【ポプラ社×学研HD】児童書出版業界を代表する2社が業務提携。出版事業強化とグローバル展開を推進
~ポプラ社は、学研ホールディングスと業務提携を締結。子ども向け出版事業の強化に協働で取り組むとともに、グローバル・IPビジネスの協働展開を推進していきます。~
1.本業務提携の目的
当社は、戦後間もない1947年に児童書専門の出版社として創業し、こどもと昔こどもだったすべての人に、人生の糧となるような良質の本を届け、心豊かに生きる社会の発展に貢献することを企業理念に掲げています。現在は海外展開やIP事業も推進するほか、2021年度からこどもの学び事業「こどもっとラボ」を立ち上げ、教育ICTサービスにも参入しました。
学研HDは「私たち学研グループは すべての人が心ゆたかに生きることを願い 今日の感動・満足・安心と 明日への夢・希望を提供します」をグループ理念として、教室・学習塾運営、出版および園・学校支援をはじめとする教育事業ならびに高齢者住宅事業をはじめとする医療福祉事業を展開するグループの持株会社です。
現在、両社が事業展開する子ども向け出版事業を取り巻く環境は、大きく変化しています。先行きが見えないVUCAの時代、将来を担う子どもたちに「ワクワクする読書体験」と「良質な学び」を提供することを通じて、心豊かに生きられる社会の実現に貢献したいと考え、当社と学研HDは業務提携に基づく共同関係を構築することで合意しました。今後は両社が有する子ども向けのコンテンツやIP、ユーザータッチポイントを組み合わせ、国内外を問わず新たな価値を創造・提供すると共に、読書・学び環境の向上や出版流通の維持強化に資することを目指します。
2.本業務提携の内容
当社は、学研HDと本日付で契約締結した本業務提携において、下記施策の具体的な協議検討を進めてまいります。
(1)グローバル・IPビジネスの協働展開
当社の豊富な児童向けコンテンツ・キャラクターIPと、学研HDが保有する絵本や児童書、学びのコンテンツを組み合わせ、世界中に届けることを目指します。
グローバル展開においては、当社傘下の上海蒲蒲蘭文化発展有限公司と学研HDの中国拠点である学研上海有限公司で連携し、両社の中国展開を加速させます。同時に、学研HDがグローバル戦略の重点エリアと位置付けているベトナムを始めとする東南アジアや中東への取り組みも幼児教育を軸に協働推進します。出版事業においても、北米・欧州版権ビジネスの協働展開を図ります。
さらに、上記取り組みを通じて得られた知見を活用し、海外市場にフィットしたコンテンツ・IPの共同開発にも取り組んでいきます。
(2)出版を中心とした既存事業の効率化と拡大
多様化する読書と学びのニーズに応えるべく、両社協働で、出版をはじめとする既存事業の成長を目指します。
具体的には、書店プロモーションの共同実施や、DXも活用した物流・マーケティング等の改革に協働で取り組み、既存出版ビジネスの効率化とさらなる成長を図ります。
また、学研HDがもつ、幼保園・学童保育・学校・学研教室・塾といった顧客とのリアルなタッチポイントを活用し、出版ビジネスにおける新たな販路開拓にも取り組んでいきます。
3.会社概要
■株式会社 ポプラ社
・代表者:代表取締役社長 千葉均
・所在地:東京都千代田区麹町4丁目2番地6 住友不動産麴町ファーストビル8・9階
・コーポレートサイト:https://www.poplar.co.jp/
・主な事業内容:
ー児童書・一般書・学習資料や百科事典などの出版及び教育ICT事業
■株式会社 学研ホールディングス
・代表者:代表取締役社長 宮原博昭
・所在地:東京都品川区西五反田2-11-8
・コーポレートサイト:https://ghd.gakken.co.jp/
・主な事業内容
-教育分野:教室・塾事業 / 出版コンテンツ事業 / 園・学校事業
-医療福祉分野:高齢者住宅事業 / 認知症グループホーム事業 / 子育て支援事業
-その他サービス支援事業
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