【10.21追悼リリース】 伝説のアーティスト、エリオット・スミス(1969.8.6-2003.10.21)の、初の本格的ドキュメンタリー映像作品がついに登場!

ポートランド、NY、LA等の風景も入れながら、多くの未発表曲音源/画像や関係者の貴重なインタビュー映像を収録。

 

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2015.10.21. 
『エリオット・スミス / ヘヴン・アドアーズ・ユー ~ドキュメンタリー・オブ・エリオット・スミス』
【日本語字幕付き】
HEAVEN ADORES YOU
A DOCUMENTARY FILM ABOUT THE LIFE & MUSIC OF ELLIOTT SMITH

■DVD :4,000円(本体価格)+税 YMBA-10604  日本語字幕付き

解説:渡辺 亨
発売:ヤマハミュージックメディア
販売:ソニー・ミュージックマーケティング
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“僕の曲は決して日記や演説じゃない。例えるなら - 言葉で出来た絵画だ”

<エリオット・スミス>
オルタナ・バンド、ヒートマイザーの一員として活動中の1994年にソロ・アルバム『ローマン・キャンドル』を発表。地元ポートランドとその後に移り住んだニューヨークで大きな人気を獲得していた。そして1996年に映画『グッド・ウィル・ハンティング』に曲を提供し、オリジナル主題歌「ミス・ミザリー」がアカデミーの楽曲賞にノミネートされ、一気に全米で注目を集めた。計5枚のソロ作を残したものの、2003年に急死。死後ますます人気が高まり、現在ではカリスマ的な存在となっている。日本では1999年と2000年に来日公演。


2014年5月にサンフランシスコ国際映画祭で初公開され、商品化が待ち望まれていた伝説のアーティスト、エリオット・スミス(1989.8.6. ? 2003.1.21)初の本格的ドキュメンタリー作品(ニコラス・ロッシ監督作品)。2003年10月21日に死去した彼の命日10/21に追悼リリース決定!

内容はエリオットのキャリアの始まりから2003年の死までを辿るもの。エリオット・スミスが暮らした街(ポートランド、NY、LA等)の風景も入れながら、多くの未発表曲音源(アマチュア時代のデモ音源含む)、未発表画像や希少な映像のほか、エリオットの友人他のインタビュー映像を収録。さらにエリオットの妹アシュリー・ウェルチ、彼を支え続けたジョアンナ・ボルム、LA時代の友人でプロデューサーのジョン・ブライオン、ラリー・クレイン、ヒートマイザーのニール・ガスト、『XO』プロデューサーのロブ・シュナッフ他もインタビューに登場。

本作品は、エリオット・スミスのアカデミー賞ノミネートのステージで「ミス・ミザリー」を歌うシーン、そして2003年のエリオットの死が伝えられるシーンから始まる。その後は幼少期を過ごしたテキサス、音楽キャリアをスタートさせ街のヒーローとなっていったポートランド時代へと移る。ニール・ガストと共に組んだバンド、ヒートマイザー時代は、当時のポートランド音楽シーンの模様が多数の証言や貴重な写真によって生き生きと伝えられる。そして次第に音楽性が合わなくなり、内省的なソロ作品へと向かっていく状況、ソロ作『ローマン・キャンドル』、『イーザー/オア』で見せつける巨大な才能、ラリー・クラインとのスタジオ「ジャックポット」での協調ぶり等は見ごたえ抜群。
さらにニューヨークに移り「ミス・ミザリー」で全米中にその存在を認めさせ、新作『XO』発表とそのワールド・ツアー、同時にドラッグへと依存していく時期。そして落ち着いた環境を取り戻すべくL.A.に移ってから突然の死去まで、三つの都市の風景とエリオットの心象風景が重なるような作りは、現実感ある “ドキュメンタリー”として迫ってくる。

