AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」、AIエージェントによって契約審査依頼や法務相談の初期対応を法務担当者の代わりに行う「マターマネジメントエージェント」を2025年夏に提供開始

株式会社LegalOn Technologies

株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役 執行役員・CEO:角田 望)は、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」( https://www.legalon-cloud.com/)の新機能として、AIエージェントにより契約審査や法務相談の一次対応を自動で行う「マターマネジメントエージェント」を2025年夏に提供開始します。本機能により、法務部門は案件対応の負担を大幅に軽減でき、重要案件に注力できるようになります。また、事業部担当者はAIによる迅速な一次回答を活用することで、法務関連業務をより迅速に遂行できるようになり、ビジネスのスピードアップを図ることができます。

■「マターマネジメントエージェント」の特徴

「マターマネジメントエージェント」は、「LegalOn Cloud」搭載のAIエージェントにより契約審査や法務相談依頼に対して、審査を行うための相談内容の情報収集、リスク判定、そして判定結果に基づいた回答案の生成、または法務担当者に振り分けを行います。本機能の特徴は以下の通りです。

  • AIが法務担当者に代わり、依頼者から相談対応に必要な情報を自動的に収集

  • AIが収集した情報を基に契約書審査のリスクを判定。リスクが低い案件はAIが回答案を生成し、高リスク案件は法務部が対応するよう振り分けを提案

  • 法務相談についても契約審査と同様に、リスクに応じて、AIが回答案を生成、又は法務部へ振り分けを提案

  • 事業部担当者はAIの回答案を確認し、不明点や追加資料があれば再申請も可能

  • 法務部門はAIによる回答履歴や法務部へのエスカレーション案件を一元管理でき、AIの回答案が不適切な場合は代替回答も提供可能。AIによる回答案作成をコントロールできる機能も実装予定

  • 依頼者からの相談情報を自動収集する機能をリリースし、その後、契約審査と法務相談の領域へ拡張予定

※本機能は、「マターマネジメント」モジュールが必須です。

■背景

当社が2022年6月に実施した調査によると、法務業務で最も時間を要する業務は「契約関連」です。特に64.2%の担当者が契約書の作成・審査に多くの時間を費やしていると回答しています。非定型の契約に加えて、秘密保持契約(NDA)や業務委託契約といった定型案件への対応も法務担当者の業務負担となっています。また、2024年3月の調査では、対応の必要性を感じながらも十分な時間を割けていない業務として、コンプライアンス対策(34%)、コーポレートガバナンスや内部統制(33%)、リスクマネジメント(31%)が挙げられるなど、契約関連以外にも多岐にわたる案件への対応が求められています。

こうした状況において、日常的・定例的な取引に関する契約書の審査や、FAQで対応可能な法務相談に多くの時間が割かれている現状がありました。

当社は、法務部門のリソースを定型業務から重要な戦略案件へと集中させ、担当者がより重要な法的意思決定に専念できる環境を提供したいと考えています。あわせて、法務部門として審査や相談対応を行う中で、どうしても依頼部門で発生するビジネスの停滞を解消したいという思いから、本機能を開発しております。

LegalOn Technologiesは、今後も弁護士の法務知見と最新のテクノロジーを組み合わせることで、企業や法律事務所の契約審査業務の品質向上と効率化を支援し、法務業務における多様な課題を解決するソリューションの開発・提供に努めてまいります。

■AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」について( URL:https://www.legalon-cloud.com/ )

これまでのリーガルテックとは異なる、企業法務のための全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。「LegalOn Cloud」のお客様は、マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約審査体制、Contract Lifecycle Management(CLM)体制、法令調査体制、法律事務所作成の法律文書の書式の利用体制、等のさまざまな体制を、お客様の需要に応じて同一プラットフォーム上で自在に構築することが可能です。同時に、「LegalOn Cloud」上で業務を行うことで、自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で整理します。欲しい情報を欲しい時にAIがレコメンドする、これまでにない次世代のナレッジマネジメントを実現します。「LegalOn Cloud」はまったく新しい法務業務の執務環境を提供します。

■ 株式会社LegalOn Technologiesについて

株式会社LegalOn Technologiesは、法的知見とAI分野における高い開発力を持つリーガルAIカンパニーです。2017年の設立当初よりAIを搭載したリーガルテックサービスの開発に注力し、現在では法務業務を全方位でカバーするAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」、グローバル向けのAI契約レビューサービス「LegalOn Global」など、グローバルにおけるリーガルテックサービスの有償導入社数は7,000社(2025年3月末時点)を突破しています。2025年1月から事業をコーポレート全域に広げ、AIカウンセル「CorporateOn」を提供しています。自然言語処理分野における機械学習アルゴリズムや、大規模言語モデル(LLM)など最新鋭のAIを製品開発に取り入れ、幅広いソリューションの提供を実現しています。

【株式会社LegalOn Technologies】 ( URL:https://legalontech.jp )

社名  :株式会社LegalOn Technologies(リーガルオンテクノロジーズ)

設立  :2017年4月

代表  :代表取締役 執行役員・CEO 角田 望

事業内容:法務に関するソフトウェアの開発・運営

資本金 :178.5億円(資本準備金等含)

所在地 :〒150-6219 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F

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会社概要

株式会社LegalOn Technologies

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URL
https://legalontech.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F
電話番号
-
代表者名
角田望
上場
未上場
資本金
178億5000万円
設立
2017年04月