から、KDPで出版する最初の作品として選んだのは、ファンタジー小説の『団地のナナコさん』だった。
「いきなり長編をドーンと出して、売れなかったらどうしようという不安があったので、最初は今まで書いた作品の中で、自分では気に入っている小品を出してみようと考えました。特に宣伝などもしなかったのですが、そこそこ売れて意外でした。たまたまSNSで面白かったと言ってくれる方もいて、反響があってうれしかったですね」
 KDPでの出版に際しては、細かな設定は行わず、自分でできるシンプルな方法を選んできたという。
「KDPの出版データは、Wordで作っています。難しいこともなく簡単でいいですね。表紙は、自分で撮影した写真を加工するなど自分で作っていますが、限界を感じつつあるので、これからは新潟で活動されているイラストレーターやデザイナーさんに依頼できれば、面白いかなと考えています」

卓球を題材にした 『テーブルの上のスカイラーク』卓球を題材にした 『テーブルの上のスカイラーク』


 ヤマダさんはその後、『テーブルの上のスカイラーク』『山彦』などを続けて発表し、最新作『金色天化』を含めると、約2年間で6作品を発表している。サラリーマンとして働きながら、小説の執筆を続ける原動力は、どこから生まれているのだろうか。

「携帯小説のコンテストに応募していた頃は、自分で良く書けたと思った作品が一次で落ちたり、あまり気に入っていなかった作品が最終審査まで残ったりしたことがありました。自分が書いたものが良いのか悪いのか、おかしな方向に向いてしまっているのか、まったくわからなかったんです。でもKDPで出版すると、販売数やカスタマーレビューなどで、はっきりとここがダメだったんだなと分かるので、すっきりしますし、次はここを直そうという気持ちになります。そうしたことが、次の作品を書くことの原動力になっていると思います」

 人気作『山彦』は山で暮らす「サンカ」の人びとを題材にしたミステリーで、書籍に換算すると450ページ相当の力作。作品の多くが出版から1年以上が経過しているが、現在でも継続的に売れている。
「出版から一年経ってもじっくり売れてきました。それが、今年の8月にKindle Unlimitedが始まってからは、読み放題ということで、作品を読んでくださる方が増えました。読み放題は、作品を知ってもらえるきっかけになるのでとても良いと思います」

 ほぼ毎日、執筆時間を設けてコンスタントに作品を執筆しているというヤマダさん。作品はあくまでもフィクションとしながらも、地元新潟を小説の舞台にしている。今後はどんな作品で新潟を描いていくのか。

最新作『金色天化』最新作『金色天化』


「記者として取材を続けるうちに、学生時代には気づかなかった地元の良さが見えてきました。僕の作品はあくまでもフィクションですが、作品の中で現代の新潟のごく普通の地域の魅力を伝えることができればと思っています。KDPで出版することで、ランキングなどでは出版社が発行する本と並びますし、多くの人に読んでいただける機会が得られることを実感しています。例えば、『山彦』の舞台にした三条市の嵐渓荘という温泉旅館のご主人がブログに『山彦』の感想を書いてくださったこともそのひとつです。そうした反響を見つけるとうれしいですね。これからも新潟を少しでもPRできればと思っています」

     Kindle Unlimitedが始まってからは、
     作品を読んでくださる方が増えました



プロフィール

ペンネーム:ヤマダマコト
 新潟県出身。大学4年の夏に教授から「君は金勘定には向いてないよ。むしろ文筆業に才能を感じる」と言われたのをきっかけに小説を書き始め、就職後も働きながら携帯小説などを執筆。仕事や結婚・育児などのために執筆を休止していたが、再び執筆を開始後、新潟を舞台にしたエンタメ小説のレーベル「新潟文楽工房」を立ち上げる。2014年にKDPを知り、2015年に『団地のハナコさん』をKDPで初めて出版。現在は地元の新聞社で記者として働きながら執筆活動を続け、これまでに6作品を発表している。


ピックアップ カスタマーレビュー 『山彦』(上・中・下巻)より
アニメにしてほしい 投稿者:らんけいごおさん ★★★★★
舞台となる下田郷に暮らしています。それもだいぶ奥のほう。ふるさとのあれこれがこんな本格小説の舞台になってしまって、読み進めるたびに面映ゆくなりました。ファンタジーだけどリアルさ溢れていて夢中に読みました。

ぐいぐい引き込まれる面白さ 投稿者:計盛雅史さん ★★★★★
山彦「サンカ」の背景と、舞台を深く取材していて、魅力的な一冊。

地方の空気感が底のほうにずっとある感じが好き 投稿者:Amazonカスタマーさん ★★★★★
読んでいると新潟行ってみたくなります。いつか行ってみたいです。

 

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