そしてボーナス映像は、本編の内容をさらに突っ込んだ貴重なテーマ別インタビュー集でなんと1時間にも及ぶ。2000年作『フィギュア8』のジャケット撮影秘話が写真家オータム・デ・ワイルドによって語られる「『フィギュア8』の撮影 - オータム・デ・ワイルド」に始まり、エリオットがどのように曲を作っていくかが関係者によって語られるファン必見の「作詞作曲のプロセス」、エリオットの作品のクオリティに驚く盟友ジョン・ブライオンの生々しい証言が語られる「ジョン・ブライオンとの出会い」、ビートルズのカヴァー“ビコーズ”が映画『アメリカン・ビューティー』のエンドロールで流され、その記念披露パーティーで抱腹絶倒するエピソードなど、貴重なインタビューばかり。
また英文学教授が、イギリスのロマン主義の詩人ジョン・キーツ、パーシー・ビッシュ・シェリーを引き合いに出して文学的な側面からエリオットの歌詞を分析する「「憂鬱のオード」エリオットの音楽と文学」、名曲「ワルツ♯2」なとでの音楽的アイデアが語られる「ちょっとした遊び」、1994年の地元ポートランドのラジオ曲に出演したヒートマイザーのリラックスした表情が聞き取れる「ヒートマイザーのインタビュー」他、どれもエリオット・スミスの実像が今まで以上に迫ってくる、大変貴重なインタビュー集となっている。

これはエリオット・スミスという類い稀なる才能を持ったアーティストの繊維さ、脆さ、ミュージシャン側から見た凄味、どれだけファンに愛されていたか等が改めてわかる、感動のドキュメンタリー作品である。

【Webサイト】
http://www.yamaha-mv.co.jp/cgi-bin/WebObjects/12069acda9f.woa/wa/read/12069b2a95d/?productID=604

【トレイラー】
https://www.youtube.com/watch?v=mTX6jjw00s0

 

【チャプター】
1)    1998年 / オスカー / フーズ・ザット・ガイ?
1998 / The Oscars / Who’s That Guy ?
2)    テキサス
Texas
3)    ポートランド、リンカーン・ハイ・スクール
Portland, Lincoln High School
4)    ポートランド・ミュージック・シーン1990s / ヒートマイザー
Portland Music Scene 1990s / Heatmiser
5)    「ローマン・キャンドル」 / ホーム・トゥ・オブリビオン
Roman Candle / Home To Oblivion
6)    エリオット・スミス vs ヒートマイザー
Elliott Smith vs. Heatmiser
7)    キャッツ・アウト・オブ・ザ・バッグ / 「イーザー/オア」 &ジャックポット
Cat’s Out of the Bag / Either/Or & Jackpot
8)    ニュー・ヨーク・シティ / ピクチャーズ・メイド・アウト・オブ・ワーズ
New York City / Pictures Made Out Of Words
9)    コナン、ミス・ミズリー & 「エックス・オー」ツアー
Conan, Mis Misery & XO Tour
10)    LA、ラルゴ &「フィギュア8」
LA, Largo & Figure 8
11)    ザ・ラスト・アワー
The Last Hour
12)    フォーエヴァー・サイレント
Forever Silent
13)    クレジット
Credits

【ボーナス映像】
■ヘヴン・アドアーズ・ユー /アーロン・エスピノーザ (2012年10月、LA)
■エクステンデット・インタビューズ
・『フィギュア8』の撮影 - オータム・デ・ワイルド
Autumn de Wilde ? Shooting Figure 8
(オータム・デ・ワイルド)

・作詞作曲のプロセス
the Song Writing Process
(ラリー・クレイン、ジェームズ・クラーク、ショーン・クローガン、ジョアンナ・ボーナム、ピート・クレブス、ドリエン・ガリー、アシュリー・ウェルチ)

・ジョン・ブライオンとの出会い
Elliott Meets Jon Brion
(マーク・フラナガン、ジョン・ブライオン、アシュリー・ウェルチ、アーロン・エスピノーザ)

・アメリカン・ビューティー
American Beauty
(クリス・ドルダス、アリッサ・シーゲル、マーク・フラナガン、ジョン・ブライオン)

・「憂鬱のオード」エリオットの音楽と文学
Ode On Melancholy   the music of Elliott Smith in literature
(フォレスト・トレス・パイル :英文学教授)

・ピアノ・レッスン
The Piano Lesson
(アーロン・エスピノーザ)

・ちょっとした遊び
These Little Things
(ロブ・シュナッフ、アシュリー・ウェルチ、ジェームズ・クラーク)

・ヒートマイザーのインタビュー ※1994年ポートランドのラジオ局にて
Heatmiser Interview
(エリオット・スミス、ニール・ガスト、トニー・ラッシュ、ブラント・ピーターソン)

・トゥモロー・トゥモロー
Tomorrow Tomorrow
(ジェームズ・クラーク、ネイサン・ジュニア、コリー・デュブロア、ロブ・シュナッフ)

・エリオットの影響
Elliott’s Influence
(クリス・ドルダス)


