【日本の「懐かしくてかわいい」を再発見】日本各地の郷土玩具320点！『新装版はじめましての郷土玩具』12月発売

株式会社グラフィック社

2025年12月1日 12時00分

グラフィック社は、書籍『新装版はじめましての郷土玩具』を、2025年12月に発売いたします。

江戸時代以降に誕生し、子どもの成長を願って日本各地で作られてきた郷土玩具を紹介！

郷土玩具は単なる遊び道具ではなく、寺社の授与品や民間信仰のお守り、節句の祝いなど、人々の切実な願いや愛着が込められた庶民のためのものでした。健やかな子どもの成長、家内安全、商売繁盛といった切実な願いが、身近にある木、土、紙を主な材料に、自然や動物などの形に託されています。

郷土玩具の魅力は、その素朴さや繊細さを備えた美しさだけではありません。地域や風土の結びつき、同じ土地で受け継がれても、時代や作り手によって形や表情が一つとして同じものがないところにあります。

今年は、著者の甲斐みのりさんの作家生活20周年のメモリアル。海外からの注目が高まり、「古き良き」日本カルチャーが再評価される今。張子人形や木製おもちゃなど、見ているだけでほっこりと優しい気持ちになる、日本の文化と「かわいい」の真髄を再発見できる一冊です。

※本書は2015年3月発行の『はじめましての郷土玩具』（小社刊）の装丁をリニューアルして発売したものです。

＜本書イメージ＞

＜著者プロフィール＞

甲斐みのり（カイミノリ）

文筆家。1976年静岡生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築など、女性が好み憧れるモノやコトを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。街歩きや手みやげなどをテーマにしたカルチャースクールの講師も務める。『乙女みやげ』(小学館)、『衣・食・住暮らしの雑貨帖』(マイナビ)、『東海道新幹線各駅停車の旅』『電車でめぐる富士山の旅』(共にウェッジ)など著書多数。

中村浩訳／監修

「全日本だるま研究会」「日本郷土玩具の会」会長。日本有数のだるま・郷土玩具コレクターで、著者に『達磨からだるまものしり大辞典』『佐原のピカソ・張子屋カマタさん -カマタさんって、鎌田芳朗さんのことなんです。(佐原張子作品集)』(社会評論社）『新装版開運だるま大百科』『十二支の郷土玩具』（日貿出版社）など。