国境なき医師団の緊急医療・人道援助活動を体験──オンライン謎解きゲーム 販売開始
謎解きの舞台となる南スーダンは20年以上にわたる内戦の末、2011年にスーダンから独立した国です。2013年に再び紛争状態にとなり、暴力に加え、食料の不足、感染症の流行、洪水の発生など今なお人道危機が続き、多くの人が住まいを追われ避難民となっています。MSFは、このオンライン謎解きゲームをとおして南スーダンの人道危機の現状と、MSFの医療・人道援助活動への理解・関心が広がることを期待しています。
「南スーダン救出作戦~答えは変えられる~」は、もともと謎解き体験型イベントとして開発され、2019年3月にMSF日本事務局や関東、関西の大学など5カ所で開催し、約1000人が参加しました。参加者からは「南スーダンの大変な状況をよく知るきっかけになった」「謎解きとしても楽しめる」といった反響がありました。今回、より多くの人にご参加いただけるように、自宅でも手軽に体験できるゲームとして制作しました。
ゲームは4人1チーム(1人でも参加可能)となり、南スーダンに派遣されたMSFのスタッフとして紛争の被害状況の調査や、病院・避難民キャンプでの医療援助をとおして次々に発生する難題を解決し、1人でも多くの命を救うことを目指します。ゲームに参加するには専用の「謎解きキット」と、筆記用具、YouTube動画を見られる端末、LINEアプリの使用が可能なスマートフォンの用意が必要です。
<オンライン謎解きゲーム概要>
国境なき医師団×タカラッシュ!「南スーダン救出作戦~答えは変えられる~」
特設サイト:https://www.msf.or.jp/news/special/nazotoki-ssd/index.html
申込サイト: https://huntersvillage.jp/quest/kokkyounakiisidan
販売開始日:9月22日(金)から申し込みに応じて順次発送
費用:1210円(税込)+送料
対象年齢:12歳以上推奨
監修:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
制作:株式会社タカラッシュ
お問い合わせ:event@tokyo.msf.org
国境なき医師団について 民間で非営利の医療・人道援助団体。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助活動を届けている。現在、世界75の国と地域で、医師や看護師をはじめ4万9000人のスタッフが活動(2022年実績)。1971年にフランスで設立、1999年にはノーベル平和賞を受賞。1992年に日本事務局が発足し、日本国内では、援助活動に参加する人材の採用・派遣、人道危機や医療ニーズを伝える証言・広報活動、現地医療活動を支える資金調達などを行っている。2022年には89人を26の国と地域に延べ119回派遣。活動地へ赴くスタッフは通年採用している。 |
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