【事後レポート】義肢装具士の皆さまとともに未来の医療を創る「第2回日本シグマックスPOセミナー」を開催

~60名以上の義肢装具士が参加、専門家およびメーカーより医学知識と装具について情報提供~

日本シグマックス株式会社

医療、スポーツ、ウェルネスの分野で人々の身体活動を支援する日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鈴木洋輔)は、義肢装具士の皆様を対象とした情報提供セミナー「第2回日本シグマックスPOセミナー」を5月16日(土)に東京・大阪にて開催いたしました。

 本セミナーは、単なる製品紹介を目的とせず、医療従事者の皆様とともに医療の質を向上させるための継続的な取り組みとして位置づけています。

※PO:Prosthetist and Orthotist 義肢装具士

■背景:患者様の近くで重要な役割を果たす医療専門職・義肢装具士の皆さまに役立つ情報提供の場を

事故や病気などで身体の機能を失うなどした患者さんの社会復帰を支援するために、義手や義足、装具の装着部位の採型・制作をしている義肢装具士は、患者様の近くで生活の質(QOL)を支える重要な役割を担う医療専門職です。
 日本シグマックスは整形外科領域の医療機器メーカーとして、義肢装具士の皆様が日々直面する課題に寄り添い、その解決の一助となる情報や知見を提供することを使命と考えています。こうした背景のもと、2025年2月に第1回セミナーを開催し、医師をはじめとする専門家による講演や最新の医療トレンドを提供しました。

 参加された義肢装具士の皆さまからは、「対面で直接質問・相談ができ、大変有意義だった」、「普段現場では医師に聞きにくい内容を深く理解できた」といった感想が寄せられました。また、「東京以外でも開催してほしい」との要望を受け、今回は東京・大阪の2会場をwebで繋いで実施しました

■第2回日本シグマックスPOセミナー 概要
テーマ「膝関節疾患の理解と治療選択 ~OAとMMPRTを通して知る、装具を含むアプローチ~」

●プログラム1 「膝OA治療:保存的治療から手術まで」
竹内 良平 先生(横浜石心会病院 副院長・関節外科センター長)

 40代以降の方が多く経験する「変形性膝関節症(以下、膝OA)」は遺伝子やホルモンバランス、加齢など複合的な要因で発症する。この疾患の治療においては、足関節・膝関節のアライメントの矯正が重要であり、講演では膝周囲骨切り術(AKO)などの手術療法に加え、義肢装具士が関わる治療用装具(膝装具・足底板)の役割と治療成績について紹介された。

▲ 竹内 良平先生

●プログラム2 「膝OAに対する装具とリハビリの統合戦略 -術前後バイオメカニクスから考える-」
長嶋 遼 先生(横浜石心会病院 リハビリテーション科 主任)

 膝OAにおける装具療法は多様であり、それぞれ特性が異なるものの、バイオメカニクスへの影響については十分に議論されていない点を指摘。講演では歩行時のバイオメカニクス解析や、インソール有無による比較結果、リアルタイムで歩行フィードバックが可能なデバイスについて紹介された。
 最後に、「リハビリテーションにおいて、動的なものをしっかり数字で判断して、それに合わせて適正な設定をするという時代が来ると思う」と述べ、講演を締めくくった。

▲長嶋 遼 先生

●プログラム3 「弊社における膝装具開発の実際 -品質を支える材料評価とバイオメカニクスに基づく機能評価-」
平田 海(日本シグマックス株式会社 商品企画開発部 開発1課)

 講演の冒頭では、日本シグマックスにおける商品の企画立案から発売までのプロセスについて、順を追って説明を行った。
 弊社の基盤であるサポーター・装具類は、直接身体に装着する製品であり、商品開発においては「力学的機能」の高さに加え、「快適性」「操作性」「耐久性」が求められる。これらを担保するため、複数の試験・評価を実施し、社内基準を満たした製品のみを商品化していることを紹介した。

▲ 平田 海

●プログラム4 「内側半月板後根断裂(MMPRT)の診断と治療:装具療法もしっかりと」
古松 毅之 先生(岡山赤十字病院 第一整形外科部長・関節鏡センター長・人工関節センター長)

 膝関節の中にある内側半月板と外側半月板には、膝にかかる荷重の分散や衝撃の吸収の機能があるほか、膝関節の安定に寄与している。
 しかし、外傷などによる半月板損傷によって機能が低下すると関節軟骨の摩耗が進行し、膝OAへとつながる可能性がある。
 講演では、本症例においては早期診断と適切な治療選択が重要であることが強調されていた。

▲ 古松 毅之 先生

■セミナーの様子

▲講演中の様子
▲質疑応答の様子
▲参加者の皆様に、各装具をご体感
▲製品展示ブース

■60名以上の義肢装具士の皆さまが参加、次回のセミナーテーマや開催について希望する方も

  • 本セミナーには、全国から60名以上の義肢装具士が参加し、各講演に熱心に耳を傾けていました。

  • 各講演後には参加者から講師の先生方に対して活発な質疑応答がなされていました。また、休憩時間やセミナー終了後には、弊社が取り扱う軟性・硬性装具を実際に手に取り、弊社担当者に直接質問をする姿も多く見られました。

  • また、普段は異なる地域で活躍する義肢装具士同士が情報交換を行う貴重な場ともなりました。

  • 終了後のアンケートでは、「どの先生のお話もとても勉強になり、本当に良い機会だった」といったコメントがあったほか、「いろんな症例に関するテーマで継続して開催してほしい」という声も寄せられました。

 当社は、こうした情報提供を重視したセミナーを今後も継続的に開催していく予定です。義肢装具士の皆様が抱える課題やニーズに応じたテーマを設定し、医療現場で役立つ情報をお届けしてまいります。
 そして、日本シグマックスは医療機器メーカーとしての責任を果たすべく、義肢装具士の皆様とともに歩みながら、患者様の生活の質向上に貢献する取り組みを引き続き推進してまいります。

■日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/

所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1

創業:1973年6月1日

資本金: 9,000万円

代表取締役社長:鈴木 洋輔

社員数:246名(2025年3月末)

売上高:143.7億円(2025年3月期)

日本シグマックスは「身体活動支援業※」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」の中でも「整形外科分野」に特化して、各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品、冷却療法のためのアイシングシステム、治療・診断のための医療機器など、特徴のある製品を提供してまいりました。「スポーツ分野」ではスポーツ向けケア・サポートブランド『ZAMST』を中心に国内外で高い評価を受けております。また日常生活を支える「デイリーケア」、労働者の身体をサポートする「ワーカーズケア」といった分野で『MEDIAID』ブランド製品を拡大展開しております。

※身体活動支援業:運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業(当社による造語)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

日本シグマックス株式会社

20フォロワー

RSS
URL
https://www.sigmax.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル7F(総合受付8F)
電話番号
-
代表者名
鈴木洋輔
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1973年06月