育成就労制度開始まで半年 「すらら にほんご」JFT-Basic対策コース追加 ~10月1日提供開始“働く・学ぶ・暮らす”日本語学習を支援~
AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)は、日本語学習ICT教材「すらら にほんご」に、国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)の対策コースを追加し、2026年10月1日より提供を開始します。海外の送出機関における来日前の日本語教育をはじめ、夜間中学など国内の教育現場での活用を想定しています。

2027年4月に始まる育成就労制度では、就労開始前までに基礎的な日本語力を身につけることが求められます。JFT-Basicも2026年8月から、従来より基礎的なA1レベルを判定できるようになり、育成就労での活用が可能になりました。すららネットはこうした制度変更を受け、「すらら にほんご」に来日前からの日本語学習を支援するJFT-Basic対策コースを新設しました。
育成就労制度開始を前に 高まる外国人の日本語教育ニーズ
日本で働き、学ぶ外国人が増える中、日本語教育の重要性が高まっています。2025年10月末時点の外国人労働者数は257万1,037人と過去最多となりました。※1 また、公立学校に在籍する日本語指導が必要な児童生徒も、2025年5月1日時点で8万4,759人と過去最多となっています。※2
こうした中、2027年4月には技能実習制度に代わる「育成就労制度」が始まります。人手不足分野で原則3年間働きながら、特定技能1号水準の技能と日本語能力を身につける制度で、日本語能力にも段階的な基準が設けられています。※3制度変更に合わせ、JFT-Basicも2026年8月からA1、A2.1、A2.2(A2)の3段階で日本語能力を判定できるようになりました。※4 今回追加するJFT-Basic対策コースでは、試験形式に沿った学習を通じて、育成就労を目指す学習者の来日前からの日本語学習と試験対策を支援します。また、基礎的な日本語力を段階的に身につける学習は、夜間中学などを始めとする国内の教育現場で学ぶ児童生徒の学びにもつながります。
※1 出典:厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ(令和7年10月末時点)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68794.html
※2 出典:文部科学省「令和7年度 日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査結果」https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/09/1421569_00007.htm
※3 出典:出入国在留管理庁「育成就労制度」https://www.moj.go.jp/isa/applications/index_00005.html
※4 出典:国際交流基金「JFT-Basicとは」https://www.jpf.go.jp/jft-basic/about/index.html
【「すらら にほんご」JFT-Basic対策コースの特長】
1.本番に近い形式で実践的にトレーニング
「すらら にほんご」JFT-Basic対策コースでは、JFT-Basicのテスト同様の出題形式で、語彙や漢字、読解、聴解といったジャンルごとに実践的な学習をすることができます。また問題演習を行う中で、学習者の理解が不十分な箇所があれば自動的に判定し、「すららにほんご」本体のレクチャー(講義アニメーション)・演習ドリルでじっくり学び直すことをサジェストする機能も搭載しました。

2.「テスト対策が難しいJFT-Basic」量・質の両面で学習者をサポート
JFT-Basicはテストや学習に対応した教材がまだ少なく、「対策を立てることが難しい」「出題形式への慣れが必要な、読解・聴解問題の演習がしにくい」といった課題があります。それに対して本コースは豊富な練習問題とプロの声優による自然で丁寧な音声を提供することで、量・質の両面から学習をサポートします。学習者は自分のペースで繰り返し練習しながら、確実に合格へと近づくことができます。

来日前から国内の教育現場まで 日本語学習を継続して支援
すららネットは、日本語学習を必要とする学習者の背景や目的が広がる中、学ぶ場所や環境に左右されず、必要な日本語を継続して学べる機会の提供を進めています。日本での就労を目指す外国人には来日前からの学習を、国内の教育現場では日本語指導を必要とする児童生徒など、それぞれの状況に応じた支援が求められています。
今後も、海外の送出機関から国内の教育現場まで、学習者の目的や日本語力に応じた学びを支援してまいります。ICTを活用して学習機会を広げ、日本語の学びを生活や学習、就労につなげられる環境の実現を目指します。
■日本語学習ICT 教材「すらら にほんご」
「すらら にほんご」は、日本語を学ぶ外国人を対象としたICT教材です。学校で学ぶ児童生徒だけでなく、日本語学校や海外の教育機関、就労を目指す外国人など、幅広い学習者に利用されています。日本国内では、2025年から全国の夜間中学を中心に、学習塾などでも導入が拡大しています。日本語教育分野での取り組みが評価され、第22回日本e-Learning大賞 日本語教育特別部門賞を受賞しています。
コンテンツは、学習者のレベルに応じて基礎から応用まで段階的に学べる構成となっており、書写機能を使って文字を書く練習も可能です。また、漢字学習コンテンツ「Hi! Kanji」では、漢字を視覚的・感覚的に学ぶことができます。全てのコンテンツは、意味を母語で確認しながら学習できるため、初学者でもゼロから一人で学び進めることができます。さらに、アニメーションキャラクターの登場やゲーミフィケーションの要素を取り入れ、学習意欲を高める工夫も多数搭載。世界中どこにいても、正しい発音で日本語を体系的に学べるのが特長です。2026年7月に対応言語を14言語へ拡大し、20か国以上の外国ルーツを持つ学習者が、母語で日本語を学べる環境を整備しました。
■株式会社すららネット
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供しています。現在、国内の3,100校以上の学校や学習塾で導入され、約26万人の児童生徒が利用しています。全国の公立学校や有名私立学校、大手塾での活用が広がる一方、不登校や発達障がい、経済的困難な状況の子どもたちにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組んでいます。2017年には、代表的な EdTech スタートアップ企業として東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場しました。
・コーポレートサイト https://surala.co.jp/
・サービスサイト https://surala.jp/
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