AIが企業の業務を動かす時代へ──『ferret One』、業務効率化を支援する「AIワークフロー機能 β版」を提供開始

人の指示を待たずに、AIで日常業務を自動化

株式会社ベーシック

株式会社ベーシック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋山勝、以下「当社」)は、BtoBマーケティング支援サービス『ferret(フェレット)』を提供する当社のBtoBマーケティングツール『ferret One』において、

業務効率化を実現する「AIワークフロー機能 β版」の提供を開始したことをお知らせいたします。

本機能は、AIが人の指示を受けなくても、自動的に日常業務を進行させる「仕組み化」を実現するもので、マーケティング現場がより創造的な時間を取り戻すための基盤づくりを進めます。

■開発の背景

BtoB企業の現場では、SFA・CRM・MAなど複数ツールを組み合わせながら日々の業務を行う一方で、「人手による処理が多すぎる」といった非効率が深刻化しています。

その要因として多くの企業が抱えているのが「データが分断されている」という課題です。

実際、国内のBtoB企業の約8割が「ツール間のデータ連携に課題を抱えている」*1とされ、

ツールを導入しても「情報が分断されている」「データを手作業でまとめる必要がある」といった状況が発生しています。

このような分断が、人が手作業で対応しなければならない業務の仕組みを生み出しているのが現状です。

一方で、業務の自動化やツール間データ連携に対するニーズや期待は年々高まっています。

国内の最新アンケートでは、現時点でデータ連携ツールや連携テクノロジーを活用している担当者は
23.7%に留まるものの、「今後導入予定」または「興味がある」と回答した層が追加で15.6%存在し、約4割が何らかのシステム間連携・ワークフロー自動化に関心を示しています。*2

つまり、「人手による処理の多さ」を解決する手段として、

“データをつなぐ”取り組みへの注目が急速に高まっているといえます。

こうした背景のもと、『ferret One』ではAIを活用して分断されたツールや業務プロセスをつなぎ、

「人が動かなくても成果が生まれる仕組み」を構築するために、「AIワークフロー構想」を推進しています。

*1 Sansan「BtoBマーケティングに関する実態調査」

https://jp.corp-sansan.com/news/2023/0601.html

*2 出典:【2024年度版 システム間のデータ連携に関するアンケート調査】スターティアレイズ調べ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000016877.html

◾️『ferret One』の目指す世界

ルーチン業務に追われ、施策の企画や分析に時間が取れない——。

多くのマーケターが抱えるこの“もどかしさ”を、私たちは「AIと仕組み化による業務の自動化」で
解消したいと考えています。

『ferret One』は、AIと仕組み化による「業務そのものの自動化」を推進します。

単なるツール連携や機能拡張ではなく、マーケティングの「業務フロー全体を再設計」し、

繰り返しの作業やデータ転記などの“人がやらなくてもいい仕事”をAIワークフローが代行します。

その結果、マーケターは日々の作業から解放され、判断や戦略の立案、アイデアの創出といった
本来時間をかけるべき創造的な業務に集中できる。

『ferret One』は、そんな“人が手を動かさなくても業務が進む世界”の実現を目指しています。

◾️新機能「AIワークフロー」でできること

各種ツールに点在するデータを統合し、業務フローを仕組み化することで、繰り返し発生する
業務の効率化を実現します。

たとえば「問い合わせ対応」一つをとっても、

1. 情報の取得(会社情報や担当者情報の検索)

2. アプローチ可否の判定(担当者やターゲットの特定)

3. 問い合わせ内容の要約

4. 次に取るべきアクションの整理と営業担当への通知

といった複数の工程が存在し、これらを人が手動で行っているケースが少なくありません。

「ferret One AIワークフロー」は、こうした業務プロセス全体を見直し、

AIとシステムによって自動化・最適化することで、担当者の負担軽減と業務品質の向上を同時に実現します。

◾️活用例:「休眠顧客のフォローアップ自動化」

営業活動で最も大切なのは、検討タイミングを逃さないこと

しかし実際には、一度タイミングが合わずに失注した顧客の「再検討の兆し」を把握するのは簡単ではありません。

忙しい営業に変わってマーケターがMA(マーケティングオートメーションツール)を使ってスコアリングやメール配信を行っても、その後のフォローは営業任せ。進行中の案件対応に追われる中で、過去顧客のフォローまで手が回らない——。

これは多くの企業で共通する課題です。

『ferret One』のワークフローなら、再検討を開始したタイミングを自動で検知し、

テンプレートから数クリックで「休眠顧客フォローの自動フロー」を設定できます。

あとは、自動で送信されるリマインドや日程調整の返信を待つだけ

これにより、マーケターは興味を喚起するコンテンツづくりに集中でき、

営業担当は最適なタイミングで顧客にアプローチし、効率的に商談機会を再創出できるようになります。

■今後の展望について

『ferret One』ではワークフロー機能をβ版で提供し、実際のユーザー環境での検証を進めています。
今後は、得られたフィードバックをもとに改良を重ね、年内の正式リリースを予定しています。

正式版では、これまで手作業で行っていたマーケティングや営業活動の一部をAIが自動で判断・実行できるようになり、“人が動かなくても成果が生まれる仕組み”の実現に一歩近づきます。
今後も『ferret One』AIとデータ連携を軸にお客様の価値創出を支える新たな機能を順次提供してまいります。

■『ferret One』について

『ferret One』は、BtoB企業がマーケティング活動を行う上でのお困りごとを、まるっと解決していくBtoBマーケティングサービスです。「今のマーケティング活動をもっと効率的に運用したい」「マーケティング活動を始めたいがどのように進めたら良いかわからない」。そんなBtoBマーケティングのお困りごとを戦略設計、サイト構築、マーケティング運用の効率化、ツール提供など、あらゆるプロセスから解決していきます。

URL:https://ferret-one.com/

■株式会社ベーシックについて

株式会社ベーシックは、「事業の成長を人の数で解決しない」をパーパスに掲げるAIワークフローカンパニーです。「workrun」「ferret One」「formrun」の3つのワークフローツールを中心に、企業の業務プロセスを再設計し、人とAIが協働する新しい働き方を支援しています。

  • workrun:業務プロセス全体の設計・自動化を支援するワークフローツール

  • ferret One:サイトを起点にマーケティング業務を統合するBtoBマーケティングワークフローツール

  • formrun:フォームを起点に、問い合わせや営業対応などの業務を管理運営するワークフローツール

社名:株式会社ベーシック

代表者:代表取締役 秋山勝

所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町17-6 一番町MSビル2F

設立年月:2004年3月

事業内容:ワークフロー事業・顧客接点DX事業

URL:https://basicinc.jp/

■本件に関する問い合わせ先

株式会社ベーシック ferret事業部
Email:fo_info@basicinc.jp

URL:https://ferret-one.com/

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会社概要

株式会社ベーシック

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URL
http://basicinc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区一番町17-6 一番町MSビル2F
電話番号
-
代表者名
秋山勝
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2004年03月