竹中工務店がBill Oneを導入、全1000拠点以上で受領する紙の請求書20万件をデジタル化

〜本社・本支店と建設現場の全請求書をデジタル化し業務を効率化〜

Sansan株式会社

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、株式会社竹中工務店(以下、竹中工務店)がインボイス管理サービス「Bill One」を全社導入したことを発表します。

総合建設会社大手の竹中工務店では、本社・本支店および建設現場など全国1000以上の拠点で、年間約40万件もの請求書を受領しています。従前は、そのうち半数の約20万件を紙の請求書で受領し、精査や承認、保管などに多くの工数を要していました。Bill Oneを導入することにより、請求書受領後の精査・承認・保管といった処理プロセスを全てデジタル化し、業務効率化を実現します。

■Bill One導入の背景と期待する効果
竹中工務店では、全国47都道府県にある1000以上の拠点で、年間約40万件もの請求書を受領しており、本社・本支店および建設現場事務所でそれぞれ請求書の内容を確認し、承認しています。

本社・本支店では、年間約10万件の請求書の大半を紙で受領しており、確認や承認、保管に手間がかかっていました。建設現場事務所では、年間約30万件の請求書を受領しており、そのうち約20万件は建設業界の電子商取引ネットワーク「CI-NET(※1)」を介して電子データで受領しています。一方、残りの約10万件は紙で受領しており、紙と電子で異なる処理プロセスが存在していました。Bill Oneを活用することで、紙がメインの本社・本支店と、業務プロセスが電子と紙で分岐してしまう建設現場事務所の両方において請求書の処理プロセスをデジタルに一本化し、作業工数を大幅に削減するべく、今回の導入に至りました。


・手書きの請求書も正確にデータ化し、請求書業務の工数を大幅に削減
竹中工務店は、さまざまな地域で施工を行っており、その地域に根ざした商店など小規模事業者との取引も多くあります。小規模事業者の場合、手書きの請求書を郵送や手渡しで受け取るケースが一般的です。Bill Oneを導入することで、手書きの請求書もBill Oneで代理受領し、99.9%の精度(※2)で素早くデータ化することができます。そのため、取引先に負担をかけずに、手書き文字の読み取りやシステムへの手入力などのアナログな作業を削減でき、請求書業務の効率化を実現します。

・建設工事の請求書処理プロセスを全てデジタル化し生産性を向上
建設現場事務所では、主に建設業界向けの「CI-NET」を通じて請求書を電子データで受領し、自社の工事費管理システムで精査・承認等の業務を実施しています。しかし、建設業以外の取引先からは、紙で請求書を受領するため、紙のまま業務を実施し原本保管をしていました。そこで、紙の請求書を電子で受領し更に正確にデータ化できるBill Oneを導入し、自社の工事費管理システムとAPI連携することで、請求書の処理を全てデジタル化し、自社システム上で一気通貫して行える業務フローを構築しました。これにより、請求書の精査や回覧、承認、保管といった一連の請求書業務のスピード向上、効率化を図ることができます。

■株式会社竹中工務店 デジタル室 ビジネスアプリケーション2グループ長 郷門 輝雄 様のコメント
当社では、業務変革・業務効率化を推進するため、全社レベルで全業務のデジタル化に取り組んでいます。請求書業務に関しては、如何に紙の請求書を電子受領に切り替え、受領から支払いに至る一連の業務プロセスをデジタル化できるかが業務効率化のポイントでした。建設現場事務所で以前から活用している「CI-NET」の仕組みを変えずに、新たに「Bill One」を採用することで、取引先の業界を問わず紙で受け取っていた請求書を電子に移行できました。

また、多くの取引先とやりとりが発生するため、単に当社だけが業務効率化すればいいというものではなく、建設に関わってくださる取引先の負担もいかに減らせるかといった点も重視していました。そのため、Bill One専任担当者のサポートも受けながら、主要な取引先に対して説明会やメールの案内を実施し、取引先のメリットについても理解をいただきながら、デジタル化を進めていきました。

今、建設業界全体では、人手不足や長時間労働が喫緊の課題となっています。今回のBill One導入を一つの足がかりとして、取引先を含めた業界全体の生産性向上に貢献していきたいと考えています。

竹中工務店の担当者がBill Oneを使用して業務に取り組む様子


■竹中工務店について
会社名:株式会社竹中工務店
代表者:取締役社長 佐々木 正人
創業:1610年
事業内容:総合建設業
従業員数:7786名(2024年1月時点)
URL:https://www.takenaka.co.jp/

※1:建設業界における標準EDI(Electronic Data Interchange)
CI-NET(Construction Industry NETwork)とは、建設産業全体の生産性向上を図るため、企業間の情報をネットワークを通じて交換するための仕組みです。各企業はCI-NETに対応したシステムを導入することによって、さまざまな取引先と電子商取引ができます。
※2:Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度

(以上)

 
■月次決算を加速する「Bill One」
Sansan株式会社が提供するBill Oneは、請求書受領、請求書発行、経費精算といった各領域における経理課題を解決するインボイス管理サービスです。アナログで非効率な業務をデジタル化し、企業の月次決算を加速します。
https://bill-one.com/

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:69億33百万円(2024年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com

Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com

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会社概要

Sansan株式会社

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URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月