中期経営計画2030実現に向けて米国市場に本格参入 カンロ 「2025年度第2四半期決算説明会」を実施

グミ市場競争激化の中、オールカンロで「キャンディNo.1ブランド」を盤石化

カンロ株式会社

 カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 村田 哲也、以下カンロ)は7月29日(火)に「2025年度第2四半期決算説明会」を実施し、2025年上期決算報告と業績予想および「中期経営計画2030」の進捗に関するトピックスを発表しました。

■「ピュレグミ」をはじめ日本グミ市場の伸長をけん引してきたカンロが米国市場へ本格参入

 業界トップシェア※1を誇るキャンディメーカーのカンロは、グミ市場売上No.1ブランド※2の「ピュレグミ」や次世代食感の「グミッツェル」など、日本のグミ市場を開拓する様々な商品展開に挑み続けています。

 現在、新規マーケットの開拓を目指してグローバル事業の拡大を推進しており、2025年秋から大きなグミ市場を有する米国への本格参入がスタート。カンロを代表するグミブランドの「ピュレグミ」で米国市場に挑みます。

 また、国内飴・グミ市場の競争激化においては、商品単体にとどまらず「カンロのファン」を醸成する取り組みを推進し、オールカンロでキャンディ市場における「ゆるぎないNo.1ブランド」を目指します。

※1株式会社インテージSRI+ キャンディ市場2024年1月~2024年12月計 販売金額シェア

※2株式会社インテージSRI+ グミ市場 2023年10月~2024年9月累計販売金額ブランドランキング

代表取締役社長CEOの村田(左)と常務執行役員CFOの佐藤(右)

≪2025年度下期注力施策≫
●グローバル事業の進捗
国外マーケットへの売上拡大を目指し、「ピュレグミ」の米国輸出開始に向けて

 2024年の国別グミ市場規模は、日本の1,138億円に対してアメリカは12,917億円と日本の11倍以上の規模を有します。また、同年の国別グミの1人あたり消費金額でも、日本の1,176円に対してアメリカは3,842円と、3倍以上※3の消費があります。

2025年上半期は、この大きなグミ市場規模を有する米国への本格参入に向けて、2025年5月に現地法人「Kanro America Inc.」を設立しました。また、現地展示会への積極参加や、ホームページおよびSNSの立ち上げによるデジタルマーケティングの基盤づくり等、消費者やバイヤーに向けたアプローチを一歩ずつ着実に進めております。

※3 Sugar Confectioneryのうち「Pastilles, Gummies, Jellies and Chews」

出所:Euromonitor International(2024年の平均為替レート円換算)国別グミ市場規模(2024年)日本のみ

インテージSRI+

・2025年6月にはグローバル向けの公式Instagramを開設(左)

 アカウント:@puregummyusa

・「Kanro America Inc.」のHPも内容を拡充(右)

 https://kanroamerica.com/

Summer Fancy Food Show 2025に出展

 2025年6月29日(日)から7月1日(火)にニューヨークで実施された、来場者約29,000人におよぶ東海岸最大級の食品展示会「Summer Fancy Food Show 2025」に出展しました。先行して販売するピュレグミ レモンとグレープに加え、今後展開を予定しているピュレグミプレミアム 山梨産白桃とシャインマスカットスパークリングを展示し、試食を実施。多くのバイヤーやディストリビューターから「甘さと酸味のバランスがいい」「ハートの粒やパッケージのコンセプトがかわいい」「ピュレグミプレミアムのジューシーさが美味しい」など、ピュレグミの魅力である味わいやコンセプトを高く評価いただきました。今後は発売後にお客様に手に取っていただけるよう、タッチポイントの強化に努めてまいります。

・パッケージ比較

米国に展開予定のピュレグミ(左)と、国内で販売中のピュレグミ(右)

●国内における成長戦略
キャンディ市場における“ゆるぎないNo.1ブランド”を目指し、顧客接点を強化

 グミの売上伸長により市場が拡大し競争が激化する国内キャンディ市場において、カンロがさらなる成長を実現するため、プロダクトブランドの強化に加え企業価値を向上し、「カンロのファン」を醸成します。

 顧客との接点を増やすため、コミュニティサイト「Kanro POCKeT×(カンロポケット クロス)」を起点としたコミュニケーションや各種プロモーション施策を通じ、商品が売れるのではなく、カンロが好きだからカンロの製品を手に取る状態を実現させ、「ゆるぎないNo.1ブランド」を目指します。

■カンロ展開ブランド

■カンロ会社概要

社名   :カンロ株式会社

代表   :代表取締役社長 村田 哲也

所在地  :東京都新宿区西新宿3丁目20番2号

      東京オペラシティビル37階

創業   :1912年(大正元年)11月10日

事業内容 :菓子、食品の製造および販売

上場市場 :東証スタンダード市場(証券コード2216)

URL   :コーポレートサイト https://www.kanro.co.jp/

      KanroPOCKeT https://kanro.jp/

 当社は1912年の創業以来、社名になっている「カンロ飴」を始め、菓子食品業界で初ののど飴となる「健康のど飴」、ミルクフレーバーキャンディ市場売上No.1ブランド※1「金のミルク」、大人向けグミの先駆けでありグミの売上トップブランド※2である「ピュレグミ」など、生活者の皆さまから愛される商品を創り続け、成長してまいりました。直営店「ヒトツブカンロ」では、「ヒトからヒトへ つながる ヒトツブ」をコンセプトにキャンディの魅力を発信しております。

 2025年2月、「中期経営計画2030」を策定し、新たに「Kanro Vision 2.0」を定めました。「Kanro Vision 2.0」は、企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」の下、ビジョン「Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。」と4つのバリュー「Sweet な瞬間を創造する」「事業基盤を変革する」「未来へ紡ぐ」「創発的な組織の更なる進化」からなり、今後の当社の進む方向性を示したものです。

国内グミ事業を中心に更なる成長を実現するとともに、持続的成長のための事業領域拡大・ビジネスモデル拡張を進め、事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献してまいります。

※1株式会社インテージSRI+ ミルクフレーバーキャンディ市場 2023年4月~2024年3月累計販売金額ブランドランキング

※2株式会社インテージSRI+ グミ市場 2023年10月~2024年9月累計販売金額ブランドランキング

■パーパス 「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」

 カンロは、2022年、企業パーパス「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」を定めました。変化が激しく、先行きが不透明・不確実な時代の中、カンロがこれまで歩んできた道程を確認の上、自分たちの未来への想いを言語化したものです。糖から未来をつくり、糖の力を引き出す事に挑み続けてきたカンロが企業活動の中で培った技術をさらに進化させることで、 「心がひとつぶ、大きくなる。」瞬間を積み重ねて人と社会の持続可能な未来に貢献してまいります。

【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】

カンロ株式会社 カスタマーセンター

Tel:0120-88-0422

(受付時間 祝日を除く月~金曜日 10:00~16:00)

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食品・お菓子
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会社概要

カンロ株式会社

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URL
http://www.kanro.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区西新宿 東京オペラシティ37階
電話番号
03-3370-8811
代表者名
村田 哲也
上場
東証スタンダード
資本金
28億6400万円
設立
1950年05月