カヤック、千葉県銚子市と「地域活性化起業人」に関する協定を締結

〜 自由に、面白い発想で、新しい銚子産品の開発目指す 〜

株式会社カヤック

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証グロース:3904)と千葉県銚子市は、総務省が推進する「地域活性化起業人」プログラムを活用し、銚子市へカヤック社員を​​派遣する協定を締結いたしました。「地域資本主義」を掲げる当社にとって、多様化する地域課題の解決に関わることは重要な経営テーマです。当社が得意とする固定概念にとらわれないコンテンツ的な発想力・企画力で、銚子の新たな地域産品の開発・開拓や銚子の魅力発信に貢献し、地域と共に成長する起業を目指します。

銚子市定例会見:向かって右から、越川信一 銚子市長、カヤック佐藤 文彦、カヤック執行役員 中島みき銚子市定例会見:向かって右から、越川信一 銚子市長、カヤック佐藤 文彦、カヤック執行役員 中島みき

  • 兵庫県豊岡市のふるさと納税返礼品「バズさと納税」を担当した社員が、銚子の魅力を発掘

 カヤックは鎌倉に本社を置く地域企業です。「つくる人を増やす」という経営理念のもと、広告やSNSプロモーションといったコンテンツ制作からゲームの企画・開発、VR・メタバース開発など幅広い事業展開をしています。地域ならではの豊かさを実現する「地域資本主義」を提唱し、2020年には「ちいき資本主義事業部」を設立。移住スカウトサービスの「SMOUT」やデジタル地域コミュニティ通貨「まちのコイン」といった地方創生や地域コミュニティの活性化を推進しています。

 千葉県銚子市は人口約56,000人、東京から約100キロメートルの関東平野の最東端に位置し、日本一早い初日の出が見られるまちです(山頂・離島を除く)。 12年連続日本一の水揚げ量を誇る水産業や、江戸の食文化を育んだ関東風濃口醤油など、多くの地域産品がある銚子を、カヤックらしい自由な発想とユニークな視点で、新たな魅力の再発見を期待され本協定が決定いたしました。6月1日より派遣される佐藤は、これまで兵庫県豊岡市のふるさとの納税返礼品開発や、鎌倉市でカヤックが事業者として出品する返礼品の企画・開発を担当してきました。これらの知見を活かし、新たな付加価値を産む銚子のふるさと納税の開発・開拓にも携わって参ります。

 なお、「地域活性化起業人」の活用は本件で、4人目となります。今後も自治体との連携を推進し、カヤックのノウハウや知見を活かして日本の地域が面白くなるお手伝いができればと考えております。


  • 「地域活性化起業人」とカヤック

 「地域活性化起業人」は、令和2年度まで推進されていた「地域おこし企業人」プログラムを刷新し、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を、そのノウハウや知見を活かし、一定期間(6ヶ月以上3年以内)地方公共団体が受け入れ、地域活性化に向けた幅広い活動に従事してもらう取り組みです。

 カヤックは本制度を活用し、2021年に2名の社員を青森県藤崎町および三重県玉城町へ派遣。2022年に執行役員1名を北海道下川町へCIO補佐官として派遣しています。


参考:プレスリリース 「カヤック初、青森県藤崎町・三重県玉城町と 「地域活性化起業人」に関する協定を締結」(2021年4月21日)https://www.kayac.com/news/2021/04/kigyojin

参考:プレスリリース 「カヤック執行役員が北海道下川町のCIO補佐官に着任」(2022年5月12日)

https://www.kayac.com/news/2022/05/shimokawa

  • 派遣概要

千葉県銚子市

1.所属先

 秘書広報課 公民連携事業室

2.派遣期間予定

   令和5年6月1日~令和6年3月31日(最大3年間)

3.業務内容

(1) 地域産品の開発・開拓に関すること。

(2) 地域産品の販路拡大に関すること。 

(3) 市の魅力発信に関すること。

(4) 市のブランド戦略に関すること。

4. 派遣者

企画部・人事部 佐藤 文彦 

プロフィール:2000年からIT、インターネット業界で仕事をし、10年以上ベンチャー企業経営に従事。特に、EC 、決済、新規事業、事業立ち上げなどを得意としてきた。2021年カヤックに入社し、新規事業立ち上げやふるさと納税を活用したサービスなどを担当。

  • 佐藤 文彦からのコメント

 銚子市を盛り上げるために、カヤックのナレッジや、私個人のスキルや経験を活かし、地域産品の開発、市の魅力発信などにより、交流人口・関係人口の増加につながるような、地域経済の活性化と市の魅力向上に取組んでいきたいと考えております。


  • 越川 信一・銚子市長からのコメント

 銚子市は今年市制施行90周年を迎えましたが、国勢調査人口は昭和40年の91,492人以後、60年近くにわたって減少を続け、現在の人口は約56,000人となりました。人口減少とそれに伴う地域の活力低下は、銚子市にとって最大の課題のひとつです。カヤック様とともに、地域産品の開発、市の魅力発信などにより、交流人口・関係人口の増加につながるような、地域経済の活性化と市の魅力向上に取組んでいきたいと考えております。

また、本市は昨年度、令和7年度までに寄付額を10億円に引き上げることを目標とした「銚子市ふるさと納税推進ビジョン」を策定しました。カヤック様の自由で面白い視点を活かし、ふるさと納税の返礼品開発にもご協力いただければと思います。


<銚子市について>

 銚子市は東京から約100キロメートル、関東平野の最東端に位置し、山頂・離島を除き日本一早く初日の出を見ることができるまちです。また、利根川と太平洋により三方を水に囲まれ、河口から続く海岸線は砂浜あり、岬あり、断崖絶壁ありと、変化に富んだ雄大な景観美を織りなしています。

 12年連続水揚げ量日本一を誇る銚子漁港をはじめ、「夏涼しく、冬暖かい」気候を活かした農業、歴史と伝統を実感できる醤油工場、さらには、これらの産業基盤から産出される豊富で新鮮な食材や特産品を備えるなど、多くの地域資源に恵まれています。


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株式会社カヤック 会社概要

固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。

設立  :2005年1月21日

代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜

所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8

事業内容 :日本的面白コンテンツ事業

URL  :https://www.kayac.com/

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会社概要

株式会社カヤック

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URL
http://www.kayac.com/
業種
情報通信
本社所在地
御成町11-12 御成町11-12
電話番号
0467-61-3399
代表者名
柳澤大輔
上場
東証グロース
資本金
5億3700万円
設立
2005年01月