第42回向田邦子賞をドラマ「グレースの履歴」で源孝志氏が受賞！同名原作小説『グレースの履歴』（源孝志・著）は河出文庫から好評発売中！

河出書房新社

2024年4月23日 17時09分

本日4月23日、第42回（2023年度）向田邦子賞（選考委員：大石静、大森寿美男、岡田惠和、大森美香、井上由美子、坂元裕二〈敬称略、向田邦子賞受賞順〉主催：向田邦子賞委員会／株式会社東京ニュース通信社）が発表され、源孝志氏が受賞いたしましたのでお知らせいたします。脚本・原作・演出を手掛けたテレビドラマ作品「グレースの履歴」原作小説は源孝志氏本人が執筆し、株式会社河出書房新社（東京都渋谷区／代表取締役小野寺優）発行の河出文庫『グレースの履歴』として発売中です。

源孝志『グレースの履歴』河出文庫

第42回（2023年度）向田邦子賞受賞者：源孝志

作品：「グレースの履歴」

放送日：2023年3月19日～5月7日

放送局：NHK BSプレミアム

原作：源孝志

演出：源孝志

音楽：阿部海太郎

制作統括：樋口俊一、八巻薫

プロデューサー：森井敦、中森幸介、石崎宏哉

出演：滝藤賢一、尾野真千子、伊藤英明、柄本佑、林遣都、山崎紘菜、黒谷友香、宇崎竜童、広末涼子ほか

源孝志氏は、2000年に第17回ATP賞ドラマ部門優秀賞受賞（『同窓会へようこそ』1999年 TBS）、2001年に第27回放送文化基金賞本賞受賞（ドキュメンタリー番組『世紀を刻んだ歌　ヘイ・ジュード　～革命のシンボルになった名曲～』2000年 NHK）、2003年に第20回ATP賞ドラマ部門優秀賞受賞（『マイリトルシェフ』2002年 TBS）、2016年に第32回ATP賞グランプリ受賞（『京都人の密かな愉しみ』2015年 NHK）、令和元年度（第70回）芸術選奨文部科学大臣賞放送部門大臣賞受賞（『スローな武士にしてくれ〜京都撮影所ラプソディー〜』2019年 NHK ほかの実績）など、長年にわたって話題のテレビドラマ作品、ドキュメンタリー作品を手掛けてこられました。脚本だけでなくその作品の多くで演出・監督もつとめており、「グレースの履歴」では自ら小説作品として刊行もしています。

ますます目が離せない源孝志氏の原作小説『グレースの履歴』（河出文庫）にぜひご注目ください。

■源孝志（ミナモトタカシ）略歴

1961年生まれ。ホリプロに入社し、映像制作を経てフリーの演出家・脚本家に。主な映画に『東京タワー』『大停電の夜に』、ドラマに『京都人の密かな愉しみ』シリーズ、著作に『星をつかむ料理人』などがある。

■源孝志原作小説『グレースの履歴』

源孝志『グレースの履歴』河出文庫

書名：グレースの履歴（河出文庫）

著者：源孝志

仕様：文庫判／600頁

発売⽇：2018年7⽉4日

税込価格：1,012円（本体価格920円）

ISBN：978-4-309-41620-5

内容紹介：美奈子が夫の希久夫に遺した国産名車。カーナビの履歴を巡る旅で美奈子の想いが見えてくる。藤沢、松本、尾道、モナコ……往年の名女優、伝説のエンジニアの人生と交錯する愛と絆の物語。