【使用曲】
・EXORDIUM (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer & Greg Snell
・EVERYONE LOSES SOMETHING (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer
・Angeles (1996)
written and performanced by Elliott Smith
・Whatever (Folk Song In C) (1994)
written and performanced by Elliott Smith
・Untitled Guitar Finger Picking (1983)
written and performanced by Elliott Smith
・Untitled Melancholy Song (1993)
written and performanced by Elliott Smith
・Barriers (1984)
written by Elliott Smith / performanced by Elliott Smith, Mark Merritt, Steven Pickering
・Outward Bound (1984)
written and performanced by Elliott Smith
・I Love My Room (1984-85)
written and performanced by Elliott Smith
・Don’t Call Me Billy[Fear City] (1993)
written and performanced by Elliott Smith
・3[King’s Crossing] (1988)
written by Elliott Smith & Garrick Ducker  / performanced by Murder of Crows
・Shotgun (1988)
written by Elliott Smith & Garrick Ducker  / performanced by Murder of Crows
・Hamburgers (1995)
written and performanced by Elliott Smith & Neil Gust
・Dirt (1993)
written and performanced by Heatmiser
・Waiting For The End of The World (1990-1991)
written by Elvis Costello  / performanced by Heatmiser
・The Byronic Hug (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer
・Why Did I Decide To Stay ? (1994)
written and performanced by Heatmiser
・Untitled Soft Song In F (1993)
written and performanced by Elliott Smith
・No Name♯3 (1993)
written and performanced by Elliott Smith
・Unknown (Instrumantal) (1994)
written and performanced by Elliott Smith
・No Confidence Man (1994)
written by Elliott Smith / performanced by Elliott Smith & Pete Krebs
・Solo Symphonic (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer
・Coming Up Roses (1995)
written and performanced by Elliott Smith
・Baby Britain (Instrumental) (1996)
written and performanced by Elliott Smith
・Christian Brothers (Heatmiser Version) (1995)
written by Elliott Smith / performanced by Heatmiser
・Plainclothes Man (1996)
written by Elliott Smith / performanced by Heatmiser
・Plainclothes Man (Elliott Solo Verson) (1996)
written by Elliott Smith with Heatmiser / performanced by Elliott Smith
・Unknown (Instrumental) (1994)
written and performanced by Elliott Smith
・No Name No.5 (1996)
written and performanced by Elliott Smith
・Say Yes (Live at Yo Yo Festival) (1997)
written and performanced by Elliott Smith
・The Byronic Hug (Reprise) (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer
・Coast To Coast (Early Version) (1995-1996)
written and performanced by Elliott Smith
・Waltz♯1 (1997)
written and performanced by Elliott Smith
・Waltz♯1(DEMO) (1997)
written and performanced by Elliott Smith
・True Love (Instrumental) (2001)
written and performanced by Elliott Smith
・True Love (2001)
written and performanced by Elliott Smith
・Miss Misery(1997)
written and performanced by Elliott Smith
・Waltz♯2 (XO) (1998)
written and performanced by Elliott Smith
・L.A. (1999)
written and performanced by Elliott Smith
・Son of Sam (Acoustic) (1999)
written and performanced by Elliott Smith
・Independence Day (Live From Jon Brion Show Pilot Pitch) (2000)
written and performanced by Elliott Smith
・Saudade (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer
・La La Lie (Brompton Cocktail) (2013-2014)
written and performanced by Kevin Moyer / utilizing by Elliott Smith
・The Last Hour (Early Version) (1995-1996)
written and performanced by Elliott Smith
・Everything Means Nothing To Me (1999)
written and performanced by Elliott Smith
・Unfinished Song, never recorded
performanced by Shon Sullivan
・Happiness (1999) Elliott Smith
written and performanced by Elliott Smith

■2014年 ニコラス・ロッシ監督作

<DVD>
■DTSデジタル・サラウンド・サウンド/ドルビーサラウンド5.1/ドルビーデジタル・ステレオ■STEREO■カラー■日本語字幕付き■画面サイズ16:9LB■収録時間 約165分(本編約105分/ボーナス映像約60分)

<お問い合わせ>
株式会社ヤマハミュージックメディア 出版部 音楽・映像チーム
TEL:03-6894-0288 http://www.yamaha-mv.co.jp/

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会社概要

URL
https://www.yamaha-meh.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区高田三丁目19番10号
電話番号
-
代表者名
堤 聡
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2007年06月