キヤノン、第58回技能五輪全国大会で金メダルを獲得

キヤノンは、2020年11月13日(金)から11月16日(月)まで愛知県国際展示場など7会場で開催された第58回技能五輪全国大会において、「精密機器組立て」職種で金メダル(金賞)を獲得しました。「精密機器組立て」職種における金メダル獲得は3度目です。

金メダルを獲得した山田涼介選手金メダルを獲得した山田涼介選手

山田選手が組立調整の手仕上げ作業をしている様子山田選手が組立調整の手仕上げ作業をしている様子

今回、金メダルを獲得したのは、取手事業所(茨城県取手市)に勤務する山田涼介選手です。
金メダルを獲得した「精密機器組立て」職種は、20点におよぶ部品の加工から組立・調整までを行い、精密な機構モデルを製作する競技です。課題内容は4.5カ月前に公開され、最適な加工方法や加工手順を検討して臨みます。3種の工作機械(精密旋盤、精密フライス盤、平面研削盤)とヤスリを用いるため、読図や測定、段取りはもちろん、高い精度での切削加工や手仕上げの技能が求められます。

キヤノンは1959年に、現在の「ものづくり推進センター」の前身となる「技能研修所」を設立し、ものづくりを支える技能者や技術者の育成に努めてきました。そして、2016年2月には「ものづくり人材育成の総本山」としての機能を持つ新棟を取手事業所内に設立し、さらに高度で充実した研修環境と人材育成制度を構築しています。

キヤノンは若手技能者育成の一環として、2004年の第42回大会から技能五輪全国大会に参加しており、2005年の第43回大会から16年連続で賞を受賞しています。今年はキヤノングループから4職種に13名が出場し、金メダル(金賞)1件のほか、銅メダル(銅賞)3件、敢闘賞2件の合計6件の賞を受賞しました。今回のメダル獲得を励みとし、次世代を担うものづくり技能者の育成にさらに力を入れていきます。

<「技能五輪全国大会」とは>
技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性及び必要性をアピールし、技能尊重気運の醸成に資することを目的として実施する大会であり、昭和38年から毎年開催されています。幅広い職種を対象とする、唯一の全国レベルの技能競技大会です。偶数年度の大会は、翌年に開催される技能五輪国際大会(隔年で開催される唯一の世界レベルの技能競技大会)の選手選考を兼ねています。
第58回目である今年の技能五輪全国大会では、40職種に全国から944名が参加し、お互いの技を競い合いました。
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