時代や地域、気候の変動により変わる衣替え

株式会社ナビット

 
  • 由来は平安の時代にまで遡る
「広辞苑」(第4版・1991年11月発行)によると、「衣替え」は「季節の変化に応じて衣服を着かえること」と言葉の意味を簡単に説明したあと、平安時代にまで遡って、その由来を詳しく解説しています。また、最近のインターネットでも「日本文化研究ブログ」などで「平安時代に中国の風習を採り入れた宮中の行事が由来」と紹介しています。

この頃はもちろん旧暦で、江戸時代になると武家では四季に応じた衣替えが制度化されています。明治になると、暦は太陽暦に変わり、軍人や警察官などは6月1日に冬服から夏服へ、10月1日に夏服から冬服に衣替えし、学校や企業など一般にも拡がっていきます。

ただ、日本列島は南北に長い地形で全国一律の衣替えは難しいうえ、地球温暖化などによって四季の変化も不順なことが増えています。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「衣替えについて」アンケートを実施しました。

《調査概要》
調査期間:2022年10月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
 
  • この秋に衣替えをした人は55%
【調査】
質問:衣替えをしましたか?


衣替えをしたかの質問に対して、「衣替えをした」人の割合は55.5%でした。半数が衣替えをしたという結果になりました。
 
  • 衣替えの頻度は「年2回」が最多
【調査】
質問:衣替えの頻度はどれくらいですか?


衣替えの頻度については「年2回行う」人の割合が最も多くて44.0%。次いで「気温に応じて行う」が28.7%。「季節に合わせて4回行う」が9.7%でした。
 
  • 衣替えで不要になった服は「捨てる」人が5割
【調査】
質問:衣替えでいらなくなった服はどうしていますか?


衣替えをした結果、不要になった服の処分は、「捨てる」人が49.9%と全体の半数。「フリマアプリ等で売る」が16.9%、「人にあげる」が4.6%と、有効活用する人も結構います。
 
  • 衣替え時に「服を買う」人は約4割
【調査】
質問:衣替えのタイミングで服を買いますか?


衣替えのタイミングで服を買うかとの問いに「買わない」と答えた人が37.7%いるのに対し、「2~3着買う」(33.5%)を筆頭に「5着以上買う」(3.7%)、「10着以上買う」(1.4%)、「それ以上買う」(0.8%)の合計、つまり「買う」人は39.4%「買わない」人を上回っています。
 
  • 衣替えの悩みで最も多いのは増えた「不用品の処分」
【調査】
質問:衣替えで悩むことは何ですか? (フリー回答)


衣替えで悩むことについてフリー回答を求めました。大雑把なキーワードで分類した結果が棒グラフです。

それによると、最も多かった悩みは「いらなくなった服を捨てるかどうか」で、200人を超えました。次いで「収納のためのスペース」が130人以上。また、関連のある「タイミング」と「気温や季節」を合わせると約200人います。

悩みが「ない」との回答が300人近くあります。【設問1】で400人以上が「衣替えはしなかった」と回答していますが、この中にもフリー回答では「悩み」を感じている人がかなりいたものと思われます。

フリー回答の一部を原文のまま紹介します。

替え時が難しい。服を用意したと思ったら、気温が戻ったりする

あまり着なくなった服を取っておくか捨てるかで迷います

家族が多いので、衣替えの作業が大変
 
  • 最低気温温18°Cが衣替えの目安
ライオン(株)と(株)ウェザーニュースが2019年秋に行った調査によると、最低気温が20°Cを切ると約5割の人が衣替えをすませ、18°Cで約6割の人が半袖から長袖に移行していることがわかったそうです。

このデータを基に、最低気温が18°Cになる予測日を「衣替え前線」として発表しています。9月1日に更新された「2022年衣替え前線」は下記のように発表されています。

・北日本、東日本の標高の高い地域 → すでに長袖が必要な時期

・関東 → 9月下旬~10月上旬頃

・西日本、東海 → 10月中旬にかけて長袖の出番が増えそう


現実の衣替えは、日本列島の北と南では「9月1日~12月1日」の3カ月くらいの差があるということになりますね。

 
  • 1000人アンケート
今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

 
  • 1000人アンケートとは
1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
  • お気軽にご利用下さい!





ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!
★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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・事前に株式会社ナビット 広報担当まで連絡頂けますようお願い申し上げます。
・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。

<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
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会社概要

株式会社ナビット

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URL
https://www.navit-j.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8階
電話番号
03-5215-5713
代表者名
福井 泰代
上場
未上場
資本金
9950万円
設立
2001年01月